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「2022年の台風」の版間の差分

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=== 台風4号 (アイレー) ===
=== 台風4号(アイレー) ===
{{注意|この台風のデータは速報値です。後日修正される可能性があることに留意してください。|style=|section=節}}
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2022年9月17日 (土) 04:30時点における版

2022年の台風
軌跡の地図
最初の熱帯低気圧発生 3月30日
最初の台風発生 4月8日
最も強かった
台風
台風14号 – 910 hPa,
105 kt (10分間平均)
熱帯低気圧の総数 23
台風の総数 14
総死亡者数 252
総被害額 1.025 億ドル (2022 USD)
年別台風
2020, 2021, 2022, 2023, 2024

2022年の台風(2022ねんのたいふう、太平洋北西部および南シナ海で発生した熱帯低気圧)のデータ。データは基本的に日本の気象庁の情報に基づき、気象庁が熱帯低気圧としていない一部のものについては、合同台風警報センター (JTWC) のみに準拠する

月別の台風発生数

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 年間
2 1 3 5 3

各熱帯低気圧の活動時期

台風に分類されている熱帯低気圧

台風1号(マラカス)

タイフーン (JMA)
カテゴリー4 タイフーン (SSHWS)
発生期間 4月6日 – 4月15日
ピーク時の強さ 90 kt (10分間平均) 
945 hPa

202201・01W・バシャン

JTWC は、4 月 3 日に熱帯擾乱の存在を最初に指摘した。気象庁は 4 月 6 日にこれを熱帯低気圧として認識した。 その翌日、JTWCはこの熱帯擾乱を熱帯低気圧とし、02Wと命名した。

4月8日の午前6時、カロリン諸島で熱帯低気圧が台風1号 (マラカス) になった。[1]そして、時速15㎞と自転車並みの速度で北西へ進み、勢力を強め、フィリピンの東を西へと進んだ。そして、フィリピンの責任範囲に入ったため、PAGASAはフィリピン名バジャンと命名した。その後、強い勢力の状態で小笠原諸島を通過した。

なお気象庁の事後解析では最低気圧が、950hPaから945hPaへと上方修正されている。[確 1]


台風1号の名前「マラカス(Malakas)」はフィリピンが提案した名称で、力強い・強い を表す。



台風2号(メーギー)

トロピカル・ストーム (JMA)
トロピカル・ストーム (SSHWS)
発生期間 4月10日 – 4月11日
ピーク時の強さ 40 kt (10分間平均) 
996 hPa

202202・03W・アガトン

10日9時、フィリピンの東で熱帯低気圧が台風2号になった。 その後、同時期に発生した台風1号の影響で藤原の効果で北上できず、フィリピンに停滞したままあまり発達せず、4月12日午後3時に熱帯低気圧に変わった。 フィリピン付近でほとんど停滞していたため、洪水や土砂崩れが多発し、死者が58人に増えた。そのうちレイテ州のバイバイシティー では4月13日時点で47人が死亡し27人が行方不明、100人以上が負傷した。 洪水や道路の寸断、停電などが発生し、1万7000人以上が避難している。

最終的に死者は214人まで増加し、負傷者などが300人以上出た。

なお、気象庁の事後解析では最大風速が18m/s (35kt)から20m/s (40kt)、最低気圧が998hPaから996hPaへ上方修正されている。また、台風の発生した時間が8月11日午前0時に変更された。[確 2]

台風2号の名前「メーギー(Megi)」は大韓民国が提案した名称で、ナマズ を表す


台風3号(チャバ)

タイフーン (JMA)
カテゴリー1 タイフーン (SSHWS)
発生期間 6月30日 – 7月3日
ピーク時の強さ 70 kt (10分間平均) 
965 hPa

202203・04W・カロイ

トラック諸島で発生した低圧部が南シナ海で熱帯低気圧となった。その後発達していき、気象庁は「24時間以内に台風になる可能性がある」 と発表した。その後午前9時に台風3号(チャバ)となった。 その後北上し、中国・華南に上陸し7月3日16時に熱帯低気圧となった。

この台風から変わった熱帯低気圧の影響で、中国の広東省では竜巻の被害が複数確認され、12人が死亡した。[2]


台風3号の名前「チャバ(Chaba)」タイ王国が提案した名称で、ハイビスカス を表す。




台風4号(アイレー)

トロピカル・ストーム (JMA)
トロピカル・ストーム (SSHWS)
発生期間 6月30日 – 7月5日
ピーク時の強さ 45 kt (10分間平均) 
994 hPa

202204・05W・ドメン

6月30日、沖縄南部のフィリピン海で熱帯低気圧が発生。その同じ日に台風4号 (アエレ) となった。その後北へ進み、沖縄本島を通過した。その後、東シナ海で進路を東に変え, 台風4号は午前6時前、長崎・佐世保市付近に上陸し、午前9時ごろ温帯低気圧になった。

台風4号の特徴として、上空の偏西風が弱いため動きが遅いということである。また、台風の東側に発達した雲を伴っていたため、台風の中心より南側を通る地域でかなり雨量が多くなった。[3]

高知県中土佐町では、台風4号の影響で国道56号で土砂崩れが発生し、通行止めとなった[4]

また、JTWCの事後解析によれば、7月7日の午前9時頃から午前12時頃まで台風へと再発達し、同日の15時頃に温帯低気圧へと変化したものの、18時頃に熱帯低気圧へ性質が変化。翌日の午前3時頃には、再び台風へと発達し988hPaを記録したとしている。その後7月9日の正午ごろに温帯低気圧へ変化したとしている。[5]

台風4号の名前「アイレー(Aere)」は米国が提案した名称で、 を表す。

台風5号(ソングダー)

トロピカル・ストーム (JMA)
トロピカル・デプレッション (SSHWS)
発生期間 7月29日 – 8月1日
ピーク時の強さ 35 kt (10分間平均) 
996 hPa

202205・06W

7月25日、JTWCは日本の南海上で熱帯擾乱に93Wを付与した。この熱帯擾乱は次第に北上していく過程で発達し、気象庁は7月28日の午後9時頃に台風に発達したと判断し、台風5号、アジア名(ソングダー)が付与された。

ただし、JTWCは熱帯低気圧番号06Wを7月29日正午に付与したものの台風として認めなかった。

この台風は南にあったもう一つの低圧部(後の台風6号)が持つ循環と太平洋高気圧の緑辺流に流されたためこの時期の台風としては異例の55km/hという速度で日本の奄美大島へ接近した。[6]

また、この台風は発生する前から日本上空に暖気を送り込んでいたため、日本上空では大気が不安定となり各地でゲリラ豪雨が多発した。

福島県二本松市で観測史上1位の94ミリの雨量を観測した。[7]

この台風は、8月1日4時ごろに、北緯35度00分,東経123度00分(黄海上)で熱帯低気圧へ衰退した。

台風5号の名前「ソングダー(Songda)」はベトナムが提案した名称で、川の名前(ダ川) を表す。

台風6号(トローセス)

トロピカル・ストーム (JMA)
トロピカル・デプレッション (SSHWS)
発生期間 7月31日 – 8月1日
ピーク時の強さ 35 kt (10分間平均) 
998 hPa

202206・07W・エスター

モンスーンによって発生した低圧部が7月29日午前9時に琉球諸島の南東で熱帯低気圧となった。[8]PAGASAは解析された熱帯低気圧がフィリピン責任地域に入ったため、フィリピン名エスター(Ester)と名付けた。[9]

しかし、同時刻、JTWCはこの熱帯擾乱が熱帯低気圧に発達したことを認めず、熱帯低気圧に発達する可能性を「低い(Low)」と評価していた。 その後、フィリピン海を勢力を維持しながら北上し、フィリピン責任地域(PAR)から出たため最後の勧告を出した。

気象庁は7月31日正午頃に、台風5号の南にあった熱帯低気圧が台風の基準を満たしたとみなし、北緯27度05分東経127度35分(沖縄本島上空)にて台風が発生したと発表した。そして、それをトローセス(trases)と命名した。

そして、沖縄を通り、済州島に上陸した[10]。上陸に伴って、共同台風警報センターは熱帯低気圧発生警報 (TCFA) を発令し、7月31日正午頃(世界協定時:午前3時)JTWCは、熱帯擾乱95Wが熱帯低気圧に発達する可能性を「中程度(Medium)」に引き上げ、翌日の8月1日正午頃に熱帯低気圧と解析し、熱帯低気圧番号07Wを付与した。[11]

その後、台風5号であった熱帯低気圧と相互作用し、韓国本土へ上陸した。 その直後、気象庁は熱帯低気圧へと格下げし、西岸近くにとどまったため最後の勧告を行った。 同日の21時ごろ、北緯36度00分,東経126度00分(黄海上)で、消滅した。[12] その後、元台風6号である低気圧により、湿った空気が送られ、[13]東北から北陸で線状降水帯が発生したため、新潟関川村で161mm、村上市で81mm、山形小国町で64mmの猛烈な雨を確認し、[14] 大雨特別警報が発表された。

台風6号の名前「トローセス(Trases)」はカンボジアが提案した名称で、キツツキ を表す。

台風7号(ムーラン)

トロピカル・ストーム (JMA)
モンスーン・ディプレッション
発生期間 8月9日 – 8月11日
ピーク時の強さ 35 kt (10分間平均) 
996 hPa

202207・MD97W

気象庁は当台風をベトナム中部・クアンガイ西方沖で熱帯低気圧と解析し、8月9日午後3時ごろに台風へ発達したと発表した。[15]その後この台風は海南島へ上陸し、ベトナム北部にまで至った。この台風の影響でベトナム及び海南島では計7人が死亡した。

なおこの台風は、JTWCよりモンスーン型低気圧Monsoon Depression/略称はMD または単にM)と解析されておりJTWCは台風や熱帯低気圧と見なしていないので熱帯低気圧番号は付番されていない。ただし、熱帯低気圧形成警報(TCFA)を代わり発して周辺海域に警戒を呼び掛けていた。
[注 1]

台風7号の名前「ムーラン(Mulan)」は中華人民共和国が提案した名称で、モクレン を表す。


台風8号(メアリー)

トロピカル・ストーム (JMA)
トロピカル・ストーム (SSHWS)
発生期間 8月12日 – 8月14日
ピーク時の強さ 40 kt (10分間平均) 
996 hPa

202208・09W

この台風は、8月9日の9時頃に発生した低気圧が原因で発生した。

翌日の9時に低気圧から熱帯低気圧に変わり、気象庁は台風に発達する可能性があるとみて、12時に台風予報を発表した。8月12日、熱帯低気圧が台風の基準を満たしたので、午前3時に台風となった。これに伴って、気象庁は線状降水帯が静岡県付近で発生する可能性があると見たが、実際は発生しなかった。その後、13日の午後18時30分ごろ、気象庁が静岡県伊豆半島に上陸したと発表した。 伊豆諸島北部では、気象庁が13日の22時59分に、伊豆諸島北部で線状降水帯による非常に激しい雨が同じ場所で降り続いているとして「顕著な大雨に関する情報」を発表した。 14日の21時41分、熱帯低気圧となった。

またこの台風の影響で日本では2人が死亡した。[16][17]


台風8号の名前「メアリー(Meari)」朝鮮民主主義人民共和国が提案した名称で、やまびこ を表す。

台風9号(マーゴン)

シビア・トロピカル・ストーム (JMA)
トロピカル・ストーム (SSHWS)
発生期間 8月22日 – 8月26日
ピーク時の強さ 60 kt (10分間平均) 
980 hPa

202209・10W・フローリタ

8月18日に発生した熱帯擾乱が8月22日の正午頃、北緯16.3度,東経124.1度(フィリピンの東海上)にて台風へと発達した。その後、西北西に進み8月23日午後1時ごろに、フィリピン北部のカガヤン・バレー地方モナコナン付近に上陸した。[18]

この台風の影響で、フィリピン大気地球物理天文局の台風警報(TCWA)が、イザベラ州北部と北イロコス州の北部、カガヤン州(離島地域を除く)およびアパヤオ州の全域にてシグナル3が発令された。また、7月23日の18時ごろには、バブヤン諸島南部にもシグナル3が発令された。[18]

この台風の影響でフィリピン北部のイザベラ州で4人が死亡、6人が負傷した。[19][20]

また、この台風は南シナ海へ出た後に、中華人民共和国広東省茂名市電白区付近に再上陸した。[21]

台風9号の名前「マーゴン(Ma-on)」は香港が提案した名称で、馬鞍山 / または馬の鞍を表す。

この台風は8月23日午前9時頃に暴風域を伴った。

8月26日午前9時頃に、北緯21.0度、東経105度(ベトナム上空)で、熱帯低気圧に衰退した。


台風10号(トカゲ)

タイフーン (JMA)
カテゴリー3 タイフーン (SSHWS)
発生期間 8月22日 – 8月26日
ピーク時の強さ 75 kt (10分間平均) 
970 hPa

202210・11W

8月20日頃に発生した熱帯擾乱が急速に発達し、8月22日の正午頃、北緯24.5度,東経151.6度(南鳥島近海)にて台風へと発達した。

JTWCは、発生する直前までこの熱帯低気圧をマークしておらず、8月22日の午前9時に熱帯低気圧に発達する可能性を低い「Low」と評価していたが、同日の午後3時頃に台風へ発達したと認めた。

この台風は、8月23日午前9時頃に暴風域を伴い、同日の17時頃には、カテゴリー1のタイフーンとなった。

台風10号の名前「トカゲ(Tokage)」は日本が提案した名称で、トカゲ座 / または トカゲ を表す。

8月26日の午前3時頃に北緯45.0度,東経158.0度(千島の東)にて、温帯低気圧になった。

台風11号(ヒンナムノー)

タイフーン (JMA)
カテゴリー5 スーパー タイフーン (SSHWS)
発生期間 8月28日 – 9月6日
ピーク時の強さ 105 kt (10分間平均) 
920 hPa

202211・12W・ヘンリー

8月24日に熱帯擾乱が複数発生した。次第にその複数あった熱帯擾乱は台風11号の母体の雲集団となった熱帯擾乱に吸収される形で一つにまとまった。[22][23]

気象庁は該当する熱帯擾乱が8月28日午前9時頃に熱帯低気圧に発達したとみなし、同日の午後4時頃には北緯25.9度、東経149.5度(南鳥島近海)にて台風へと発達したと発表した。[24]

この台風はその後西に進路を進めながら急速に発達し、翌日の8月29日の午後3時頃には強い勢力となった。その3時間後の午後6時18分には、最大瞬間風速48.4m/s小笠原諸島父島で観測し、8月としては、観測1位となった。[25][26] 急速に発達をした理由として、海面水温が30℃以上と高いところを進んできたことと、さらに台風11号の大きさがコンパクトなため、台風の発達に必要な水蒸気が少ない量でも発達して気圧が低くなったためであると気象庁は会見で発表している。[27]

そして、30日3時ごろ台風は父島の東約300キロで非常に強い勢力となり、同日の21時には猛烈な勢力となった。[28]

31日、台風は最大瞬間風速75m/sで大東島地方に接近し、北大東島では、4時58分に最大瞬間風速48.4m/sを観測、また、午前5時には最大瞬間風速48.7m/sと8月としては、観測最大の風速となった。南大東島では、5時33分に最大瞬間風速41.7m/sを観測した。午前8時までの24時間雨量は、南大東島で104㎜、北大東島では72.5㎜となった。[29][30] そして、10時ごろ、大東島地方の暴風警報は解除された。[31]

JTWCは、8月28日午後1時ごろに、熱帯低気圧形成警報(TCFA)を南鳥島近海で発し、同日午後4時ごろに熱帯低気圧の階級を飛ばし、台風へ発達したと発表した。[32]

その後8月30日は一時的に猛烈な勢力に至ったものの、大東島地方付近で一度衰退。そのまま南下していき、9月1日には台風になる予想だった熱帯低気圧を吸収しながら、再発達し猛烈な勢力にまで発達した。しかしその一方で、JTWCは翌日には急激に衰退したとみなし、9月2日18時ごろには、カテゴリー1のタイフーンへと衰弱したとしている。[33][34]

また、気象庁は9月3日の午前0時には、大型で非常に強い台風にまで発達したが、その後更に衰退したとみなし大型で強い勢力の台風へ降格させた。その後しばらくは同じ勢力を保っていたが9月4日の午後9時に再び発達をはじめ、9月4日午後3時頃に大型で非常に強い勢力に発達したと発表した。[35][36]

JTWCは9月4日午前10時ごろの解析で、カテゴリー3のタイフーンへ再発達したと発表した。

その後スピードを急速に上げて韓国の巨済島の上空を通過した後、釜山市付近に上陸し死者11名、行方不明者4名が出た。また長崎県では死者1名が出た。 [37][38][39][40][41]

またこの台風の影響で、北陸地方ではフェーン現象が発生し、石川県金沢市では120年ぶりに最高気温38.5度を記録した。[42]

気象庁は、9月6日午後9時頃、日本海上で温帯低気圧となったと発表した。[43]

台風11号の名前「ヒンナムノー(Hinnamnor)」はラオスが提案した名称で、ヒン・ナムノー自然保護区 を表す。

PAGASAは、8月31日午後9時頃に、フィリピン責任地域(PAR)に入ったとして、フィリピン名「ヘンリー(Henry)」を台風11号に付与した。[44]

南下した台風(南下幅順)
順位 名称 国際名 南下幅 (緯度)
1 平成15年台風第18号 Parma 2003年 8.9
2 平成29年台風第5号 Noru 2017年 8.2
3 平成5年台風第27号 Manny 1993年 7.5
平成16年台風第25号 Muifa 2004年
5 昭和61年台風第14号 Wayne 1986年 6.9
6 平成12年台風第15号 Bopha 2000年 6.7
7 平成3年台風第20号 Nat 1991年 6.6
8 平成8年台風第25号 Ernie 1996年 6.4
9 平成30年台風第12号 Jongdari 2018年 6.3
10 昭和39年台風第14号 Kathy 1964年 6.2
昭和52年台風第12号 Dinath 1977年
昭和59年台風第25号 Bill 1984年
令和4年台風第11号 Hinnamnor 2022年

この台風は10番目に南下幅の大きい台風となった。

台風12号(ムイファー)

タイフーン (JMA)
カテゴリー4 タイフーン (SSHWS)
発生期間 9月5日 – 9月16日
ピーク時の強さ 85 kt (10分間平均) 
950 hPa

202212・14W・インデイ

JTWCは9月7日の午前0時頃に、日本の南にあった熱帯擾乱が急速に発達して熱帯低気圧に変わったとして、熱帯低気圧番号を付与した。その後西南進し同日の正午には、台風の勢力へ発達したと発表した。[45]

気象庁は9月5日発生した熱帯低気圧が、9月8日午前9時頃に北緯16.5度、東経132.6度(フィリピンの東海上)にて台風12号が発達したと発表した。[46]

9月9日の午後9時ごろ、暴風域を伴ったと気象庁が発表した。その後急速に発達し沖縄に接近したものの、9月12日の未明から徐々に衰退をしていった。

9月12日の午前10時頃、沖縄県の石垣島上空を中心気圧955hPa,最大風速40m/sの強い勢力で通過した。また石垣島では最大瞬間風速38.9m/sが7時10分ごろに観測された。

台風12号の名前「ムイファー(Muifa)」マカオが提案した名称で、梅の花を表す。[46]

また、PAGASAは、9月8日午前0時頃にフィリピン責任地域(PAR)に該当する熱帯低気圧が入ったとして「インデイ(Inday)」の名前を付与した。

台風13号(マールボック)

タイフーン (JMA)
カテゴリー1 タイフーン (SSHWS)
発生期間 9月10日 – 9月15日
ピーク時の強さ 70 kt (10分間平均) 
965 hPa

気象庁は、9月9日正午時頃、日本の南海上で熱帯低気圧が発生したと、天気図上に示した。その後数時間で低圧部となったものを翌日の9月10日に、午前9時頃に再度熱帯低気圧に発達したと解析した。

気象庁は、9月11日午後3時頃、北緯20.9度,東経159.8度(南鳥島近海)にて、熱帯低気圧が台風へ発達する可能性に関する情報を発表した。

気象庁は、9月12日午前9時頃、北緯21.2度,東経161.3度(ウェーク島近海)にて熱帯低気圧が台風へ発達したと発表した。

JTWCは、9月11日午前6時頃に台風へ発達したと発表している。

台風13号の名前「マールボック(Merbok)」マレーシアが提案した名称で、チョウショウバト(鳥の名前)を表す。

台風14号(ナンマドル)

タイフーン (JMA)
カテゴリー5 スーパー タイフーン (SSHWS)
発生期間 9月10日 – 現在
ピーク時の強さ 105 kt (10分間平均) 
910 hPa

気象庁は9月9日午前9時頃に、日本の南海上で熱帯低気圧が発生したと、天気図上に示した。その後数時間で低圧部となったものを再度熱帯低気圧に発達したと解析した。

定義上、一度消滅したこととなるため9月10日午後3時に発生した熱帯低気圧としている。

なお気象庁は、台風に発達する可能性を9月13日午前3時に発表してる。

JTWCは、9月12日11時の臨時発表にて熱帯低気圧形成情報(TCFA)を発表した。

その後発達し、気象庁は、9月14日午前3時頃に台風に発達したと発表した[47]

台風14号の名前「ナンマドル(Nanmadol)」ミクロネシアが提案した名称で、有名な遺跡の名前を表す。

9月17日午前3時に、「猛烈」な台風となった[48]

気象庁が「台風」に分類しなかった熱帯低気圧

熱帯低気圧番号(○○W)は、合同台風警報センター(JTWC)が熱帯低気圧と認めたものに付与し、同機関をはじめ海外の各気象機関で用いられる。フィリピン大気地球物理天文局(PAGASA)がフィリピン名を命名している場合、フィリピン名も併記する。また、熱帯低気圧番号がない場合にも、気象庁が熱帯低気圧としたものを以下に「TD」と単に表す。

TD01W(ONE)

トロピカル・デプレッション (JMA)
トロピカル・デプレッション (SSHWS)
発生期間 3月29日 – 3月31日
ピーク時の強さ <30 kt (10分間平均) 
1006 hPa

3月29日9時、フィリピンの西海上、南シナ海低圧部が発生。3月30日3時に熱帯低気圧に発達した。3月31日0時、JTWCTD01Wと付番した。その後TD01Wは西へ進み、ベトナムに上陸し、3月31日21時に消滅した。

この熱帯低気圧の影響でベトナムでは7人が死亡した。



TD

トロピカル・デプレッション (JMA)
トロピカル・デプレッション (SSHWS)
発生期間 5月30日 – 5月30日
ピーク時の強さ <25 kt (10分間平均) 
1008 hPa

5月30日にフィリピンの東に熱帯低気圧が発生したが、同じ日に消滅した。





TD

トロピカル・デプレッション (JMA)
トロピカル・デプレッション (SSHWS)
発生期間 7月24日 – 7月25日
ピーク時の強さ <30 kt (10分間平均) 
1006 hPa

7月24日に日本の南の海上で熱帯低気圧が発生したが、次の日に消滅した。熱帯低気圧からの湿った空気の影響で静岡県関東地方で大雨が降った所があった。






TD08W(EIGHT)

トロピカル・デプレッション (JMA)
トロピカル・デプレッション (SSHWS)
発生期間 8月3日 – 8月5日
ピーク時の強さ <30 kt (10分間平均) 
1004 hPa

8月3日正午頃、JTWCが熱帯低気圧形成情報(TCFA)を発した。この熱帯擾乱が8月4日午前9時頃に熱帯低気圧となったとみなし、08Wを付番した。

なお、気象庁は8月3日21時頃の天気図には熱帯低気圧と解析しているが、台風に発達するリスクはないと評価している。




TD(INVEST 90C/92W)

トロピカル・デプレッション (JMA)
トロピカル・デプレッション (SSHWS)
発生期間 8月14日 – 8月15日
ピーク時の強さ <30 kt (10分間平均) 
1008 hPa

気象庁は8月14日午後9時ごろに、ハワイ南東沖で発生した熱帯低気圧が越境したと判定し、天気図上に明記した。これはもともと7月31日にアメリカ海洋大気庁が、メキシコ西方沖で発生した熱帯低気圧と解析したものと同一の熱帯低気圧である。





TD13W(ガルドー)

トロピカル・デプレッション (JMA)
トロピカル・デプレッション (SSHWS)
発生期間 8月30日 – 9月1日
ピーク時の強さ <30 kt (10分間平均) 
998 hPa

気象庁は、8月30日午後9時頃に、沖縄の東海上にて熱帯低気圧が発生したと解析した。

JTWCは、8月30日午前6時頃に、この熱帯擾乱が熱帯低気圧に発達する可能性を中程度(Medium)と評価していたが、同日午後3時には、熱帯低気圧形成情報(TCFA)を発表した。その後、熱帯低気圧になったとみなし熱帯低気圧番号13Wを付番した。台風の勢力に発達する予想もあったが、9月1日に急速に再発達をした台風11号の腕として吸収されたとみなし午前12時の発表で終了した。

また、気象庁も同時刻に台風へ発達する可能性があるとみなし、情報を発表していたが、9月1日午前9時頃に台風へ発達する前に台風11号に吸収されたとみなし、発表を終了した。[49]

また、21時頃にはフィリピン責任範囲(PAR)にて、熱帯低気圧が発生したとPAGASAは発表したが、9月1日の午前12時には発表を終了した。

その他の熱帯低気圧

TD

気象庁は6月24日、硫黄島付近に熱帯低気圧が発生したと解析した。2日後に消滅した。

TD

気象庁は8月22日午後3時に、日本の東海上に熱帯低気圧が発生したと解析した。この熱帯低気圧は、わずか12時間後の8月23日午前3時頃に消滅した。

TD

気象庁は9月9日正午時頃に、日本の南海上で熱帯低気圧が発生したと、天気図上に示した。その後数時間で低圧部となった。

TD

気象庁は9月9日午前9頃に、マーシャル諸島付近で熱帯低気圧が発生したと、天気図上に示した。上述の熱帯低気圧の南東に位置していたが低圧部となった。なお、この低圧部は再発達し後の台風13号となっている。

各熱帯低気圧の影響

台風・
熱帯低気圧
名称 期間 大きさ
強さ
階級 最大風速 最低気圧 影響地域 被害額(百万ドル) 死者・行方不明者数(人) 出典
TD01W なし 3/29 - 3/31 - TD >15m/s(30kt) 1006hPa 中国南部 ごく僅か 7人 -
TD 15m/s(30kt) 1005hPa
台風1号 マラカス(バシャン) 4/6 - 4/15 大型・非常に強い TY 45m/s(90kt) 945hPa - - なし [50]
TY 60m/s(115kt) 939hPa
台風2号 メーギー(アガトン) 4/10 - 4/12 - TS 20m/s(40kt) 996hPa フィリピン北部 90.8 214人 [51]
TS 20m/s(40kt) 999hPa
台風3号 チャバ(カロイ) 6/30 - 7/3 強い TY 35m/s(70kt) 965hPa 中国南部・香港 なし 12人 -
TY 40m/s(75kt) 969hPa
台風4号 アイレー(ドメン) 6/30 - 7/5 - TS 23m/s (45kt) 994hPa 日本 なし なし -
TS 25m/s(50kt) 989hPa
台風5号 ソングダー 7/28 - 8/1 - TS 18m/s(35kt) 996hPa 奄美大島・韓国 - なし -
TD 15m/s(30kt) 997hPa
台風6号 トローセス(エスター) 7/31 - 8/1 - TS 18m/s(35kt) 998hPa 沖縄本島 ごく僅か なし -
TD 15m/s(30kt) 994hPa
台風7号 ムーラン 8/9 - 8/11 - TS 18m/s(35kt) 996hPa ベトナム・海南島 0.1 7人 -
MD 13m/s(25kt) 994hPa
台風8号 メアリー 8/12 - 8/14 - TS 20m/s(40kt) 994hPa 日本 なし 2人 -
TS 20m/s(40kt) 990hPa
台風9号 マーゴン(フローリタ) 8/18 - - STS 30m/s(60kt) 980hPa フィリピン北部・中国南部 9.13 7人 -
TS 30m/s(60kt) 985hPa
台風10号 トカゲ 8/20 - 8/26 強い TY 40m/s(75kt) 970hPa - - なし -
TY 50m/s(100kt) 952hPa
台風11号 ヒンナムノー(ヘンリー) 8/28 -9/6 大型・猛烈な TY 55m/s(105kt) 920hPa 小笠原諸島・沖縄地方・バブヤン諸島・台湾・奄美地方・中国大陸・日本・韓国・北朝鮮・ロシア 2.5 12人 -
STY 70m/s(140kt) 915hPa
TD13W ガルドー 8/30 - 9/1 - TD 15m/s(30kt) 998hPa - なし なし -
TD 15m/s(30kt) 995hPa
台風12号 ムイファー(インダイ) 9/5 - 9/16 非常に強い TY 45m/s(85kt) 950hPa - なし - -
TY 60m/s(115kt) 942hPa
TD - 9/9 - 9/9 - TD - 1008hPa - - - -
TD 10m/s(15kt) 1009hPa
TD - 9/9 - 9/9 - TD - 1002hPa - - - -
TD 10m/s(20kt) 1002hPa
台風13号 マールボック 9/10 - 9/15 強い TY 35m/s(70kt) 965hPa - - - -
TY 35m/s(65kt) 968hPa
台風14号 ナンマドル 9/14 - 現在 大型・非常に強い TY 55m/s(105kt) 910hPa - - - -
STY 75m/s(150kt) 915hPa
  • 「期間」は熱帯低気圧として存命した期間を表す。台風が熱帯低気圧に変わった場合、熱低化から消滅までの期間も含む。
  • 「階級」は気象庁が示す国際分類で、TD=トロピカル・デプレッション、TS=トロピカル・ストーム、STS=シビア・トロピカル・ストーム、TY=タイフーンである。STY=スーパータイフーンは、合同台風警報センター(JTWC)の分類で、タイフーンのうち最大風速が130kt(約65m/s、1分間平均)以上のもの。
  • 正式に定義された表記ではないが、台風合同警報センター(JTWC)の発表で稀に、MD=モンスーン・ディプレッションと表記される場合がある。これはモンスーン型の熱帯低気圧であることを示している。
  • 上段は気象庁の情報、下段はJTWCの情報である。
  • 出典について、気象庁の台風資料は事後解析が完了するまで示さない。

脚注

注釈

  1. ^ ただし公式が明記した階級ではないため、本来のJTWCの基準で表記するのであれば単にDepression か、Low Pressure Area (LPA) と表記する。

出典

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  2. ^ 一日で3つも…中国・広東省で巨大竜巻が発生 ホテル直撃も”. ライブドアニュース. 2022年7月31日閲覧。
  3. ^ 九州 あす台風4号上陸のおそれ 台風の特徴と影響は?”. 2022年7月7日閲覧。
  4. ^ 台風4号影響で高知で線状降水帯…温帯低気圧に変わり関東甲信にも雨予想”. 2022年7月7日閲覧。
  5. ^ Earth, Zoom. “台風4号 Aere”. Zoom Earth. 2022年9月12日閲覧。
  6. ^ 台風5号は異例の自動車並みの速度で急速接近へ、その理由は?(杉江勇次) - 個人”. Yahoo!ニュース. 2022年7月31日閲覧。
  7. ^ ゲリラ雷雨 冠水相次ぐ…台風5号発生 奄美接近へ(テレビ朝日系(ANN))”. Yahoo!ニュース. 2022年7月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年7月31日閲覧。
  8. ^ 沖縄の南で熱帯低気圧が発生、本州の南の低気圧にも注意を”. yahooニュースより. 2022年8月5日閲覧。
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  13. ^ 元台風5号と台風6号周辺の暖かく湿った空気が北日本に流入 激しい雨に注意”. 日本気象協会 本社 日直主任. 2022年8月4日閲覧。
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確定値 

  1. ^ https://www.data.jma.go.jp/yoho/data/typhoon/T2201.pdf
  2. ^ https://www.data.jma.go.jp/yoho/data/typhoon/T2202.pdf

関連項目

外部リンク

気象庁

国立情報学研究所

合同台風警報センター

世界気象機関

フィリピン大気地球物理天文局

アメリカ海軍調査研究所

民間気象機関