OpenSSL
| 開発元 | The OpenSSL Project |
|---|---|
| 最新版 | 1.0.1e / 2013年02月11日 |
| 対応OS | マルチプラットフォーム |
| 種別 | セキュリティライブラリ |
| ライセンス | Apache License 1.0形式 四条項BSDライセンス形式 |
| 公式サイト | www.openssl.org |
OpenSSLは、SSLプロトコル・TLSプロトコルのオープンソースな実装である。中心となっているライブラリ(C言語で書かれている)は基本的な暗号化関数と様々なユーティリティ関数を実装している。様々なコンピュータ言語でOpenSSLライブラリを利用できるようにするラッパーもある。OpenSSLはEric A. YoungとTim HudsonによるSSLeay(1998年12月に開発者がRSA Securityに異動したため開発は終了されている)を基にしている。
OpenSSLが利用可能なプラットフォームは、ほぼ全てのUnix系(SolarisやLinux、Mac OS X、BSDを含む)、OpenVMS、そしてMicrosoft Windowsである。IBMによってSystem i (iSeries/AS400)に移植されたバージョンもある。
目次 |
メジャーバージョンアップ履歴 [編集]
- OpenSSL 1.0.1 : 2012年3月14日
- OpenSSL 1.0.0 : 2010年3月29日
- OpenSSL 0.9.8 : 2005年7月5日
- OpenSSL 0.9.7 : 2002年12月31日
- OpenSSL 0.9.6 : 2000年9月25日
- OpenSSL 0.9.5 : 2000年2月28日
- OpenSSL 0.9.4 : 1999年8月9日
- OpenSSL 0.9.3 : 1999年3月25日
暗号化アルゴリズム [編集]
OpenSSLは以下の暗号化アルゴリズムをサポートする。
- 暗号方式
- Blowfish、Camellia、DES、RC2、RC4、RC5、SEED、IDEA、AES
- ハッシュ関数方式
- MD5、MD2、SHA、MDC-2
- 公開鍵暗号方式
- RSA暗号、DSA、Diffie-Hellman鍵共有
FIPS 140-2の承認 [編集]
OpenSSLは、アメリカ国立標準技術研究所のCryptographic Module Validation Programによるコンピュータセキュリティ標準であるFIPS 140-2において承認された初めてのオープンソースプログラムである。承認は最初2006年1月に行われたが、同年7月には「承認されたモジュールによる外部のプログラムとの相互作用に関し疑問が提示された」[1]ために撤回された。
ライセンス [編集]
OpenSSLは"OpenSSL License"と"SSLeay License"のデュアルライセンス下で公開されている[2]。OpenSSL LicenseはApache License, Version 1.0であり、SSLeay Licenseは宣伝条項付きの四条項BSDライセンスである。一般にデュアルライセンスではユーザーは2つのライセンスのうち片方を選択できるが、OpenSSLの説明書きによると、両方のライセンスが適用されることを意味している。
OpenSSL Licenseは、Apache License Version 2.0 ではなく Apache License Version 1.0 であるため、「この製品はOpenSSLツールキットを利用するためにOpenSSLプロジェクトによって開発されたソフトウェアを含む。(This product includes software developed by the OpenSSL Project for use in the OpenSSL Toolkit[3])」という一文を再頒布の際に含めなければならないという規定が含まれ、GNU General Public License (GPL) と非互換である[4]。ただしThe OpenSSL Projectの見解では、多くのLinuxやBSDディストリビューションにおいて、OpenSSLはオペレーティングシステムの一部をなしているためGPLの制限は適用されないとしている[5]。中には、"OpenSSL exception"を追加してシステムで動かせるようにしているプロジェクトもある。GNU Wgetとclimmプロジェクトがそのような例である[6][7]。
名称に関する注意 [編集]
OpenSSHとの名称や分野(どちらもセキュリティ関係)類似性から、OpenSSHと同じくOpenBSDとの関連を誤解されることがあるが、両者に関連はない。