Cisco Certified Internetwork Expert

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索

Cisco Certified Internetwork Expert (CCIE)はネットワーク機器ベンダーであるシスコシステムズによるベンダー資格のひとつである。

国際的に通用する資格で、ネットワークエンジニアシステムエンジニアとして最高レベルの技術と知識を有することを表す資格の一つである。

概要[編集]

CCIEはCisco Certified Network Associate(CCNA)Cisco Certified Network Professiona(CCNP)の上位資格である。なおCCIEのさらなる上位資格としてCisco Certified Architect(CCAr)が存在する。

資格体系[編集]

Architect CCAr
Expert CCIE
Routing & Switching
CCDE CCIE
Security
CCIE
Wireless
- CCIE
Voice
CCIE
Data Center
CCIE
Storage Networking
CCIE
Service Provider
CCIE
Service Provider Operations
Professional CCNP CCDP CCNP
Security
CCNP
Wireless
- CCNP
Voice
CCNP
Data Center
- CCNP
Service Provider
CCNP
Service Provider Operations
Associate CCNA CCNA
& CCDA
CCNA
Security
CCNA
Wireless
CCNA
Video
CCNA
Voice
CCNA
Data Center
- CCNA
Service Provider
CCNA
Service Provider Operations
Entry CCENT
Level/Category Routing & Switching Design Network Security Wireless Video Voice Data Center Storage Networking Service Provider Service Provider Operations

試験制度[編集]

CCIEの資格保持には2年ごとの再認定を受ける必要がある。CCIEの認定試験では筆記試験とラボ試験が行われるが、筆記試験は日本語版が用意されていないため全て英語で受験する必要があり、ラボ試験も一部英語で行われる。受験料は、日本国内でのラボ試験は、129,825円(税込)(~2011年7月31日、2011年8月1日より174,825円)と比較的高額である。なおCCNAやCCNPを取得していなくても受験は可能である。

特色[編集]

  • IPネットワークに関する基本知識と共に、シスコ製品やソリューションに関する専門知識も試される。例えばルーティングプロトコルに関しては、業界標準のRIPやOSPFに加えてシスコ独自プロトコルのEIGRPが試験範囲に含まれている。また、シスコ独自の管理機能であるEEM等も試験範囲に含まれている。このように、ネットワークの一般的な知識に加えてシスコ独特の実装を習得していること、シスコ機器を使いこなせる技術者であることを証明する資格となっている。
  • 一般的なルーティング・スイッチングの知識、シスコ機器を用いたネットワーク設計・機器設定等が出題内容であり、サーバー機器等の設定は特には試験に含まれない。
  • シスコシステムズのルータ・スイッチ製品は業界でのシェアが大きく、デファクトスタンダードとしての側面もあるため、結果的にネットワーク関係の仕事に従事する者に求められる資格として一般的になっている。

市場価値[編集]

  • 試験は英語のみで行われる。英語を母国語としない受験者にはより難しくなるが、グローバルなベンダー資格を取得した者として市場価値は高まる。
  • 近年ではネットワークインフラ構築プロジェクトのRFP(Request For Proposal)に入札条件としてCCIE保持者がメンバーにいることが明記されることもある[1]

脚注[編集]

[ヘルプ]

外部リンク[編集]