布佐駅
布佐駅 | |
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南口(2021年5月) | |
ふさ Fusa | |
◄新木 (3.2 km) (1.9 km) 木下► | |
所在地 | 千葉県我孫子市布佐2812 |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■成田線(我孫子支線) |
キロ程 | 12.1 km(我孫子起点) |
電報略号 | フサ |
駅構造 | 地上駅(橋上駅) |
ホーム | 2面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
[JR 1]2,765人/日(降車客含まず) -2023年- |
開業年月日 | 1901年(明治34年)4月1日[1] |
備考 |
布佐駅(ふさえき)は、千葉県我孫子市布佐にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)成田線(我孫子支線)の駅である。
歴史
[編集]- 1901年(明治34年)4月1日:成田鉄道(初代)成田駅 - 我孫子駅間全通に伴い開業[1]。旅客・貨物取扱い[4]。
- 1920年(大正9年)9月1日:成田鉄道が買収され、国有鉄道の駅となる[1]。
- 1962年(昭和37年)10月1日:貨物扱い廃止[4]。
- 1970年(昭和45年)12月:駅舎を改築する。(木造平屋)
- 1973年(昭和48年)9月28日:成田線 成田駅 - 我孫子駅間が電化される[1]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅となる[1]。
- 1993年(平成5年)4月12日:橋上駅舎が完成する[5][6]。
- 1995年(平成7年)7月25日:自動改札機の供用を開始する。
- 1997年(平成9年)2月:湖北駅の被管理駅となる。
- 2001年(平成13年)11月18日:ICカード「Suica」の利用が可能となる[広報 1]。
- 2005年(平成17年)
- 2006年(平成18年)
- 2007年(平成19年)4月1日:業務委託化[8]。
- 2012年(平成24年)2月27日:「もしもし券売機Kaeruくん」の供用を終了する。
駅構造
[編集]相対式ホーム2面2線を持つ地上駅で、1993年(平成5年)4月に完成した3階建ての橋上駅舎を有する。
1階に我孫子市布佐行政サービスセンター、2階には布佐ステーションホール[9](どちらも東口側)が併設されており、改札口は3階である。出口は東口と南口があり、どちらも駅前広場とを結ぶエスカレーター・エレベーターが設置されている。駅舎自体が自由通路の役割も果たしており、終電後も東口と南口を自由に行き来することができる。トイレ(水洗、車椅子非対応)は改札口外に設置されている。
改札横にKIOSK(JR東日本リテールネット)がある。ホーム上にエレベーターが設置されている。2004年(平成16年)から2006年(平成18年)にかけて相次いでバリアフリー工事(エレベーター・エスカレーター設置)が行われ、車椅子でも利用できるようになった。また、東口駅前広場から1番線ホーム、南口駅前広場から2番線ホームへ直接行ける車椅子対応のスロープが設置されているが、こちらを利用する際は同伴者が駅員に申し出なければならない。
成田統括センター(湖北駅)管理で、JR東日本ステーションサービスが駅業務を受託している業務委託駅であるが[2]、お客さまサポートコールシステムが導入されており、終日遠隔での対応も合わせて実施されている[3]。多機能券売機[3]・自動改札機・自動精算機・乗車駅証明書発行機が設置されている。
のりば
[編集]番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■ 成田線(我孫子支線) | 下り | 成田方面 |
2 | 上り | 我孫子・上野・品川方面 |
(出典:JR東日本:駅構内図)
-
改札口と切符券売機(2021年5月)
-
ホーム(2021年5月)
利用状況
[編集]2023年(令和5年)度の1日平均乗車人員は2,765人である[JR 1]。
JR東日本および千葉県統計年鑑によると、近年の1日平均乗車人員の推移は以下の通り。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
---|---|---|
1990年(平成 | 2年)7,760 | [* 1] |
1991年(平成 | 3年)8,016 | [* 2] |
1992年(平成 | 4年)8,114 | [* 3] |
1993年(平成 | 5年)8,126 | [* 4] |
1994年(平成 | 6年)8,053 | [* 5] |
1995年(平成 | 7年)7,992 | [* 6] |
1996年(平成 | 8年)7,859 | [* 7] |
1997年(平成 | 9年)7,447 | [* 8] |
1998年(平成10年) | 7,203 | [* 9] |
1999年(平成11年) | 6,892 | [* 10] |
2000年(平成12年) | [JR 2]6,552 | [* 11] |
2001年(平成13年) | [JR 3]6,194 | [* 12] |
2002年(平成14年) | [JR 4]5,710 | [* 13] |
2003年(平成15年) | [JR 5]5,341 | [* 14] |
2004年(平成16年) | [JR 6]4,974 | [* 15] |
2005年(平成17年) | [JR 7]4,674 | [* 16] |
2006年(平成18年) | [JR 8]4,451 | [* 17] |
2007年(平成19年) | [JR 9]4,310 | [* 18] |
2008年(平成20年) | [JR 10]4,134 | [* 19] |
2009年(平成21年) | [JR 11]3,926 | [* 20] |
2010年(平成22年) | [JR 12]3,669 | [* 21] |
2011年(平成23年) | [JR 13]3,679 | [* 22] |
2012年(平成24年) | [JR 14]3,545 | [* 23] |
2013年(平成25年) | [JR 15]3,442 | [* 24] |
2014年(平成26年) | [JR 16]3,334 | [* 25] |
2015年(平成27年) | [JR 17]3,428 | [* 26] |
2016年(平成28年) | [JR 18]3,380 | [* 27] |
2017年(平成29年) | [JR 19]3,380 | [* 28] |
2018年(平成30年) | [JR 20]3,329 | [* 29] |
2019年(令和元年) | [JR 21]3,156 | [* 30] |
2020年(令和 | 2年)[JR 22]2,359 | |
2021年(令和 | 3年)[JR 23]2,493 | |
2022年(令和 | 4年)[JR 24]2,558 | |
2023年(令和 | 5年)[JR 1]2,765 |
駅周辺
[編集]当駅周辺は、かつては渡船場のあり水運のまちであったが、宅地開発事業が進展して住宅都市となった[10]。利根川(栄橋)を越えると茨城県北相馬郡利根町に入る。利根町には鉄道駅が無いため、利根町役場、利根町立布川小学校、日本ウェルネススポーツ大学、柳田國男記念公苑などの最寄駅(徒歩圏内)でもある。
東口
[編集]- 国道356号(利根水郷ライン)
- 千葉県道・茨城県道4号千葉竜ヶ崎線
- 千葉県道・茨城県道170号我孫子利根線(利根水郷ライン)
- 千葉県道197号布佐停車場線
- 駅前広場
- 我孫子市布佐行政サービスセンター
- 布佐ステーションホール
- 我孫子市消防本部 東消防署
- 我孫子市立布佐中学校
- 我孫子市立布佐小学校
- 布佐宝保育園
- 私立わだ幼稚園
- 宮ノ森公園
- 利根川ゆうゆう公園
- 竹内神社
- 布佐河岸・網代場跡
- 岡田武松邸跡
- ナリタヤ食彩館 布佐店
- クリエイトSD 我孫子都店
- 布佐郵便局
- 水戸信用金庫 布佐支店
南口
[編集]- 国道356号(我孫子バイパス)
- 我孫子平和台郵便局 - 1989年(平成元年)10月開局[11]
- 布佐南近隣センター
- 我孫子市立布佐南小学校
- 千葉県立我孫子東高等学校
- 我孫子市民図書館布佐分館
- 布佐市民の森
- 相島の森
- 相島芸術文化村
- 手賀沼終末処理場
- 我孫子警察署 布佐駅前交番
- 布佐平和台分譲地
バス路線
[編集]布佐平和台・我孫子市街地方面、茨城県利根町方面、印西市・栄町方面への路線バスが発着する。
東口
- 大利根交通自動車
- 利根ニュータウン東行き
- 印西市ふれあいバス(布佐ルート)
- 市役所(印西市役所)行き
- 千葉ニュータウン中央駅北口行き
- 送迎バス
- いんざい自動車学校
- メディカルプラザ平和台病院
- 印西病院
- かつては関東鉄道が竜ヶ崎駅方面へのバスを運行していた。
- 2006年9月から2008年10月まで、ニュー東豊が我孫子駅→栄町竜角寺台四丁目行の深夜バスを運行していた。
南口
- 阪東自動車
- 送迎バス
- 我孫子自動車教習所
- いんざい自動車学校
- 印西中央自動車学校(停留所:平和の里あびこ前)
- メディカルプラザ平和台病院
- 印西病院
隣の駅
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d e 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 26号 総武本線・成田線・鹿島線・東金線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年1月17日、23頁。
- ^ a b “事業エリアマップ(2024年2月1日時点)” (PDF). JR東日本ステーションサービス. 2024年3月12日閲覧。
- ^ a b c “駅の情報(布佐駅):JR東日本”. 東日本旅客鉄道. 2024年3月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年3月12日閲覧。
- ^ a b 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、624頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ “布佐駅橋上駅舎を使用開始 市の布佐支所や市民ホール併設”. 千葉日報 (千葉日報社): p. 16. (1993年4月13日)
- ^ “JR成田線の布佐駅 市民ホールもある駅舎完成”. 読売新聞 (読売新聞社): p. 26. (1993年4月15日)
- ^ “みどりの窓口リストラ”. 朝日新聞 (朝日新聞社): p. 23 夕刊. (2006年7月11日)
- ^ 「日刊動労千葉」2006年10月23日
- ^ “布佐市民センターステーションホール:我孫子市公式ウェブサイト”. www.city.abiko.chiba.jp. 2019年4月3日閲覧。
- ^ “房総の駅百景 成田線布佐駅(我孫子市布佐) 水運のまちから住宅都市へ”. 千葉日報 (千葉日報社): p. 8. (2003年6月27日)
- ^ “我孫子平和台郵便局がオープン”. 毎日新聞 (毎日新聞社): pp. 24. (1989年10月17日)
広報資料・プレスリリースなど一次資料
[編集]- ^ “Suicaご利用可能エリアマップ(2001年11月18日当初)” (PDF). 東日本旅客鉄道. 2019年7月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年4月24日閲覧。
利用状況に関する資料
[編集]- JR東日本の2000年度以降の乗車人員
- ^ a b c 各駅の乗車人員(2022年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2000年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2001年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2002年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2003年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2004年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2005年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2006年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2007年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2008年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2009年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2010年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2011年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2012年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2013年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2014年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2015年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2016年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2017年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2018年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2019年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2020年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2021年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2022年度) - JR東日本
- 千葉県統計年鑑
- ^ 千葉県統計年鑑(平成3年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成4年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成5年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成6年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成7年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成8年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成9年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成10年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成11年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成12年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成13年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成14年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成15年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成16年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成17年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成18年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成19年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成20年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成21年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成22年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成23年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成24年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成25年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成26年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成27年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成28年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成29年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成30年)
- ^ 千葉県統計年鑑(令和元年)
- ^ 千葉県統計年鑑(令和2年)