SHA-3

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索

SHA-3(Secure Hash Algorithm 3)は、NIST (アメリカ国立標準技術研究所)が公募した新しいハッシュ関数アルゴリズムである。

応募されたハッシュ関数の評価の結果、Keccak(en:Keccak)が2012年10月2日に選出された。

目次

経緯 [編集]

ハッシュ関数としてはSHA-1が米国標準となっていたが、ハッシュ関数攻撃手法の発展とともに、SHA-1の衝突発見の可能性が現実的なものとなったため、NISTはSHA-1に替わるハッシュ関数の公募を行うことを決定した。

この経緯は、DES攻撃成功からAESの公募・選考とほぼ同様であり、期間もほぼ同じく設定された。

ただし、当初危惧されたほど既存ハッシュ関数への攻撃は進行しなかったため、ブルース・シュナイアーが勝者なしとすることを提案するなど[1]、SHA-3の重要性は少ないと見られている。

タイムライン [編集]

(当初予定)

  • 2007/3Q 公募開始
  • 2008/3Q 公募締め切り
  • 2008/4Q パブリックコメント募集
  • 2009/4Q パブリックコメント期間終了
  • 2009/4Q Second Hash Function Candidate Conference 開催
  • 2010/1Q 最終候補選出
  • 2010/2Q 最終選考期間開始
  • 2011/2Q パブリックコメント期間終了
  • 2011/3Q Final Hash Function Candidate Conference 開催
  • 2011/4Q 採用アルゴリズム発表
  • 2012/1Q ドラフト文書発行
  • 2012/2Q パブリックコメント期間終了
  • 2012/1Q 正式文書発行

(1Q:1月~3月 2Q:4月~6月 3Q:7月~9月 4Q:10月~12月)

外部リンク [編集]

参考文献 [編集]

  1. ^ http://www.schneier.com/blog/archives/2012/09/sha-3_will_be_a.html

関連項目 [編集]