紀伊市木駅

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紀伊市木駅
駅舎(2016年8月)
きいいちぎ
Kii-ichigi
神志山 (1.5 km)
(2.8 km) 阿田和
地図
三重県南牟婁郡御浜町大字下市木4489
北緯33度49分40.08秒 東経136度3分20.16秒 / 北緯33.8278000度 東経136.0556000度 / 33.8278000; 136.0556000座標: 北緯33度49分40.08秒 東経136度3分20.16秒 / 北緯33.8278000度 東経136.0556000度 / 33.8278000; 136.0556000
所属事業者 東海旅客鉄道(JR東海)
所属路線 紀勢本線
キロ程 165.6 km(亀山起点)
電報略号 チキ
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
乗車人員
-統計年度-
43人/日(降車客含まず)
-2019年-
開業年月日 1940年昭和15年)8月8日[1]
備考 無人駅
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紀伊市木駅(きいいちぎえき)は、三重県南牟婁郡御浜町大字下市木にある、東海旅客鉄道(JR東海)紀勢本線である。

歴史[編集]

駅構造[編集]

ホーム(2023年7月)

単式ホーム1面1線を有する地上駅列車交換不可能な棒線駅である。

熊野市駅管理の無人駅。開設当初からの駅舎が残っていたが、2016年(平成28年)に解体、待合室だけの簡易型駅舎に建替えられた。

利用状況[編集]

「三重県統計書」によると、近年の1日平均乗車人員の推移は以下の通り[5]

年度 1日平均
乗車人員
1998年 78
1999年 77
2000年 67
2001年 65
2002年 63
2003年 55
2004年 50
2005年 45
2006年 47
2007年 44
2008年 43
2009年 40
2010年 41
2011年 39
2012年 35
2013年 36
2014年 40
2015年 42
2016年 38
2017年 44
2018年 47
2019年 43

駅周辺[編集]

当駅は国道から少し内陸へ入った所にある。下市木集落は当駅よりも更に内陸にある。駅の周りにも少しは人家があり駅前には商店もあるが、集落から離れているため寂しい場所である。駅は国道や下市木集落から見て非常に高い位置にあり、駅前からは下市木集落の広がる様子が一望可能。

  • 市木郵便局
  • 紀宝警察署市木駐在所
  • 御浜町立御浜小学校
  • 市木の伊吹:樹齢600年を数えるイブキである。
  • 風伝峠熊野古道で御浜町と熊野市紀和町の境の場所にあるで、朝霧の名所である。「風伝おろしと言われる寒風がからにかけて吹き下ろす。尾呂志地区はこの峠から御浜町側へ下った場所にあり、尾呂志の名はこの「風伝おろし」から来たものと言われている。
  • 尾呂志温泉

隣の駅[編集]

東海旅客鉄道(JR東海)
紀勢本線
神志山駅 - 紀伊市木駅 - 阿田和駅

脚注[編集]

  1. ^ a b c d 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 25号 紀勢本線・参宮線・名松線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年1月10日、19-21頁。 
  2. ^ a b c d 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、374頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  3. ^ 「天王寺鉄管局、紀勢線と参宮線の駅業務を大幅削減へ」日本経済新聞1983年6月29日付、地方経済面中部7ページ
  4. ^ a b 広報みはま No.560 > 紀勢本線紀伊市木駅の駅舎建替えが行われます” (PDF). 御浜町. p. 12 (2015年12月1日). 2023年8月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年8月16日閲覧。
  5. ^ 三重県統計書 - 三重県

関連項目[編集]

外部リンク[編集]