X-36 (航空機)

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X-36

展示されているX-36

展示されているX-36

X-36は、マクドネル・ダグラス(現ボーイング)社とNASAが開発した無人の無尾翼戦闘機機動研究機である。

概要[編集]

この機体は、次世代戦闘機『アドヴァンスド・ファイター』としての研究のために製作されたが、現在は研究を終了し、国立アメリカ空軍博物館2003年6月16日から展示されている。初飛行は1997年5月17日

ステルス性を有する無尾翼機であり、機体前方のカナード翼スプリット・エルロンにより機動力を得ている。また、尾翼がないため、先進デジタル・フライ・バイ・ワイヤによる制御でピッチ及びヨー軸の安定化を図っている。推力偏向機構は横移動の制御のみ賄う。

予算の問題からフルスケールの機体は製造されておらず、実機の28 %程の大きさのリモート・コントロール・システムを使用した無人研究機が存在するのみである。操縦は、地上にある仮想コックピットから行い、機首にあるビデオ・カメラからの映像を見ながら操縦する。

仕様[編集]

飛行中のX-36

出典: National Museum of the U.S. Air Force[1]

諸元

  • 乗員: 1
  • 全長: 5.8 m (19 ft)
  • 全高: 0.9 m (3 ft)
  • 翼幅: 3.0 m(10 ft)
  • 空虚重量: - (-)
  • 最大離陸重量: 567 kg (1,245 lb)
  • 動力: ウィリアムズ・インターナショナル F112 ターボファン、3.1 kN (700 lbf) × 2

性能

  • 最大速度: 375 km/h (234 mph)
  • 実用上昇限度: 6,000 m (20,000 ft)
  • 推力重量比: 0.56


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登場作品[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ NASA/Boeing X-36” (英語). National Museum of the U.S. Air Force. アメリカ空軍. 2008年3月22日閲覧。

関連項目[編集]