COMPLEX (アルバム)
『COMPLEX』 | ||||
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COMPLEX の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 |
1988年12月12日 - 1989年1月15日 AIR STUDIOS MONTSERRAT | |||
ジャンル | ロック | |||
時間 | ||||
レーベル | 東芝EMI/EASTWORLD | |||
プロデュース | 布袋寅泰 | |||
チャート最高順位 | ||||
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COMPLEX アルバム 年表 | ||||
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『COMPLEX』収録のシングル | ||||
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『COMPLEX』(コンプレックス)はCOMPLEXのファースト・アルバム。
1989年4月26日に東芝EMIのEASTWORLⅮよりリリースされた。
背景
1984年にアイドルとしてデビュー、様々な活動の締め括りとして『ZERO』(1988年)というライブ・アルバムと2枚のベスト・アルバムを発表し沈黙を続けていた吉川晃司と、BOØWY解散後に海外進出を目指しソロ・アルバムを発表していた布袋寅泰とのユニット。先行シングル「BE MY BABY」、同名シングル・ビデオ、また本作アルバムの3つの媒体で1位を獲得。一気に注目を浴びた。当時、既にリリースされていた布袋のソロアルバム『GUITARHYTHM』(1988年)にも見られたデジタルな音使いのビートロック路線に、吉川によるラブソングをメインとした歌詞が載せられたポップな色合いの強い作品となっている。
録音
ジョージ・マーティン所有のモンセラットのエアー・スタジオ・モンセラットにてレコーディング[1]。
ツアー
本作リリース後に「COMPLEX TOUR'89」と題し、1989年5月10日の群馬県民会館を皮切りに、35都市全42公演の全国ライブツアーを実施。本ツアーではCOMPLEXとしての発表曲の他に、吉川・布袋のソロ作品が数曲演奏される。8月13日の芝浦インクスティック公演が、11月1日、ライブ・ビデオ『COMPLEXTOUR'89』としてリリース。
収録曲
全編曲: 布袋寅泰。 | ||||
# | タイトル | 作詞 | 作曲 | 時間 |
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1. | 「PRETTY DOLL」 | 吉川晃司 | 吉川晃司 | |
2. | 「CRASH COMPLEXION」 | 吉川晃司 | 布袋寅泰 | |
3. | 「恋をとめないで」 | 吉川晃司 | 布袋寅泰 | |
4. | 「Can't Stop The Silence」 | 吉川晃司 | 布袋寅泰 | |
5. | 「2人のAnother Twilight」 | 吉川晃司 | 布袋寅泰 | |
6. | 「IMAGINE HEROES」 | 吉川晃司 | 吉川晃司 |
# | タイトル | 作詞 | 作曲 | 時間 |
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7. | 「CLOCKWORK RUNNERS」 | 布袋寅泰 | 布袋寅泰 | |
8. | 「BE MY BABY」 | 吉川晃司 | 布袋寅泰 | |
9. | 「路地裏のVENUS」 | 吉川晃司 | 吉川晃司 | |
10. | 「RAMBLING MAN」 | 吉川晃司 | 布袋寅泰 | |
11. | 「そんな君はほしくない」 | 吉川晃司 | 布袋寅泰 | |
12. | 「CRY FOR LOVE」 | 吉川晃司 | 吉川晃司 | |
合計時間: |
曲解説
A面
- PRETTY DOLL
- CRASH COMPLEXION
- この曲のギターソロでアーミングの様に聞こえるのは、トリルの速度を変化させながら、ポジションを変更させている。
- 恋をとめないで
- シングルリリースはされていないが、COMPLEXを語る上で欠かせない楽曲である。ライブでも最も盛り上がる楽曲の一つだった。ライブでは、歌詞の曜日部分をライブ当日の曜日に置き換えることもあった[2]。
- TBS系ドラマ『白鳥麗子でございます!』でも使用されている。
- テレビ朝日系トークバラエティ番組『明石家さんまのコンプレッくすっ杯』において使用されている。
- 吉川はソロでも度々演奏しており、2005年にアサヒ飲料の缶コーヒー「WONDA ショット&ショット」CMに吉川本人が出演した際にも使用された[3]。また、布袋も自身のライブで演奏している。
- お笑いコンビ・バナナマンが自身の単独ライブのコント内にて、この曲を歌唱したことがある。なお、この模様は後に発売されたDVDにも収録されている[4]。
- Can't Stop The Silence
- 布袋曰く「作った時から思い入れが強く、今作でも1、2番を争うほど気に入っている」という楽曲。
- 2人のAnother Twilight
- IMAGINE HEROES
B面
- CLOCKWORK RUNNERS
- サビの部分は全てダウン・ピッキングで演奏されている。アルバムバージョンで収録。
- BE MY BABY
- ファーストシングル。
- 布袋が自宅に歩いて帰る最中に浮かんできた楽曲で、イントロのフレーズが頭の中で鳴った瞬間に「COMPLEXの勝利を確信した」と語っている。
- 路地裏のVENUS
- 普段布袋には使用機会の少ないレスポールでレコーディングされた。後に、吉川がソロライブで演奏したものがミニアルバム『The Gundogs』(2002年)に収録されている。
- RAMBLING MAN
- そんな君はほしくない
- CRY FOR LOVE
スタッフ・クレジット
参加ミュージシャン
スタッフ
- 布袋寅泰 - プロデューサー
- マイケル・ツィマリング - レコーディング・エンジニア、ミキシング・エンジニア、プレ・マスタリング・エンジニア
- RUPERT COULSON - アシスタント・エンジニア
- STUART STAWMAN - アシスタント・エンジニア
- COLIN ANDREWS - アシスタント・エンジニア
- CHRIS BLAIR - マスタリング・エンジニア
- KEN SUGAYA(東芝EMI) - A&Rディレクター
- 関口みつのぶ (TOY BOX) - A&Rディレクター
- KAZUMI TAKAHASHI(IRc2コーポレーション) - マネージメント
- 富樫巧(セブンスエンタープライズ) - マネージメント
- 糟谷銑司(IRc2コーポレーション) - エグゼクティブ・プロデューサー
- 河村嚴生(セブンスエンタープライズ) - エグゼクティブ・プロデューサー
- 石坂敬一(東芝EMI) - エグゼクティブ・プロデューサー
リリース履歴
No. | 日付 | レーベル | 規格 | 規格品番 | 最高順位 | 備考 |
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1 | 1989年4月26日 | 東芝EMI/EASTWORLⅮ | LP CT CD |
RT28-5443 ZT28-5443 CT32-5443 |
1位 | |
2 | 2012年10月10日 | EMIミュージック・ジャパン/EASTWORLⅮ | SHM-CD | TOCT-95114 | 75位 | デジタルリマスター仕様 |