札幌市月寒体育館・屋外競技場
札幌市月寒体育館 | |
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施設情報 | |
正式名称 | 札幌市月寒体育館 |
用途 | アイススケート、アイスホッケーなど冬期屋内スポーツ、卓球など |
収容人数 | 固定2,321席、立見1052人 合計3,373人 |
設計者 | 北海道日建設計 |
施工 | 丸彦渡辺建設・木田建設JV |
管理運営 | (一財)さっぽろ健康スポーツ財団 |
構造形式 | 鉄筋コンクリート造および鉄骨造 |
敷地面積 | 48,165.5 m2 m2 |
建築面積 | 7,088.84 m2 m2 |
延床面積 | 9,678.44 m2 m2 |
階数 | 地上2階地下1階 |
着工 | 1970年3月 |
竣工 | 1971年11月 |
所在地 |
〒062-0051 北海道札幌市豊平区月寒東1条8丁目 |
位置 | 北緯43度1分45秒 東経141度23分57秒 / 北緯43.02917度 東経141.39917度座標: 北緯43度1分45秒 東経141度23分57秒 / 北緯43.02917度 東経141.39917度 |
札幌市月寒体育館(さっぽろしつきさむたいいくかん)および札幌市月寒屋外競技場(さっぽろしつきさむおくがいきょうぎじょう)は、北海道札幌市豊平区にある市立の体育館および多目的競技場である。
施設は札幌市が所有し、さっぽろ健康スポーツ財団が指定管理者として運営管理を行っている。
概要
かつての旧陸軍第7師団歩兵第25連隊の練兵場から札幌競輪場となっていた場所の跡地に開設された施設で、1962年より「月寒運動広場」として整備され、2013年現在は体育館・屋外競技場・カーリング場が設置されている[1]。
月寒体育館
施設
- 1階は通年利用可能なスケートリンク(30メートル×60メートル)。アリーナ面積3,098平方メートル(70.4メートル × 44メートル)
- 2階のロビーは卓球等に利用される。
- 150台収容の駐車場がある。
備考
- 1972年札幌オリンピックのアイスホッケー会場として建設され、現在も体育館の外壁には五輪マークが付いている。
- 「月寒屋内スケート競技場」としてオリンピック前年にオープンし、オリンピック後に「月寒体育館」に改め夏季はアリーナスポーツに使用されていた。1979年に通年型スケートリンクに変更された。
- アジアリーグアイスホッケーでは毎年12月に「クリスマスゲームズ in Sapporo」と題して所属チームが当会場に集い試合を繰り広げる。
- 札幌市は全10区に1館ずつ区体育館を整備しているが、ここ月寒体育館と、同じくオリンピック会場となった札幌市美香保体育館(東区)はその数に含まれず、別格扱いとなっている。
- 2015年世界女子カーリング選手権が当会場で開催された[2]。
月寒屋外競技場
施設
- 全天候型テニスコート4面(ハードコート)。
- ラグビー場は、フィールド面積約12,700平方メートル、最大4,715人の観客席がある。
- 弓道場は、和式、洋式併用で最長90メートルが10的ある。
- 21台収容の駐車場がある。
備考
- テニスコートは1979年、ラグビー場と弓道場は1987年にそれぞれ完成。
- ラグビー場は第44回国民体育大会ラグビー競技の会場として建設された。現在も北海道におけるラグビー競技の中心であり、北海道地区大学ラグビーフットボール選手権大会などが開かれる他、ジャパンラグビートップリーグ公式戦も行われることがある。
札幌市カーリング場
札幌市カーリング場(さっぽろしカーリングじょう)は、月寒体育館及び月寒屋外競技場に隣接して2012年にオープンしたカーリング専用施設。
2010年、月寒体育館及び月寒屋外競技場に隣接する市有地に通年型カーリング場を建設する構想が明らかになった[3]。
それまで札幌市内におけるカーリング競技施設としては札幌市美香保体育館があるが、専用施設ではないうえ、利用可能期間なども限定されている。
2006年トリノオリンピックがきっかけとなり、札幌を拠点とするカーリングチーム結成へ機運が高まったことを受け、通年型施設の建設へと動いた。
2011年10月着工[4]。2012年9月15日オープン[5][6]。
施設名は「札幌市カーリング場」とするが、愛称の命名権は北海道銀行に売却され、「どうぎんカーリングスタジアム」とする[5][6]。なお、前出のカーリングチームも道銀が支援し、北海道銀行フォルティウスとして活動している。
施設
- カーリングシート 5シート
備考
- 2012年10月にパシフィック・アジア選手権日本代表選考会の会場となり[7]、2013年2月には日本カーリング選手権大会の会場となった。
所在地
- 北海道札幌市豊平区月寒東1条8丁目
交通手段
- 札幌市営地下鉄東豊線月寒中央駅から徒歩3分
札幌競輪場
札幌競輪場 | |
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基本情報 | |
所在地 | 北海道札幌郡豊平町字月寒(当時) |
開設 | 1950年(昭和25年)5月4日(初開催前日) |
閉場 | 1960年(昭和35年)11月5日(最終開催) |
所有者 | 北海道 |
施行者 | 北海道 |
走路 | 500m |
開催期間 | 4月 - 11月 |
札幌競輪場(さっぽろけいりんじょう)は、1949年から1961年まで当地に設置されていた競輪場である。施設所有および主催は北海道。
施設は1949年10月に竣工[8]し、その後春を待って1950年5月に初開催が行なわれた。記念競輪として北海道大学の施設内に設置されていた鐘の名称にちなんだ『エルムの鐘レース』が行われていた。また、1952年には函館競輪場と共同ですすきのに場外車券売場(現:サテライト札幌)を開設。この場外施設は後に函館の単独管理となるが、これは札幌が本場の売り上げだけでも好調だったためである。1954年には第9回国民体育大会の自転車競技トラックレース会場にもなっている。
しかし1959年に公営ギャンブル否定派の町村金五が北海道知事に当選。かねてから道営競輪開催廃止の意向を示していた町村は、1960年に札幌競輪場の年内廃止を表明した。これに対し地元の豊平町では自ら主催することで競輪場の存続を図ったが、町民の理解を得られなかったことに加え、当時豊平町は札幌市と合併協議中だったことなどもあり、開催権を引き継ぐことができず断念せざるを得なかった。
こうして1960年11月5日の開催をもって札幌競輪場での開催は終了。なお、札幌競輪場は1961年4月をもって正式に廃止され、敷地は豊平町に譲渡されたが、同年5月に豊平町は札幌市と合併している[1]。
脚注
- ^ a b 平成24年度スポーツ部事業概要・p82 (PDF) - 札幌市観光文化局
- ^ “2015年、札幌で世界女子カーリング 12カ国・地域激突”. 北海道新聞. (2013年9月14日)
- ^ “札幌市に通年型カーリング専用場”. 北海道PucchiNet. (2010年1月30日)
- ^ 札幌市 (2011年7月11日). “平成23年度第4回定例市長記者会見記録”. 2012年4月14日閲覧。
- ^ a b 札幌市カーリング場のネーミングライツ(命名権)協賛企業の募集要項 (PDF)
- ^ a b “札幌新設カーリング場命名「どうぎんスタジアム」に”. 北海道新聞. (2012年6月28日)
- ^ “代表選考会は札幌で/カーリング”. サンケイスポーツ. (2012年6月30日)
- ^ 自転車文化センター友の会だより - 自転車文化センター・2008年1月