PuTTY

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PuTTY
PuTTY.PNG
PuTTY の設定ウィンドウ(Windows版の表示)
開発元 Simon Tatham
最新版 0.63 / 2013年8月6日
対応OS Microsoft Windows
UNIX
Mac OS X
(Symbian OS, Microsoft Windows CE)
種別 端末エミュレータ
ライセンス MIT License
公式サイト PuTTY: A Free Telnet/SSH Client
テンプレートを表示
PuTTY をWindows Vista実行

PuTTY(パティ)はSimon Tathamが開発・公開しているターミナルエミュレーターである。公式ウェブサイトでは英単語の「putty(パテ・充填材)」のように「/ˈpʌti/ = パティ」と読むと明記されている。然し、日本では、「プッティ」若しくは「プティ」と読まれることもある。

MIT Licenseオープンソースソフトウェアである。 対応している通信プロトコルSSHtelnetrlogin、raw TCPシリアル接続日本では、有志に拠って日本語化された「PuTTYjp」、様々な機能が追加された「PuTTY ごった煮版」や、それに更に改良を加えた「PuTTY-ranvis」、「PuTTY PRIVATE PATCHES」が広く使用されている。

当初はWindowsでの利用のみ可能で、2004年2月に公開されたバージョン0.54でUNIXに対応した。 Mac OS Xなどのプラットフォームに於いても、未完成ながらも使用できる。 サードパーティーに拠ってSymbian OSWindows CEにも移植されており、携帯電話PDAでも使用できる。

PuTTY 0.59(2007年1月24日リリース)より、シリアル接続に対応した。

主な特徴を以下に挙げる。

  • 接続先毎に異なる設定を保存可能
  • SSHの詳細なオプションを使用可能(暗号化や認証に関する設定、トンネリングなど)
  • SCPSFTPのコマンドラインクライアントユーティリティ、pscpとpsftpの付属
  • SSHポートフォワーディング機能(X11フォワードを含む)
  • VT102の略完全なエミュレーションxterm及びECMA-48端末の制御シーケンスの多くをサポート

日本に於ける評価[編集]

1990年代後半、日本ではTera TermWindowsターミナルエミュレーターの代表格だった。然し、高まるSSH2の需要の中、Tera Termは長らくSSH2をサポートしていなかった(現在は対応済み)。

1999年に登場したPuTTYは当初からSSH1/2に対応していたため、Tera Termからの乗り換えが急速に進んでいった。現在は有志に拠る日本語化も手伝って、PuTTYWindows環境でTera Termと並ぶターミナルエミュレーターとなっている。

PuTTYのラッパー(wrapper)[編集]

PuTTYをタブ化して使用できるプログラムとして、

Jim Radfordによって「SuperPutty」が、Damien Rigoudyによって「PuTTY Connection Manager」が、それぞれリリースされている。

但し、これらはPuTTYへのラッパーとして動作するので、使用には別途PuTTY本体が必要である。

外部リンク[編集]

  • PuTTY Tray (an improved version of PuTTY (Win32) : 開発中止)