「私の八月十五日」の会

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「私の八月十五日」の会とは2002年戦争記憶を持つ漫画家作家の有志を中心として結成された任意団体である。2007年2月現在、会員(出品者)総数125名。

活動趣旨

ひとつ戦争の記憶を後世に伝え残すのみでなくひろく人類幸福にかかわる普遍的テーマを漫画家ならではの絵画的手法を駆使して表現し、現代を生きる人々すべてに向けて平和を希求するメッセージを発信し続けることにある

その趣旨の下、中国の南京瀋陽などで第二次大戦後の引き揚げ体験者を中心として、漫画展を開いている。

活動履歴

「私の八月十五日」展
平成版三十六歌仙絵巻
  • 2004年12月 秋田市の企画に「私の八月十五日」の会として参加
  • 『私の八月十五日~昭和二十年の絵手紙』森田拳次2004年ちばてつやさいとうたかをら漫画家、落語家、作家らに呼び掛けA.セーリングより同年7月30日に発売された。同書は版元がなくなったことにより、長く絶版だったが、2015年復刊の予定である[2]
※平成16年度(第8回)文化庁メディア芸術祭・マンガ部門(奨励賞)、平成17年度(第34回)日本漫画家協会賞(大賞)受賞作品

会の構成

代表幹事

事務局長

  • 池田愼一郎

副幹事

副事務局長

  • 島田昌彦

顧問税理士

顧問

名誉顧問

発起人

会員(出品者)

脚注

  1. ^ 中国では「念館」ではなく「念館」と表記している。
  2. ^ 朝日新聞2015年2月21日(東京本社)夕刊第11面

関連項目

外部リンク