AEG
AEG(ドイツ語読み:アーエーゲー、英語読み:エーイージー)は、ドイツの電機メーカー。Allgemeine Elektricitäts-Gesellschaft(アルゲマイネ・エレクトリツィテート・ゲゼルシャフト)の略で、英語訳すると General Electricity Company(「総合電気会社」の意)。日本では、Allgemeine Elektricitäts-Gesellschaftの最初の部分から「アルゲマイネ社」と呼ばれることもある。1883年創業、1994年にエレクトロラックスの傘下に入って以降は同社のブランド名となる。
偶然だがアメリカにも業種に至るまで全く同一の企業(ゼネラル・エレクトリック)がある。これは後述の、エジソンとの関係が原因している。
歴史[編集]
1883年、トーマス・エジソンの特許を取得したユダヤ人実業家・エミール・ラーテナウ(ドイツの政治家ヴァルター・ラーテナウの父親)は、Deutsche Edison-Gesellshaft(ドイツエジソン社、略称:DEG)を設立。1887年にAEGへと社名を変更した。1889年にトーマス・エジソンがアメリカでエジソン総合電気(Edison General Electric Company)を設立(1892年に合併してゼネラル・エレクトリックとなった)。
1903年、シーメンスとの合弁会社テレフンケンを設立。1907年、建築家のペーター・ベーレンスをインダストリアルデザイナーとして起用。彼のデザインした会社ロゴは各種の製品に使われ、これがコーポレートアイデンティティの先駆けとなった。掃除機や洗濯機、冷蔵庫といった家電のほか、発電機や自動車製造、航空機開発、鉄道の電化などの事業も手がけた。AEGはベルリン近郊のヘニヒスドルフ(Hennigsdorf)にて、鉄道車両(特に電気機関車)の製造も行っていた。
第二次世界大戦後、工場は東ドイツ側に属したため、社名をLokomotivbau Elektrotechnische Werke(機関車製造電気技術工場、略称:LEW)に変更した。
ドイツ統一後にLEW社はAEG社に吸収されるも、AEG社の鉄道車両製造部門は後にヘンシェルとの合併、アドトランツへの吸収などを経て、現在はボンバルディア・トランスポーテーションの一部となっている。
1994年、AEGはスウェーデンのストックホルムに本社を置く世界的電機メーカー・エレクトロラックスの傘下となった。以来、「AEG」はエレクトロラックスの高級家電ブランドの名称となる。2005年よりブランド名を AEG-Electrolux へと変更し、本格的世界進出を図った。
関連項目[編集]
- 工具メーカーの一覧
- 浅草火力発電所
- 国鉄EC40形電気機関車 ※エスリンゲン社(Esslingen)との合作
- 銚子電気鉄道デキ3形電気機関車
外部リンク[編集]
- AEG-Electrolux - 会社の日本語ウェブサイト。