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福岡アジア文化賞

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福岡アジア文化賞
受賞対象アジア固有の文化の保存と創造に関する功績をおさめた個人および団体
日本
福岡市
主催福岡アジア文化賞委員会
福岡市
よかトピア財団
初回1990
公式サイトhttp://fukuoka-prize.org/

福岡アジア文化賞(英語:Fukuoka Prize)は、アジア文化の保存と創造に関する功績を顕彰するため、福岡県福岡市によって1990年に始められた賞である。

アジアの固有かつ多様な文化の保存と創造に顕著な業績をあげた個人又は団体を顕彰することにより、アジア文化の価値を認識し、その文化を守り育てるとともに、アジアの人々が相互に学び合いながら、幅広く交流する基盤をつくることに貢献することを目的としている。

大賞、学術研究賞、芸術・文化賞が設けられており、毎年9月に福岡市で授賞式、市民フォーラムなどの公式行事を開催。

これまでの主な受賞者にムハマド・ユヌス氏やドナルド・キーン氏などがいる。

部門

  • 大賞
学術研究又は芸術・文化の分野においてアジアの文化の意義を全世界に対し示したもの。国際性普遍性大衆性独創性などが要件。
  • 学術研究賞
アジア分野の学術研究における貢献を評価。社会人類学カルチュラル・スタディーズ歴史学経済学考古学など。
  • 芸術・文化賞
アジア固有の芸術・文化の保存と発展における功績を評価。音楽絵画彫刻映画ビデオアート舞踊伝統芸能など。

歴代受賞者

1990年(第1回)

1991年(第2回)

1992年(第3回)

1993年(第4回)

1994年(第5回)

1995年(第6回)

1996年(第7回)

1997年(第8回)

1998年(第9回)

1999年(第10回)

2000年(第11回)

2001年(第12回)

2002年(第13回)

2003年(第14回)

2004年(第15回)

2005年(第16回)

2006年(第17回)

2007年(第18回)

2008年(第19回)

2009年(第20回)

2010年(第21回)

2011年(第22回)

選考過程

世界各国約7,000人の推薦委員からの推薦をもとに、学術研究賞選考委員会芸術・文化賞選考委員会が各賞の受賞候補者を選出し、福岡アジア文化賞審査委員会が決定する。

審査・選考委員会

福岡アジア文化賞審査委員会

  • 有川節夫(委員長)
  • 高田洋征(副委員長)
  • 稲葉継雄
  • 小西正捷
  • 清水展
  • 土屋直知
  • 西村篤子
  • 藤原恵洋

学術研究賞選考委員

  • 稲葉継雄(委員長)
  • 清水展(副委員長)
  • 天児慧
  • 石澤良昭
  • 末廣昭
  • 竹中千春
  • 中村尚司
  • 新田栄治

芸術・文化賞選考委員会

外部リンク