五月台駅
五月台駅 | |
---|---|
五月台駅南口(2007年2月19日撮影) | |
さつきだい Satsukidai | |
◄新百合ヶ丘 (1.5 km) (1.3 km) 栗平► | |
所在地 | 川崎市麻生区五力田三丁目18-1 |
所属事業者 | ■小田急電鉄 |
所属路線 | 多摩線 |
キロ程 |
1.5km(新百合ヶ丘起点) 新宿から23.0 km |
駅構造 | 地上駅(橋上駅) |
ホーム | 2面2線 |
乗降人員 -統計年度- |
9,275人/日 -2009年- |
開業年月日 | 1974年(昭和49年)6月1日 |
五月台駅(さつきだいえき)は、神奈川県川崎市麻生区五力田三丁目にある小田急電鉄多摩線の駅である。駅は丘の頂上にある。
駅構造
相対式ホーム2面2線を有する地上駅で、橋上駅舎を持つ。2006年3月までの約2年間にわたり駅の大幅な改修が行われ、エレベーターが設置された。トイレは上り線ホームに面して設置されている。
早朝(初電から7時30分)および日中(11時から13時)は駅員無配置となっている。
2006年1月31日より、ホームの屋根には太陽光発電の発電パネルが設置され、自動券売機や自動改札機の電力に利用されている[要出典]。
2011年、券売機が更新された。小田急各駅で導入されているタイプのものだが比較的遅い時期の設置となった[要出典]。
2012年度の鉄道事業設備投資計画によると、各駅停車の10両編成化に対応するためのホーム有効長の延伸工事が実施される予定である[1]。
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■多摩線 | 下り | 小田急多摩センター・唐木田方面 |
2 | ■多摩線 | 上り | 新百合ヶ丘・新宿・千代田線・小田原・片瀬江ノ島方面 |
利用状況
2010年度の1日平均乗降人員は9,496人である[3]。近年の乗降人員・乗車人員の推移は下記の通り。
年度 | 1日平均 乗降人員 |
増加率 | 順位 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|---|---|---|
1979年 | 775 | |||
1982年 | 1,376 | 67位/67駅 | ||
1987年 | 3,587 | |||
1995年 | 2,717[4] | |||
1996年 | 2,831[4] | |||
1997年 | 2,960[4] | |||
1998年 | 3,231[4] | |||
1999年 | 3,339[4] | |||
2000年 | 3,551[4] | |||
2001年 | 3,641[4] | |||
2002年 | 3,756[4] | |||
2003年 | 8,245 | 1.2% | 63位/69駅 | 3,820[4] |
2004年 | 8,496 | 3.0% | 62位/70駅 | 3,955[4] |
2005年 | 8,394 | -1.2% | 62位/70駅 | 4,164[4] |
2006年 | 8,722 | 3.9% | 63位/70駅 | 4,360[4] |
2007年 | 9,015 | 3.4% | 62位/70駅 | 4,492[4] |
2008年 | 9,220 | 2.3% | 62位/70駅 | 4,598[4] |
2009年 | 9,275 | 4624[5] | ||
2010年 | 9,496 | 2.4% | 61位/70駅 | 4756[5] |
駅周辺
駅南口に、モスバーガー、ホームセンターのビーバートザンなどが入居する小田急マルシェ五月台をはじめとして、他にもスーパーマーケットや医療機関、野菜直売所などがある。
駅北口には商店等はない。周辺は集合住宅と多くの一戸建て住宅から構成される住宅地である。葉積緑地・高尾根公園および野球場を備えた片平公園など、公園や緑地が多い。
バブル時から崩壊後まで空き地が広がっていたが、2000年代に入って新百合ヶ丘駅周辺の発展の影響でマンションなどが多く建設され空き地が埋まり、一戸建てやマンションが立ち並ぶ住宅街となっている。かつては晴れた日にはホームから富士山を見ることもできたが、駅前にあった空き地にもマンションが建設されたことで視界が遮られ、見ることはできない。
北口
- 五月台ルミナス保育園
南口
歴史
- 1974年(昭和49年)6月1日 - 開業。各駅停車の停車駅となる。
- 2004年(平成16年)12月11日 - 区間準急が設定され、停車駅となる。
- 2006年(平成18年)3月 - リニューアル工事完了。
駅名の由来
多摩線計画当時は地名の「五力田」が有力候補であった[6]が、語呂が悪いこと[7]と泥臭いことが敬遠され[6]、「五力田」の「五」と、小字であった「大台」の「台」を取り、明るい五月のようなイメージでの街づくりを願って命名された[8]。
隣の駅
脚注
- ^ “2012年度の鉄道事業設備投資計画 輸送サービスの向上に291億円” (pdf). 小田急電鉄. 2012年5月13日閲覧。
- ^ 小田急電鉄 2010年度の鉄道事業設備投資計画 ②.行先案内表示装置の新設 (PDF)
- ^ 小田急電鉄「事業案内」
- ^ a b c d e f g h i j k l m n 川崎市統計書
- ^ a b “川崎市統計書”. 2012年5月13日閲覧。
- ^ a b 吉川文夫編『小田急 車両と駅の60年』大正出版、1987年、130頁。
- ^ 生方良雄「小田急電鉄 多摩線開通」『鉄道ピクトリアル アーカイブスセレクション』第2号、電気車研究会、2002年12月、126頁。
- ^ 『川崎の町名』日本地名研究所 編、川崎市、1995年、271頁。