脱出 (1944年の映画)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
脱出
To Have and Have Not
監督 ハワード・ホークス
脚本 ジュールス・ファースマン
ウィリアム・フォークナー
クリーヴ・F・アダムズ[1]
ホイットマン・チャンバーズ[1]
原作 アーネスト・ヘミングウェイ
持つと持たぬと
製作 ハワード・ホークス
製作総指揮 ジャック・L・ワーナー
出演者 ハンフリー・ボガート
ローレン・バコール
音楽 ウィリアム・レイヴァ[1]
フランツ・ワックスマン[1]
撮影 シド・ヒコックス
編集 クリスチャン・ナイビー
製作会社 ワーナー・ブラザーズ
配給 アメリカ合衆国の旗 ワーナー・ブラザーズ
日本の旗 セントラル
公開 アメリカ合衆国の旗 1944年10月11日
日本の旗 1947年11月11日
上映時間 100分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
テンプレートを表示

脱出』(だっしゅつ、To Have and Have Not)は、アーネスト・ヘミングウェイの小説『持つと持たぬと』(1937年、原題:To Have and Have Not)を映画化した1944年ハワード・ホークス監督によるアメリカ映画

同原作の映画化作品には他に『破局』(1950年、原題:The Breaking Point)と『裏切りの密輸船』(1958年、原題:The Gun Runners)がある。

あらすじ[編集]

ナチス・ドイツのフランス侵攻フランスが敗北した直後の1940年夏、ヴィシー政権下にあるフランス領マルティニーク島(西インド諸島の一島)のフォール=ド=フランスで、アメリカ人のハリー・モーガンは釣り船船長として気ままに暮らしていた。

そんなある日、ハリーが住んでいるホテルの主人フレンチーから反政府活動家の密航に協力するよう頼まれる。政治問題に関わりたくないハリーは依頼を断るが、政府の手先の非道な仕打ちに憤り、フレンチーらの依頼を受けることにする。

ハリーが約束の場所まで船でたどり着くと、そこには活動家のポール・ビュルサックとその妻のエレーヌが待っていた。2人を乗せて船を出すと、しばらくして警備艇と出くわし、銃撃戦となる。ハリーが警備艇の照明灯を撃ち、何とか逃れることは出来たが、ポールが右肩を撃たれてしまう。

キャスト[編集]

エピソード[編集]

  • ヘミングウェイにホークスが、文学に対する映画の優位性を説いていて、「君の作品で最も駄作と思われる小説を原作にしても傑作映画にしてみせる」と挑発した。そうして出来上がったのが本作である[要出典]
  • ローレン・バコールのデビュー作である。
  • 後に夫婦となったハンフリー・ボガートローレン・バコールの出会いのきっかけとなった作品である。なお、2人はこの映画が公開された翌年1945年に結婚した。

参考文献[編集]

  1. ^ a b c d クレジットなし。To Have and Have Not (1944) - Full cast and crew” (英語). IMDb. 2012年4月27日閲覧。

関連項目[編集]

  • 破局:同原作の映画化作品(1950年)
  • 裏切りの密輸船:同原作の映画化作品(1958年)
  • モダーンズアラン・ルドルフ監督の映画。フランス人たちのなかのアメリカ人を描いたところや、ヒロインのレイチェルのハスキーボイスとファム・ファタールぶり、アル中が出てくるところ、酒場でピアノを弾き語る男が出てくるところ、そしてヘミングウェーなど、『脱出』を意識した要素が濃い。

外部リンク[編集]