STARTTLS
| TCP/IP群 | |
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| アプリケーション層 | |
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BGP / DHCP / DNS / FTP / HTTP / IMAP / IRC / LDAP / MGCP / NNTP / NTP / POP / RIP / RPC / RTP / SIP / SMTP / SNMP / SSH / Telnet / TFTP / TLS/SSL / XMPP カテゴリ |
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| トランスポート層 | |
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TCP / UDP / DCCP / SCTP / RSVP / ECN カテゴリ |
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| ネットワーク層 | |
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IP (IPv4, IPv6) / ICMP / ICMPv6 / IGMP / IPsec カテゴリ |
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| リンク層 | |
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ARP/InARP / NDP / OSPF / トンネリング (L2TP) / PPP / MAC (イーサネット, IEEE 802.11, DSL, ISDN, FDDI) カテゴリ |
STARTTLS(スタート・ティーエルエス)は、平文の通信プロトコルを暗号化通信に拡張する方法のひとつ。
STARTTLSは、IMAPやPOP3に対してはRFC 2595、SMTPに対してはRFC 3207、FTPに対してはRFC 4217、XMPPに対してはRFC 6120の5節、LDAPに対してはRFC 4511の4.14節、NNTPに対してはRFC 4642で規定する。
目次 |
特徴[編集]
暗黙のTLS(またはSSL。以下単にTLS)では、暗号化通信のために専用のポートを割り当てなければならない。STARTTLSを利用すれば、専用のポート番号を割り当てずに、途中から平文の通信を暗号化通信に切り替えることができる。
TLSはアプリケーション中立である[1]。
- TLSの利点の一つは、アプリケーションプロトコルから独立していることである。上位層のプロトコルから見てTLSは透過的である。しかしTLSは、標準では、セキュリティをどのように実装するかまでは規定していない。ハンドシェイクをどう始めるか、交換された電子証明書をどう解釈するかは、TLSより上位のレイヤの設計と実装に委ねられている[2]。
SMTPにおけるSTARTTLS[編集]
TLSを使う方法は、TLSと同レイヤで動作するその他のプロトコルと同様であり、複数のTLSライブラリ実装でサポートされている。 TLSのSMTP拡張 (RFC 3207) で、クライアント(以下ではCとする)とサーバ(以下ではSとする)がセキュアなセッションを開始するまでのやりとりは、例えば次のようになる[3]。
S: <TCPポート25番で接続要求を待つ> C: <接続をオープンする> S: 220 mail.example.org ESMTP service ready C: EHLO client.example.org S: 250-mail.example.org offers a warm hug of welcome S: 250 STARTTLS C: STARTTLS S: 220 Go ahead C: <TLSネゴシエーションを開始> C & S: <TLSのネゴシエーション> C & S: <ネゴシエーションの結果を確認> C: EHLO client.example.org[注釈 1] …
最後のEHLOコマンドはセキュアチャネルを通じて送られる。SMTP認証を利用する場合[注釈 2]は、セキュアチャネルが開かれた後であれば、サーバからの応答をAUTH PLAINで送信しても問題ない。
2011年10月現在、STARTLSをメール送信のために提供しているフリーメールサービスにはGmail[4]とiCloud[5]がある。
注釈[編集]
- ^ この時点から暗号化通信が開始される(理解しやすいようにこの行を補った)。詳細はPaul Smithによる次のメーリングリストへの投稿を参照されたい(英文)。Paul Smith (2009年1月26日). “STARTTLS & EHLO”. ietf-smtp mailing list. Internet Mail Consortium. 2012年5月13日閲覧。
- ^ SMTPでは、認証は必須ではないことに注意。
参考文献[編集]
Eric Rescorla、齋藤孝道、古森貞、鬼頭利之(訳)、2003、『マスタリングTCP/IP SSL/TLS編』、オーム社 ISBN 978-4274065422
- ^ RFC 5246
- ^ Tim Dierks; Eric Rescorla (2008年8月). “The Transport Layer Security (TLS) Protocol”. RFC Editor. 2012年5月13日閲覧。
- ^ Paul Hoffman (2002年2月). “SMTP Service Extension for Secure SMTP over Transport Layer Security”. RFC Editor. 2012年5月13日閲覧。
- ^ Per Thorsheim (2011年10月). “More STARTTLS support!”. 2012年5月13日閲覧。
- ^ Postbox (2011年11月). “Using Postbox with iCloud Accounts : Postbox Support”. 2011年11月13日閲覧。
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- SMTP TLS Tests and Tools(TLS接続が可能かテストできるウェブサイト。"Receiver Test"をクリックしてメールアドレスを入力すると、メールアドレスをホストしているメールサーバで、本項で述べたSTARTTLSコマンド発行の様子を確認できる。英文)