欧州石炭鉄鋼共同体

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欧州石炭鉄鋼共同体(F:フランス、D:西ドイツ、I:イタリア、B:ベルギー、L:ルクセンブルク、NL:オランダ)
欧州石炭鉄鋼共同体
(F:フランス、D:西ドイツ、I:イタリア、B:ベルギー、L:ルクセンブルク、NL:オランダ)

欧州石炭鉄鋼共同体(おうしゅうせきたんてっこうきょうどうたい、European Coal and Steel CommunityECSC)とは、フランス西ドイツイタリアベルギールクセンブルクオランダの6ヶ国が、1951年パリ条約(欧州石炭鉄鋼共同体設立条約、ECSC条約。)により、翌1952年に設立した経済協力機関である。軍需物資である石炭および鉄鋼の生産・価格・労働条件などの共同管理を行うことで、二度と再び欧州各国間(特にドイツとフランス)で戦火を交えぬことを目的とする。

このECSCは、1958年1月1日設立された欧州経済共同体(European Economic Community、EEC)および欧州原子力共同体(European Atomic Energy Community、EURATOM)と共に、いわゆるEC(European Communities)を形成する(後にEECから拡充される欧州共同体(European Community、EC)とは異なる。)。このいわゆるECは、1993年に発足した欧州連合(European Union、EU)の重要な柱となっている。すなわち、ECSCはEUの起源である。  ECSCはその後の「ヨーロッパ統合の実験室」とも呼ばれ、不戦共同体としての性格も持っていた。しかし、大陸ヨーロッパとイギリスが一線を画していることが浮き彫りとなった事も厳然たる事実としてある。

このECSC創設は、ジャン・モネの構想を元にして1950年5月9日にフランスのロベール・シューマン外相がシューマン宣言を提唱したことを発端とする。1951年4月18日にフランスのパリでECSC条約が締結され、翌1952年7月23日に発効した。ECSC条約は、50年の期限を付して締結された。そのため、2002年7月23日に期間満了により失効し、ECSCの機能は欧州共同体(EC)が引き継いだ。

欧州連合 基本条約歴史
1948 1952 1958 1967 1987 1993 1999 2003 2009 ?
ブリュッセル パリ ローマ ブリュッセル 単一欧州議定書 マーストリヒト アムステルダム ニース リスボン
欧州石炭鉄鋼共同体 (ECSC)
欧州原子力共同体 (EURATOM)
欧州経済共同体 (EEC)
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欧州共同体 (EC) 欧州連合 (EU)
↑欧州諸共同体↑ 司法・内務協力 (JHA)
警察・刑事司法協力 (PJCC)
欧州政治協力 (EPC) 共通外交・安全保障政策 (CFSP)
西欧同盟 (WEU)