紳士は金髪がお好き
| 紳士は金髪がお好き | |
|---|---|
| Gentlemen Prefer Blondes | |
| 監督 | ハワード・ホークス |
| 脚本 | チャールズ・レデラー |
| 原作 | ジョセフ・フィールズ アニタ・ルース |
| 製作 | ソル・C・シーゲル |
| 出演者 | ジェーン・ラッセル マリリン・モンロー |
| 音楽 | ライオネル・ニューマン |
| 撮影 | ハリー・J・ワイルド |
| 編集 | ヒュー・S・ファウラー |
| 製作会社 | 20世紀フォックス |
| 配給 | 20世紀フォックス |
| 公開 | |
| 上映時間 | 91分 |
| 製作国 | |
| 言語 | 英語 フランス語 |
『紳士は金髪がお好き』(しんしは きんぱつが おすき、Gentlemen Prefer Blondes)は、1953年にアメリカで公開されたミュージカル・コメディ映画。アニタ・ルースによる1925年出版の同名小説を原作とした1949年初演の同名ブロードウェイ・ミュージカルを映画化した作品である。
作品中に著作権表示があるものの、リニュー(著作権更新手続き)が事務的な理由から行われず、その結果作品公開当時のアメリカ著作権法によって権利放棄とみなされ、現在アメリカにおいてはパブリックドメイン扱いとなっている珍しい作品。このため、ウィキメディア・コモンズに数多くのスクリーンショットがアップロードされている。映画の一場面が、マドンナの「マテリアル・ガール」のミュージック・ビデオでオマージュされている。
目次 |
ストーリー [編集]
注意:以降の記述には物語・作品・登場人物に関するネタバレが含まれます。免責事項もお読みください。
ニューヨークでショーガールとして働くローレライ(マリリン・モンロー)とドロシー(ジェーン・ラッセル)は幼馴染の親友同士だが、性格は正反対。お金に目がないローレライは、彼女に夢中な資産家の息子・ガスと豪華客船でパリに渡り、結婚することになる。だが、直前にガスは父親の病気で旅に出られないと言い出した。ちゃっかり者のローレライは船旅を諦め切れず、ドロシーを誘ってパリに向かった。
美人のローレライとドロシーは乗客の男性たちの注目の的となる。さっそく金持ちの男性客を物色し始めるローレライ。姉御肌でしっかり者のドロシーは、アーニイという男性客と知り合った。実はアーニイは、ガスの父親がローレライを調べるために雇った探偵だった。だが、そうと分かってもアーニイが気になるドロシー。ドロシーの弱点は、好い男なら貧乏でも構わず恋をしてしまうところだったのだ。
ダイヤモンド鉱山を持つ富豪のビークマン卿と知り合い、色仕掛けで高価な髪飾り(ティアラ)を巻き上げるローレライ。だが、パリに着いてみると、泊まるはずのホテルがキャンセルされていた。探偵のアーニイから報告を受けたガスの父親が、予約を取り消したのだ。金に困ったローレライとドロシーは、パリのキャバレーでダンサーとして働く羽目になる。
ビークマン卿の奥方から、髪飾りの窃盗犯として訴えられるローレライ。ニューヨークから飛んできたガスも、髪飾りが原因でローレライの素行を疑っている。仕方なく、髪飾りを返すことに同意するローレライ。だが、肝心の髪飾りが置き場所から消えていた。窃盗の罪で法廷に呼び出されるローレライ。身代わりとして法廷に立ったドロシーは、金髪のカツラを付けてローレライのふりをする。その間に探偵のアーニイが髪飾りの行方を突き止め、ローレライは無事、無罪放免となった。だが、法廷にいたガスの父親は、息子の結婚を認めないと宣言する。
法廷でドロシーが演じた品の悪いローレライを、毛嫌いするガスの父親。そこへ来るガスとローレライ。美人のローレライに一目惚れしたガスの父親は、自分が本物のローレライだと名乗る彼女の言葉を信じないまま、ガスとの結婚を許可するのだった。
キャスト [編集]
- ドロシー・ショー - ジェーン・ラッセル
- ローレライ・リー - マリリン・モンロー
- フランシス(ピギー)・ビークマン卿 - チャールズ・コバーン
- アーニー・マローン - エリオット・リード
- ガス・エズモンド・ジュニア - トミー・ヌーナン
- ヘンリー・スポフォード三世 - ジョージ・ウィンスロウ
- 判事 - マルセル・ダリオ
- エズモンド・シニア - テイラー・ホームズ: ガスの父親。
- ビークマン夫人 - ノーマ・ヴァーデン
トリビア [編集]
20世紀フォックスはベティ・グレイブルを主演とするつもりで映画化権を買ったが、マリリン・モンロー主演の『ナイアガラ』が成功したことで、グレイブルよりギャラの安いモンローを起用することにした[1]。当時のギャラは、グレイブルが映画1本あたり$150,000だったのに対し、モンローは$18,000だった[1]。撮影は1952年11月17日から1953年1月22日まで行なわれ、更に1953年2月に追加撮影が行なわれた[2]。
ジェーン・ラッセルが「Ain't There Anyone Here for Love?」の終盤でプールに落ちたのはアクシデントであり、意図したものではなかった[1]。
数々のミュージカル映画でスター女優の歌を吹き替えていたマーニ・ニクソンによれば、映画会社は当初モンローの歌声を全てニクソンで吹き替える予定だったという[1]。最終的にはモンローの歌声のうち、「Diamonds Are a Girl's Best Friend」の冒頭でオペラ風に歌う「no, no, no」の箇所などごく一部の吹替にとどまった[1]。
無名時代のジョージ・チャキリスとハリー・ケリー・ジュニアが端役で出演している[3]。
アニタ・ルースの原作小説は、1928年にもサイレント映画として映像化されているが、フィルムは現存していない[4]。
参考文献 [編集]
- ^ a b c d e “Gentlemen Prefer Blondes (1953) - Trivia” (英語). IMDb. 2013年3月6日閲覧。
- ^ “Gentlemen Prefer Blondes (1953) - Box office / business” (英語). IMDb. 2013年3月6日閲覧。
- ^ “Gentlemen Prefer Blondes (1953) - Full cast and crew” (英語). IMDb. 2013年3月6日閲覧。
- ^ “Gentlemen Prefer Blondes (1928) - Trivia” (英語). IMDb. 2013年3月6日閲覧。
関連項目 [編集]
外部リンク [編集]
- 紳士は金髪がお好き - allcinema
- 紳士は金髪がお好き - KINENOTE
- Gentlemen Prefer Blondes - AllMovie(英語)
- Gentlemen Prefer Blondes - インターネット・ムービー・データベース(英語)
- Gentlemen Prefer Blondes - TCM Movie Database(英語)
- Gentlemen Prefer Blondes - Rotten Tomatoes(英語)
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