X-7 (航空機)

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X-7(本体およびラムジェットエンジン部)

X-7は、アメリカ合衆国で開発された無人実験機。製造はロッキードラムジェット推進と誘導ミサイル技術の試験に使われた。

概要[編集]

細い胴体に、短めの主翼をつけた機体である。ラムジェットエンジンが胴体から離れて、機体後下部に搭載されている。機体は、B-29もしくはB-50に搭載されて、上空から投下された。通常は安定翼付き大型ロケットブースターが取り付けられており、ブースターによる加速後に、ラムジェットエンジンが点火される。降着装置はなく、飛行後はパラシュートによって着地、地上にて回収される。飛行試験においては、最大速度3,250km/hを記録した。改良型としてX-7A-3およびX-7Bも開発された。

アメリカ陸海空軍の試験に用いられ、1951年4月から1960年7月までに130回の飛行を行った。

AQM-60[編集]

X-7は高速無人標的機XQ-5キングフィッシャー (Kingfisher カワセミの意)へと発達した。製造はX-7と同様ロッキード。1963年に空軍から陸軍に移管されミサイルに類別されAQM-60と改称された。X-7と合計して61機が製作された。

ナイキ・ハーキュリーズのような初期の地対空ミサイルの試験に用いられ、1960年代半ばに計画は終了した。

一説によるとこの時代の防空ミサイルシステムにとって本機はあまりにも高速に過ぎたため対空ミサイルの能力に疑問が抱かれ、政治的理由によって計画が中止されたとも言われる。

要目[編集]

  • 全長:9.98m
  • 全幅:3.66m
  • 全高:2.1m
  • 重量:3.6t
  • エンジン:試験により各種ラムジェットを搭載。他にロケットブースター

参考文献[編集]

  • 「Xプレーンズ」,世界の傑作機No67,文林堂 1997年 ISBN 978-4893190642
  • 航空ファン別冊 No.32 アメリカ軍用機1945~1986 空軍編 文林堂 雑誌コード 03344-8 1986年

外部リンク[編集]