職業・殺し屋。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

職業・殺し屋。』(しょくぎょう・ころしや。)は、西川秀明著の青年漫画。『ヤングアニマル/ヤングアニマル嵐』(白泉社刊)で連載されている。作中では『職・殺。』(しょくころ)と略される事も。

画像:Logo serie manga.png
ウィキポータル
漫画作品日本
漫画家日本
漫画原作者
漫画雑誌
カテゴリ
漫画作品
漫画 - 漫画家
プロジェクト
漫画作品 - 漫画家
漫画雑誌

注意以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。


目次

[編集] あらすじ

インターネットのアンダーグラウンド(通称アングラ)と呼ばれる場所に存在するホームページ職業・殺し屋。」。そこでは依頼者から提示された依頼料を基準に最も安い値段で競り落とす(但し無料は厳禁)逆オークションと呼ばれるシステムを使い、依頼者からの殺人依頼を請けている。奴らは「大金」に興味はない。逆オークションで獲得したちっぽけな依頼料のみをもらい、殺人という快楽を求めるだけの卑しい闇の住人なのだから…。

[編集] 登場人物

[編集] 職業・殺し屋。

志賀了(しが りょう) / 銀髪の蜘蛛(ぎんぱつのくも)
山谷設備に勤める営業担当のサラリーマン、29歳。普段はぼけっとして頼りがいのない男として見られ、普通のSEXでは勃たない。
仕事の際は、左目の周囲に蜘蛛の入れ墨が浮き上がり、髪は逆立ち銀色となり、実力No.1の殺し屋「銀髪の蜘蛛」として依頼対象を殺していく。そこでようやく勃つ変態。ただ、蟷螂と小夜子、犬飼満代だけは、蜘蛛の性欲を満たすことができる。主に「蜘蛛の糸」と呼ばれる、のようにしなる伸縮自在のを使ってぶった斬る。毒の類は全て効かない。
職業・殺し屋。を立ち上げた宮内啓が最初に接触した殺し屋で、一応は悪人専門の殺し屋。巻き込んだ女の子は殺した事にして密かに助けるなど偽善臭い一面もある(これは本来、職業・殺し屋。のルールからは違反する行為だが、啓からはほぼ黙認されている)。
殺し屋として活動する理由は、嫌なことを全部忘れられるから。独身に見えるが実は過去に妻子を持っており、何かの切っ掛けでその妻子を殺してしまい、そのときの記憶を完全に封印している。しかし彼の家にある開かずの間(妻と子供の記憶を呼び起こす場所)に入ってしまうと、そのことを忘れるために蜘蛛にならず志賀のまま人殺しを行ってしまう。
鞍馬めぐみ(くらま -) / 螳螂(マンティス)
山谷設備に勤める経理担当のOL、24歳。表向きはほわほわしていつつも仕事はきっちりこなすが本性は怖い姉ちゃん、ツンデレというよりツンエロ。職業・殺し屋。の一員となる前はあるサーカスの団員で、殺しの手段である「」はこのときに習得したもの。
仕事に際する姿勢はクールそのもので、表の顔と仕事の顔とを完璧に使い分ける仕事師。主に手袋の小型鎌、髪に仕込んでいる身の丈ほどの長さの大型鎌、脚部に仕込んだナイフなどで切り刻む。
元々は対象者の死体を相手にSEXする死姦愛好家で、銀髪の蜘蛛をして「とんでもない淫乱(ニンフォマニア)」と称される女性だったが、志賀と関係を持ってからはその性癖は薄れつつある。そして本人は否定しているものの、次第に志賀の事を愛し始めている。
初登場時のキャラはクールそのものだったが、徐々にギャグキャラの要素が強くなった。歯に衣着せぬ(着せなさすぎる)毒舌と態度のせいで同性の仲間からは嫌われている(めぐみ自身も彼女らを徹底して嫌っている)。弱点は異様に重い生理痛で、この時ばかりはまともに動くこともできずにのた打ち回るほど。小夜子とは犬猿の仲だったが、「アベサダ」事件以降は仲直りしたようである。
松田小夜子(まつだ さよこ) / 卑し姫(いやしひめ)
職業・殺し屋。によって壊滅させられたカルト宗教の聖プロミネンス教団教祖、日出神太公の娘。20歳。
殺人能力は皆無だが、「太陽の息吹」と呼ばれる治癒能力を持つ。その代わり、身体の成長が能力の発現に伴って止まり、併せて視力も失っている。
自分の人生を捻じ曲げた教団を自らの依頼で壊滅させた後は宮内啓の計らいにより志賀の家で居候生活中。恋のライバル(?)であるめぐみには腹黒い一面も。またひどい低血圧のため、寝起きがものすごく悪い。一度嫌がらせでめぐみの仕事を奪ってヘルプとしてこき使おうとしたが、その一件では見事なコンビネーションを発揮し、口は悪いながらもお互い認め合うようになった。
詩織(しおり) / 死織(しおり)
普段は一般家庭の主婦。幼稚園に通う子供(男の子)が居る。家庭環境は良好で、2人目を欲しがっている。目が見えないことを良いことにちょくちょく志賀の家に行って小夜子に服を着せている。
惨殺(拷問)専業の殺し屋で、一応悪人専門。悪い子(=依頼対象)を殺して煮込んで料理にする(大抵の場合「人も食えない代物」になる)。だが殺人能力自体は皆無なため、ヘルプのルールで仲間の殺し屋をこき使っている。
「殺し」に目覚めたきっかけは、「悪い子」だった双子の姉を用水路に落として殺したことから。中村とは、一般的に見れば不倫関係。不倫については本人は必死で否定し、あくまでも「ご褒美」であることを強調している。
中村忠(なかむら ただし) / モンド
普段はとある企業に勤める27歳の会社員。
都会暮らしのストレスから不眠症に悩まされていたが、ある日偶々死織の仕事を目撃したことからこの仕事に関わることになった。
「殺し」という非日常がもたらす超絶のカタルシスによって眠りを得られる。空手が得意だというが、人を殺せるレベルではないので基本的にヘルプで仕事(内部工作等)に関わっている。なかなか二枚目の為同僚の女性からは結構モテているが、その割には女性経験が極端に少ない。童貞喪失の相手は御犬番の件の依頼人こと立花美礼。ついでに後ろも経験済み。また同僚と付き合っている。
Mr.AA(みすたーえーえー)
どこにもない、だれでもない殺し屋。
孤児院育ちで、生まれた場所も親の存在も知らない。定住所も無く、知り合った風俗嬢の家を転々としつつ根無し草の生活を送っている。関係を持った風俗嬢の話だと、森本レオのような安らぎを感じさせる声をしているらしい。
プリペイド式携帯電話ノートパソコンデジタルカメラとモバイルケーブルの4つは必ず携帯する。シャイなので顔が出ない(ただしシルエットの顔立ちは比較的整っている)。そのため落札者が複数出ない限り、殺しは全て自分ひとりで行う。
彼が請ける依頼の落札価格は常に逆オークションの限界値(後述)である1円。悪人専門の殺し屋で、仕事の際はモバイルケーブルによる絞殺からの背負い投げ。
殺しに目覚めたきっかけは、孤児院の先生から「人に喜ばれることをしなさい」と教えてもらったことと、その先生が実は裏で臓器密売に関わっていたことを知り、更にその犠牲者の中にいつも一緒にいた女の子がいたことを知ったため。
あゆみ
解離性同一性障害持ちの女性。主人格はあゆみで幼い頃の虐待が元であゆみの他に3人の人格が生まれた。
一郎(いちろう)
虐待者から守ってもらう存在。男でホモ。剛胆。
エミ
愛を求める存在。小学生。
You(ゆー)
虐待者を殺す存在。最強であり最弱。一番偉い。「職業・殺し屋。」としてはYouで登録している。
Youが表に出られる時間は1時間が限度であり、1時間が過ぎると全ての人格は6時間は目覚めないため、仕事は全てヘルプを必要とする。
赤松(あかまつ)
普段は場末のバーテンダー。元々は職業・殺し屋。の反逆者「双頭の蛇」の一件で知り合った依頼人が唯一心を許せるボディーガード。
寡黙にして冷徹、女々しい事を大いに嫌い、だが情には脆い巨漢の男である。元はプロボクサーだったが色々あってライセンスを剥奪され、荒みきっていた所を極道の組長に拾われた。その組自体は昔気質の真っ当な組であったが、組長の娘である薫を除いて「双頭の蛇」に皆殺しにされてしまう。その事で職業・殺し屋。を逆恨みし、志賀に襲いかかって彼の腕をヘシ折ったがその場は痛み分けに終わり、宮内啓の判断で裏切り者となった「双頭の蛇」を粛清するための臨時ヘルプとして志賀を手助けする事になる。
かつては心臓に障害を抱え、負担をかけすぎたため「双頭の蛇」抹殺後に一度死にかけたが、啓と薫の交渉の結果、神の息吹で一命を取り留め、数度の治療で完治。その後は恩返しと言う形でヘルプ専門の殺し屋となった。
阿修羅菩薩の姿がそれぞれ彫り刻まれたナックルガードを装備しての拳闘「修羅の左」「菩薩の右」が武器。パンチ力は世界チャンプ級でスピードでも犬淵を凌ぐ。単純なパンチ力だけならば職業・殺し屋。で最強の存在。
自らのファイトスタイルをボクシングと呼ばれることを嫌い、その都度「ボクシングじゃねぇ馬鹿野郎、拳闘だ」と言って返す。
四条誠(しじょう まこと) / 死条誠
普段は幼稚園保父。温厚な性格だが闘いの時には凶暴さを剥き出しにする。
その真の姿は、鎌倉時代に産み出され、天皇を護るために創り出された武術「死条皇神流(しじょうこうしんりゅう)」の最終継承者。極めた力を使う機会を求めて殺し屋となる。そのため、請ける仕事は強い相手がいるかどうかで決めており、強敵を求める貪欲さは時に蜘蛛にまで向けられる。
戦いに際して感情が極限まで高ぶり、後ろ髪を留めている髪飾りが解けると髪の色が白金に変色し、一般人ですら寒気を覚えるほど凄まじい殺気を放つ。作品中でも最強クラスの戦闘力を秘めているが、非ずの村編にて蜘蛛から余裕を持ちすぎる点と精神的な弱さを指摘されている。
細川一二三(ほそかわ ひふみ) / 数学大好き
白泉女子大学の数学助教授。学生時代はアーチェリーをやっていた。シュリニヴァーサ・ラマヌジャンに例えられるほどの卓越した数学者で、故に同業者から疎まれ孤立。現在の大学へ飛ばされている状態。しかし本人は数学の事以外に何の興味もないのでその事はどうでもよいと思っている。同じ大学の女生徒と肉体関係を持っており、唯一の関心事としている(後に結婚)。
職業・殺し屋。となったきっかけは完全犯罪の定理を周囲に証明するためなので殺しの際は必ずヘルプの立会いを必要とする。最初の殺人では田島綾子の立会いの元、血液に化学反応して瞬時に融解する氷の矢を使い、かつての恩師を射殺した。
「必ず自らの殺しを見てもらわなくてはならない」一二三と「誰にも自らを見られたくない」Mr.AAでコンビを組んでしまったこともある。
火室魔由香(ひむろまゆか) / 炎の魔女
日本屈指の大資本家・火室コンツェルンの総帥。16歳。10年前に火事で両親を失い、古い家訓に従って火室コンツェルンを受け継いだ。
性格は怒りっぽく我侭。風間(後述)に対してはツンデレ気味。
大富豪のため、出来るだけ安く落札する逆オークションのシステムには不満がある。
仕事の際は風間が開発する試薬「炎香剤」を使用する。
田島綾子(たじま あやこ)
普段は中学校で現代国語の教師として勤める、26歳。依頼人として助けを求めた際、オーナーの宮内啓自らが参加。自らの意志でこの道を選んだ。仕事の際は鉄パイプによる殴打を用いる。恋人関係にある啓との生活を妨げるものは何であっても許さない。啓の母親に嫉妬している等、典型的なヤンデレ。似たような恋愛感を持つせいか、死織とは気が合う。
元ネタは、作者が「まみやこまし」名義で描いていたエロ漫画のキャラクター。
宮内啓(みやうち けい)
「職業・殺し屋。」のオーナー、14歳。宮内建設の跡取り。暴力を奮う父親から愛する母親を助けるために職業・殺し屋。を立ち上げ、最初に召還した蜘蛛と共に父親を殺した。母親は植物状態であり、日々の身体のケアは欠かせない。
田島綾子とは教師と生徒の枠を超えた愛し合う関係。ほぼ内縁の夫婦に近い状態であり、当初は必ず名前の後に「先生」を付けていたが最近では呼び捨てにする事も多い。立場上、仕事にはあまり参加しないが、時々大きな依頼など(聖プロミネンス、御犬番、平松流など)で指示を出す事がある。

[編集] 殺し屋候補

幸せさがしの花子さん(しあわせさがしのはなこさん)
タレ目でぽっちゃりした風体の女性。本名は不明。
とにかくドが付く程に尋常ではない不幸体質で、結婚や同棲など、長い時間を共に過ごすと必ずその相手は死んでしまうという、極め付きに曰く付きの女性(死に至る理由、事象は完全にアトランダムであり、加えて彼女自身が何かをしているわけでもないので犯罪にすらならない)。
殺し屋として登録申請をしているが、結果はどうなったのかは今のところ判っていない。

[編集] 御犬番

犬飼満代(いぬかい みちよ)
警視庁警備局公安課総務第14課の課長、役職は警視日本警察の創設者である犬飼源八郎直系・犬養一族の五代目当主。警察を護る組織「御犬番」を率いており、女の武器を駆使して御犬番を纏め上げる。共通の敵を殺す為に志賀と組む事になって彼と関係を持つが、彼女も志賀に惹かれ始めており、小夜子に嫉妬したり、しおらしくなったりと普通の女性らしい可愛らしい一面を覗かせている。後に平松流によって四肢を切断された上に、強姦されてしまうが、小夜子の治癒能力と犬保志の治療によって、かろうじて回復に成功した。
犬淵(いぬぶち)
御犬番の一員。怪力ゴリラパンチ(蜘蛛談)で警察のためにならない人物を殴り殺す。右腕を失ってからはNASA製の義手と全身装甲を装着する。最後はモンドの機転により顔の一部を露出してしまい、蜘蛛に中から輪切りにされる。
小井沼(こいぬま)
御犬番の一員。鋼剣使いで、単純な性格の美少年。いわゆるショタキャラ。それなりに健闘したのだが、蜘蛛に細切れにされた。
狛犬(こまいぬ)
御犬番の一員。蟷螂に敗れたものの、重傷を負わせた。満代からはパピーちゃんと呼ばれていたらしい。
犬保志(いぬほし)
御犬番の一員。満代の世話係で、満代のあらゆる状況に対応できるよう躾けられており、服と帽子がその状況に応じて変形する。常に客観的に物事を見ている。色々な意味でロボットのような少女。

[編集] 公安

戌亥(いぬい)
犬飼一族の転覆を狙う警視庁公安課が御犬番に送り込んだスパイ。野太刀使い。長い髪を立てた青年。最後は正体を明かして姿を消す。その後はある共産主義者の抹殺指令を受けている。マンティスと対峙しても余裕の表情を崩さず、互角にあしらうほどの凄腕。

[編集] その他の関係者

海華(はいふぉあ)
中国系ボディーガード兼暗殺者、海姉弟の姉。青酸カリが入ってる流星錘と全身の毒による房中術での毒殺を得意とする。弟とは近親相愛の関係。
海洋(はいやん)
中国系ボディーガード兼暗殺者、海姉弟の弟。拳法使い。規格外のパンチ力を持つが、突然自分達を裏切った依頼者が発砲した機関銃の掃射から姉を庇い、死亡した。
山背風(やませ)
職業・殺し屋。に属していた裏切り者の老人。普段は温泉旅館の支配人。除名理由は依頼人を殺したため。蟷螂によって処分される。
立花美礼(たちばなみれい)
「御犬番」事件を経て職業・殺し屋。と関係を持った女性。
ヘルス嬢として働いているが元は婦警で、唯一の家族だった兄もまた警察に属していた。しかし、その兄が警察内部の汚職を突き止めたため、警察組織を守る名目で「御犬番」の犬淵によって事故に見せかけて殺される。また、汚職事件の証拠を保存したディスクを兄から託されており、それゆえ彼女もまた同様に「御犬番」から狙われている。
モンドの「初めて」の相手でもある。
双頭の蛇(そうとうのへび)
過去に職業・殺し屋。に属していた双子。三日月を横にしたような細目が特徴で、「嬉しい」「悲しい」が各々の口癖。本名は不明。
「殺し」の手段は昆虫標本のそれと似た長釘による串刺しのめった刺し。人間爆弾を使う事もある。
ホモの関係にあり、幼い頃に捕まえた昆虫に注射針を刺したことに端を発して「串刺し」の快感に目覚める。
上昇志向が強く、職業・殺し屋。も裏の社会で名を売るための足がかりとしか思っていなかった。
標的以外の人間を殺した上に金品を強奪していたことが発覚し、裏切り者として赤松と蜘蛛によって処分される。
平松流(ひらまつ ながれ)
犬飼満代が繰る剣術である葵真言流の剣術師範。心優しき美剣士であったのだが悪性の脳腫瘍に侵され正気を失い、道場内の人間を皆殺しとした上に妹である円(まどか)を強姦して逃亡。逃走過程において無差別に人を斬り殺し、粛清の為に参じた犬飼満代をも四肢切断し強姦した。腫瘍の影響で感覚が果てしなく研ぎ澄まされており、本来の実力と相乗して恐るべき剣技を繰る妖剣士と化している。蜘蛛と蟷螂をもってしても殺せなかったばかりか、蜘蛛に深手を負わせ二度までも追い詰めるほどの人を超えた鬼神の如き強さを発揮したが、妹の円を斬り殺してしまったことで正気に返り、忘我のまま蜘蛛に人として止めを刺され「妹殺し」という業を抱えながら高層ビルから身を投げた。
風間(かざま)
火室魔由香に使える執事。
魔由香が仕事で使う試薬「炎香剤」は彼が開発する。
顔の左半分に火傷の跡があり、薔薇が描かれた布で隠している。

[編集] 一般人

部長(ぶちょう)
志賀、めぐみが勤める山谷設備の上司。人間的にはいい人だが、年中会社の経費で風俗に通うことしか考えていないような頭である。
山谷設備のOL
志賀、めぐみが勤める山谷設備の同僚。何の変哲もない一般人。志賀とめぐみをくっつけようとした事も。
薫(かおる)
赤松と共に酒場を切り盛りしている。赤松からは「薫お嬢さん」と呼ばれ、慕われている。
水無月響子(四条響子?)(みなづき きょうこ)
ホステスにして四条の妻。
李紅蘭(り こうらん)
ロシアン・コンバット出場選手。四条との子を身篭っている。

[編集] ターゲット

[編集] 職業・殺し屋。逆オークションシステム

[編集] 逆オークションルール

  • 依頼人から提示された金額からスタート。通常のネットオークションのように期限内に最高値を提示した者が権利を持つシステムではなく、期限内にゼロに近い値段を提示した者のみが依頼を請けることが出来るシステム。競争入札に近い。ただし無料落札は禁止されている。例外的に、即決の落札額もある。
  • 依頼料金は落札額以外の金額は、殆どの場合依頼者もしくはその家族に返却している。(独り占めをしていると思われて反乱を招くのを防ぐ為。)但し依頼者側が自分の意思で受け取らないケースもあり、その場合はオーナーである啓が責任を持って預かっている。
  • 競り落とした殺し屋は、オークションに参加した仲間をヘルプとして手伝わせることが出来る(但しこれは必ずという訳ではなく、表の仕事の都合などでどうしてもできないときは、代理を頼むか落札者の了承があれば良い)。
  • 競り落とした殺し屋及びそのヘルプはオーナーからの特例を貰った場合以外、依頼者と直接接触・面会してはならない。
  • 競り落とした殺し屋は、何があっても仕事を完了しなければならない(そのため偶然にも落札者が複数発生した場合は、落札者同士の意思や主義・主張に関係なく協力しなくてはならなくなる)。
  • 競り落とした殺し屋は、仕事完了後に写真、ビデオ映像、デジタルカメラ画像、ネットカメラ、立会人(主にヘルプ)の証言等を用いて依頼者に仕事完了の報告をする義務がある。
  • 当初「職業・殺し屋。」の人間も殺害対象にできるシステム上の不備があったが、宮内啓の同級生が嫉妬から田島綾子殺害を依頼したことがあり、システムを修正した。なお、このとき、田島綾子は殺害されず、本人が依頼者の住居に侵入した上、殺そうとまでしたが、何らの処分もされていない。依頼を落札した殺し屋が誰で、どうなったかは不明。
  • 脱会はできる。但し、殺し屋であった時のデータなどはそのまま残され、脱会者が「職業・殺し屋。」の迷惑になる行為をした場合はそのまま粛正対象になる。

[編集] 禁止事項

これらを過度に破った者は裏切者として認定され、オーナー命令により抹殺対象に指定される。

  • 無料での落札
  • 依頼人から依頼料以外の金や、高額の金(「職業・殺し屋。」用に用意した数ある架空口座に振り込まれた依頼料金そのまま等)を得ること。
  • オーナー指令外での依頼人への接触。
  • 依頼者の殺害。
  • 落札後のキャンセル(いかなる理由であっても)。
  • 自殺志願者の殺害。
  • 目撃者の未処分(これは例外あり)。
  • 裏切者以外での「職業・殺し屋。」同士の殺し合い。

[編集] 解説

  • 主人公・志賀了を始めとするキャラクターの造形やネーミングなどに、過去の様々な有名創作作品などへのオマージュが窺われる。特に、「個性的な必殺技を用いる殺し屋をメインキャラに据えている」「メンバーの一人、中村忠の愛称が『モンド』」「組織に来た殺しの依頼を競りにかけ、最安値で落札した構成員が依頼を請け負うシステム」等の点から、時代劇必殺シリーズ」(中でも、入札制度が前面に出た「新・必殺仕置人」及び「必殺仕事人V・激闘編」)の強い影響が見て取れる。
  • 寺寒須などの地名のネーミング、職業・殺し屋。でのオークションでの書き込みなどに2ちゃんねるの影響も見受けられる。
  • シリアスもしくは殺しの場面の圧倒的な画と、ギャグの場面のファンシーな画のギャップが非常に強く、シリアスマンガ・ギャグマンガの双方の観点から楽しめる作品となっている。
  • 青年誌の中では性描写に寛容とされるヤングアニマル作品の中でも特に表現が激しく、成年向け漫画との違いは局部描写の有無程度に過ぎない場面も多々ある。ただし、グロ描写の激しさも別な意味で「成年向け」に近く、またキャラクターの内面描写はさらに鬼気迫るものがあり、作品全体の「実用度」は著しく低い。

[編集] 外部リンク