水戸黄門外伝 かげろう忍法帖

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水戸黄門 (パナソニック ドラマシアター) > 水戸黄門外伝 かげろう忍法帖
水戸黄門外伝 かげろう忍法帖
ジャンル 時代劇
脚本 葉村彰子
監督 矢田清巳金鐘守山内鉄也井上泰治
出演者 由美かおる
中野みゆき
ナレーター 杉山真太郎
製作
プロデューサー 五十嵐通夫、大庭喜儀、山田勝
制作 C.A.L
放送
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間1995年5月22日 - 9月4日
放送時間月曜 20:00 - 20:54
放送枠ナショナル劇場
放送分54分
回数16
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水戸黄門外伝 かげろう忍法帖』(みとこうもんがいでん かげろうにんぽうちょう)は、1995年5月22日から9月4日までTBS系列の「ナショナル劇場(後にパナソニック ドラマシアター→現在の月曜ミステリーシアター)」枠で放送された日本のテレビドラマ

2005年12月にタキコーポレーションよりDVD-BOXが発売された。

概要

お馴染み『水戸黄門』の登場人物の一人であるくノ一かげろうお銀を主役に配した水戸黄門唯一のスピンオフ作品本編の第23部と第24部の橋渡し的なストーリーであるが、あくまでも「外伝」であり『水戸黄門』本編のシリーズナンバーにはカウントされていない。第1話では当時の水戸光圀役・佐野浅夫ら、『水戸黄門』本編の人物が登場しており、パラレルワールド的な演出がなされている。

かげろうお銀は本編で毎回のように入浴シーンがあったことで知られるが本作でもその路線は健在であり、お銀や配下のくノ一たちがお色気で悪党を陥れるシーンが本作の売りになっている。テレビ時代劇としては映像面に趣向を凝らしており、忍法を使うシーンではCGやモーフィングを駆使した派手な演出が多用されている。オープニング(ブラックバックに白い紙吹雪を散らすもの)でも彼女らの忍術シーンが登場する。

本作は『水戸黄門』本編のように一つの旅程を連続して追う形式にはなっておらず、各エピソードは独立しており特に信濃国を舞台とするエピソードが全16話中4話と多い点も特徴である。

本作で『水戸黄門』本編の印籠に相当するのは光圀の直筆書状で、事件のクライマックスにお銀が大名や城代家老・奉行らの寝所に参じて書状を見せ、悪事の証拠を提示して悪党への裁きを求めるというものになっている。

『水戸黄門』の勧善懲悪路線を引き継いだ作品ではあるが、『水戸黄門』本編とは異なり、悪人を成敗する立場である主人公側の登場人物達が、悪事の調査中に悪人を始末(暗殺)することもあった。これは『水戸黄門』において、悪事の証拠が存在しない、あるいは悪事の証拠を隠滅するなどした悪人に対しては主役の光圀自身が証言者となって相手の悪事を証明するといったストーリー展開を行うことが可能であったのに対し、劇中で世間的には自身の正体を秘匿しなければならない公儀隠密のお銀を主役に配した場合、『水戸黄門』と同様のストーリー展開を行うことに限度があった為と考えられる。作中で始末される悪人は基本的に悪事の証拠が存在しない悪人、もしくは悪人に雇われた影の存在である忍びの者等に限られており、悪事の証拠が存在する場合はお銀が悪人の上位にあたる大名や城代家老・奉行に証拠を提示してその後の裁きを委ねており、悪人を始末するのはあくまで最低限に留められていた。

劇中で悪人が所持している証書等に「元禄十年」と記載されていることが何度かあり、劇中の時間設定は元禄10年であると考えられる。なお、第1話の冒頭でお銀が「10年振りに故郷に帰る」と発言しており、この時点でお銀が初登場した『水戸黄門』第16部から約10年の時間経過があるものと考えられる。

1990年オフィス・ヘンミが制作した前哨戦的作品『女忍かげろう組』から設定・BGM等を流用している。なお、山田風太郎の小説『かげろう忍法帖』とは無関係である。

CS放送では2010年にホームドラマチャンネルで放送されたのちに、2011年にTBSチャンネルで放送された。また、2012年3月28日から4月30日まではBS-TBSでも放送され、2014年10月23日から11月20日の間に再び放送された。

第1話のあらすじ

水戸老公一行の諸国漫遊の旅を終えたくノ一・かげろうお銀は、久々に暇をいただき故郷の大和国月ヶ瀬村への帰路を急いでいた。月ヶ瀬ではお銀の祖父で伊賀忍藤林一門の頭領である藤林無門が薬を作り、配下のくノ一たちが薬の行商をしながら平和に暮らしていた。

ところが、大和郡山藩十二万石に大事が勃発。次席家老・黒柳監物の讒訴(ざんそ)により国家老・津坂長左衛門が蟄居謹慎、病床にある藩主・本多忠常の病気平癒と称して黒柳が祈祷師を呼び薬湯を飲ませているが、その薬湯と御典医・宮内玄朴が調合する薬にからくりがあった。薬に南蛮渡来の毒物・砒素を混入することにより藩主を殺害し、正嫡鶴千代に代わりお尚の方が黒柳と通じて出来た子・菊丸を世継ぎにと企んでいたのである。

その監物が唯一恐れるのが水戸老公。お銀を通して光圀の耳に入るのを恐れた次席家老の黒柳は、根来の抜忍・髑髏党の宇陀羅坊に無門を襲撃させ、無門は宇陀羅坊の凶弾を受け絶命。飛猿の報せにより水戸の西山荘でこの一件を知った光圀は急遽、助さんと格さんを大和へ向かわせた。

お銀はくノ一たちを従え横笛小太郎、名張の翔、飛猿、そして助さんと格さんらの協力を得て髑髏党を滅ぼし、見事に祖父の仇を討つ。そして、助さんと格さんは光圀に託されたある物をお銀に渡す。それは、光圀が書いた諸国の大名に宛てた書状であった。

 此者 長年に渡り 我が身辺に 仕える者也
 此書面 差し出したる時 此者の言ハ 水戸光圀の 言と思ひ
 真摯に対処 致される様 願ひ上げ候

水戸光圀 

そして「これまでの諸国漫遊で諸大名の政を見て悪を正してきたが、今回の大和郡山藩の内紛のように、目の届かないところが随所にある。自分に代わり、お銀を頭に藤林一門に悪を正す力を貸してほしい」との光圀からの伝言を受けたお銀は光圀の願いを快諾。

かくして、お銀率いるかげろう組の世直し旅が始まったのであった。

主要登場人物

かげろう組

かげろうお銀(由美かおる
伊賀忍・藤林無門の孫娘。祖父の仇・髑髏党を滅ぼした後、光圀の書状を携え頭領としてかげろう組を率い、世直しの旅に出る。普段の服装は『水戸黄門』本編の定番である鳥追いだが、赤を基調とした修験者の服装の時もある(第1話のみ紫を基調とした修験者の服装)。『水戸黄門』では見られない変身の術や身替わりの術を使う。『水戸黄門』と同じく、革を縫い込んだ紺色の忍装束を着用。
伽羅(中野みゆき
かげろう組のくノ一でサブリーダー格。劇中で何度も悪人から褒め称えられるほどの美貌と色香と気品を兼ね備えており、伽羅が敵であることが判明した後でも尚、伽羅に対し執心を抱く男の悪人もいるほどであった。頭領であるお銀の信頼も厚く、単独で悪人の懐に飛び込む任務がかげろう組のくノ一の中ではもっとも多いが、それだけ危険な目にあうことも多い。男を惑わせる香気の術の使い手であり、香気に引き寄せられてきた男を眠らせたり、時に始末したりすることもある。剃刀も武器として使用。忍術だけではなく剣術の腕も優れており、女性らしいしなやかな動きの剣技が特徴。赤色の忍装束を着用。
蛍(羽田惠理香(現・はねだえりか)
かげろう組のくノ一。敵の目をくらませたり、目を回させて気絶させることができる忍法・蛍火で悪党を幻惑する。上田(第2話)では鉢屋賀麻の妖術・鬼蜘蛛に操られて危機に陥った。伽羅や朧に比べると未熟な面もあるが、若さ故のバイタリティでその差を補っている。花火の又八に気があるらしい描写が劇中で何度かあった。小柄な体躯で俊敏に動き回り相手を翻弄する剣技が特徴。紫色の忍装束を着用。
朧(鈴木奈穂
かげろう組のくノ一。伽羅や蛍のような派手な固有の忍法は持ち合せていないが、指通しの輪がついた小刀を武器として使用している。悪党の謀議を察知し伝書鳩で仲間に知らせるつなぎの任務や他のくノ一達を補佐する任務を担当することが多く、朧自身がお色気で悪党を陥れるシーンは少なかったが、上田(第2話)では花魁に扮して周参見屋を魅了し、風呂の中で小刀を用いて周参見屋を始末する活躍を見せた。くノ一では唯一の怪力の持ち主である。長い手足と抜群の身体能力を活かした躍動感のある剣技が特徴。緑色の忍装束を着用。
茜(吉井丈絵
かげろう組のくノ一。梓・楓と行動を共にすることが多く、3人の中ではリーダー格。人吉(第10話)では、宿の仲居3人の意識を一時的に乗っ取る忍法を使って御馳走を自分達の部屋に持ってこさせていた。茜・梓・楓の3人は1話に出演した後なぜか第10話まで出番がなかったが、人吉(第10話)では湯女宿に潜入し、湯女に扮して悪人達を接客した後忍装束に一瞬で着替え、見張りに悟られぬよう嬌声をあげながら悪人達を体術で懲らしめ悪事の証書を奪い取る活躍を見せた。この時、茜は悪人の1人友成嘉門を担当し、一方的に翻弄している。青色の忍装束を着用。
梓(彩木優花
かげろう組のくノ一。茜・楓と行動を共にすることが多い。固有の忍法はない。人吉(第10話)の湯女宿では悪人の1人鷹淵主馬を担当し、一方的に翻弄した後鷹淵の持っていた悪事の証書を奪い取った。山吹色の忍装束を着用。
楓(稲村友紀
かげろう組のくノ一。茜・梓と行動を共にすることが多い。固有の忍法はない。第1話で薬の行商先の飛騨高山で出会った宮大工の話ばかりすることを茜にからかわれていた。人吉(第10話)の湯女宿では薊と共に悪人の1人八代屋を担当し、一方的に翻弄した後八代屋の持っていた悪事の証書を奪い取った。山吹色の忍装束を着用。
繭(浅井星光
かげろう組のくノ一。固有の忍法はない。茜・梓・楓と行動を共にしているが、出番は第1話と塩尻(第12話)のみであり他の3人より少ない。青色の忍装束を着用。
薊(一条かおり
かげろう組のくノ一。固有の忍法はない。人吉(第10話)で茜・梓・楓と共に湯女宿に潜入し、楓と共に悪人の1人八代屋を担当し、一方的に翻弄した後八代屋の持っていた悪事の証書を奪い取った。第10話のみの登場となっており、なぜかその後登場することがなかった。青色の忍装束を着用。
胡蝶(細川ふみえ
かげろう組のくノ一。津和野(第3話)で登場。乱心の藩主に捕らわれた娘たちを救うためにわざと攫われて津和野城へ潜入し、城内の陰謀を探る。敵の目をくらませる忍法・蝶の舞で戦う。普段は穏やかな口調で話すが、自分を襲おうとした男を撃退した時などに、厳しい口調で「ばーか!」と吐き捨てるように相手を罵ることがある。黄色の忍装束を着用。
桔梗(杉本彩
かげろう組のくノ一。普段は尼僧を装う。相馬(第5話)で登場。悪事を探る為に葛西屋の懐に飛び込み、妖艶な美貌と色香で葛西屋を魅了して始末する活躍を見せた。鍼と桔梗の花が武器であり、桔梗の花の匂いを嗅いだり、口や鼻の穴が桔梗の花で塞がれたりすると相手は金縛りにあって動けなくなってしまう。剣術は不得手のようで戦闘ではピンチに陥ることもある。青色の忍装束を着用。
夢女(蜷川有紀
かげろう組のくノ一。諏訪(第7話)と松山(第13話)で登場。普段は流れ者の遊女を装う。目から妖しい光を発し、相手に耽美な幻覚を見せる。女郎屋から足抜けしようとした娘を連れ戻すといった非情な面もある。戦闘では剣術を用いず、蹴りや平手打ちで敵を打ち負かしたり薄紫色の薄布で敵の顔を絡め取るといった戦い方をする。名張の翔に気があるらしい描写が劇中であった。緑色(諏訪)と青色(松山)の忍装束を着用。

伊賀忍

柘植の飛猿野村将希
お銀と同様に光圀に仕える伊賀忍。鍛え抜かれた肉体とそれを駆使した体術は本作でも健在である。登場の際に謎の光を放つ能力を使う。
花火の又八(せんだみつお
『水戸黄門』第16部・第17部に登場した煙の又平の弟。村では亡き兄に代わってくノ一の世話役を一手に受けている。火薬の扱いは一流だが、酒と女に目がない。技はバズーカ状の火炎筒を使った火炎の術。爆竹や焙烙玉といった火器全般の扱いにも長けている。事件発生を狼煙で仲間に知らせる役目も行う。なお佐渡(第16話)では、又八が焙烙玉を使って悪人の部屋に火をつけ、悪人がその火に驚いているうちに一瞬で火が消え、燃えていたはずの部屋が何事もなく元通りになっているという描写があった為、火炎の術は幻術も含んでいるものと考えられる。語尾に「ナハ!(演じるせんだの十八番のセリフ)」を付ける癖がある。旅の道中では蛍と共に行動する事が多い。
横笛の小太郎(中村橋之助
伊賀の上忍・百地一門の跡取り。それ故に、お銀たちからは「小太郎様」と敬称を付けて呼ばれる。剣術と変装に長け、忍法白波という水技や治療光線、相手を手を触れず投げ飛ばすなど奇怪な技を使う。お銀のいとこでもある。第1話、津和野(第3話)、熊野(第4話)、諏訪(第7話)、富山(第9話)、彦根(第11話)に出演した[1]
名張の翔(京本政樹
お銀と姉弟同様に育てられたクールで二枚目の伊賀忍。独楽や手ぬぐいを武器に戦う。後に『水戸黄門』第24部にもゲスト出演した。
卍の弥太平(左とん平
人吉(10話)と佐渡(16話)で登場。右腕に彫られた「卍」の入れ墨を手裏剣のように飛ばし、手裏剣が刺さった相手の意識を操って悪事を自白させる忍術を使う。サイコロを武器代わりに使うこともある。又八同様に助平であり、人吉と佐渡でいずれも、くノ一達が風呂に入っているところを覗こうとして水をかけられていた。
藤林無門(佐野浅夫
お銀の祖父であり伊賀忍・藤林一門の頭領。『水戸黄門』第16部以来、約10年ぶりのシリーズ再登場となった。大和郡山藩の内紛に巻き込まれ、根来の抜け忍・髑髏党に襲われて宇陀羅坊の凶弾を受け絶命。

その他

水戸光圀(佐野浅夫)※二役
第1話のみゲスト出演。物語の終盤でお銀が大名や城代家老・奉行らの寝所に参じて光圀の書状を見せる場面で声のみ出演する。
佐々木助三郎あおい輝彦
第1話のみゲスト出演。飛猿の報せを受け、格さんと共にお銀の許へ駆け付ける。
渥美格之進伊吹吾郎
第1話のみゲスト出演。飛猿の報せを受け、助さんと共にお銀の許へ駆け付ける。
うっかり八兵衛高橋元太郎
第1話のみゲスト出演。西山荘でお銀たちの身を案じている。
ナレーション(杉山真太郎

スタッフ

  • 製作:逸見稔
  • 原案・脚本:葉村彰子
  • 音楽:佐藤允彦
  • 撮影:都築雅人(第1話-第2話、第4話-第5話、第7話-第8話、第13話、第16話)、小林善和(第3話、第6話、第9話-第12話、第14話-第15話)
  • 美術:高見哲也(第1話-第2話、第4話-第5話、第7話-第8話、第13話、第16話)、三浦鐐二(第3話、第6話、第9話-第12話)、園田一佳(第14話-第15話)
  • 録音:佐藤茂樹(第1話、第7話)、木村均(第2話、第4話-第5話、第8話、第13話、第16話)、田辺義教(第3話、第6話)、田代博司(第9話、第11話)、中川清(第10話、第12話、第14話-第15話)
  • 照明:大谷康郎(第1話-第2話、第4話、第7話、第14話-第15話)、武邦男(第3話、第6話)、岩見秀夫(第5話、第8話)、伊勢晴夫(第9話-第12話)、畑下隆憲(第13話、第16話)
  • 編集:河合和子
  • 助監督:梅原重行(第1話-第2話、第4話、第7話)、喜田川隆義(第3話、第6話)、和田圭一(第5話、第8話、第13話、第16話)、佐藤晴夫(第9話、第11話、第14話-第15話)、六車雅宣(第10話、第12話) 
  • 邦楽監修:中本哲(全話)
  • 舞踊振付:若柳加織里(第6話)、若柳縫秀(第14話)、藤間勘静(第16話)
  • 擬斗:菅原俊夫(全話)(東映剣会)
  • 衣装:植田光三(全話)
  • 装置:山本永寿(全話)
  • 装飾:窪田治(第1話、第5話、第7話-第8話、第14話-第15話)、長尾康久(第2話、第4話)、長谷川優市呂(第3話、第6話、第9話-第12話)、三木雅彦(第13話、第16話)
  • 小道具:高津商会
  • 美粧結髪:東和美粧
  • かつら:山崎かつら
  • 刺青:毛利清二(第2話)
  • 記録:小川加津子(第1話、第7話)、森井千尋(第2話、第4話)、西村直美(第3話、第6話)、内藤幸子(第5話、第8話、第13話、第16話)、中田英子(第9話-第12話、第14話-第15話)
  • スチル:北脇克巳(第1話-第9話、第11話、第13話-第16話)、高瀬和三郎(第10話、第12話)
  • 計測:長谷川光徳(第1話、第5話、第7話-第8話、第10話、第12話)、山本辰也(第2話、第4話、第13話-第16話)、作村龍二(第3話、第6話、第9話、第11話)
  • VTR編集:岸本圭介(第4話-第16話)
  • 整音:神戸孝憲
  • 演技事務:山下義明
  • 制作進行:木岡敦(第1話-第2話、第4話、第6話-第8話、第13話、第16話)、松田渡(第3話、第5話、第14話-第15話)、宮崎俊弥(第9話-第12話)
  • 騎馬:岸本乗馬センター
  • 協力:京都大覚寺
  • 現像・テレシネ:IMAGICA(現:IMAGICAウェスト
  • 制作協力:東映太秦映像
  • 製作:C.A.L
  • プロデューサー:五十嵐通夫、大庭喜儀、山田勝
  • 監督:山内鉄也(第9話、第11話)、金鐘守(第3話、第6話、第14話-第15話)、矢田清巳(第1話-第2話、第4話-第5話、第7話-第8話、第13話、第16話)、井上泰治(第10話、第12話)

主題曲

  • 忍び風(作曲・佐藤允彦)

エピソード

脚注

  1. ^ 週刊TVガイド(1995年6月10日-6月16日号)133頁.中村橋之助が雑誌の取材に対し「舞台の都合もあって全シリーズの4本にしか出られず残念です」と語っている。
  2. ^ 「世の悪人輩(あくにんども)よ覚悟しな!」は、番宣写真のキャッチコピーとして用いられ、作中ではお銀の決め台詞として使用されている。