幾寅駅

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幾寅駅
駅舎(2011年8月)
駅舎(2011年8月)
いくとら - Ikutora
T35 東鹿越 (4.0km)
(9.4km) 落合 T37
所在地 北海道空知郡南富良野町字幾寅
駅番号 T36
所属事業者 北海道旅客鉄道(JR北海道)
所属路線 根室本線
キロ程 98.8km(滝川起点)
電報略号 トラ
駅構造 地上駅
ホーム 単式 1面1線
開業年月日 1902年明治35年)12月6日
備考 無人駅
映画『鉄道員(ぽっぽや)』ロケで「幌舞駅」として使用。
待合室(2004年8月)
本来の事務室(2004年8月)
ホームから見た駅舎(2011年8月)
1977年の幾寅駅と周囲約750m範囲。右が新得方面。国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成

幾寅駅(いくとらえき)は、北海道空知郡南富良野町字幾寅にある北海道旅客鉄道(JR北海道)根室本線の駅である。駅番号T36電報略号トラ。かつては急行「狩勝」の停車駅だった。

目次

駅構造 [編集]

単式ホーム1面1線を有する地上駅。かつては島式ホーム2面4線で互いのホームを構内踏切で連絡している配線であったが、副本線が廃止され相対式ホーム状の2面2線となる[1]。この際、使われなくなった下り線側島式ホームのもう1線は側線として残っていた。また1993年(平成5年)時点では、滝川方から分岐する、転轍機の外された側線を1本有した[2]。更に交換設備廃止の上、島式ホーム1面使用の単式ホームとなっている。

駅舎は線路の北側(根室方面に向かって左側)に位置し、築堤上のホームとは階段で連絡する。古い駅舎であるが、映画『鉄道員(ぽっぽや)』の撮影の為、より古さを強調した感じ[3](外観及び内装も[4])に改修されている。

駅名の由来 [編集]

駅の所在する地名より。地名は、アイヌ語の「ユク・トラシ・ペツ」(鹿の上る川)に由来する。なお、当駅はアイヌ語の音に漢字を当てはめたもので、訳して駅名にしたのが隣駅の東鹿越駅(及び旧鹿越信号場)である。

利用状況 [編集]

  • 1981年度の1日乗降客数は182人[1]
  • 1992年度の1日乗降客数は218人[2]

駅周辺 [編集]

幾寅の市街地になっており、商店や住宅が立ち並ぶ。

歴史 [編集]

その他 [編集]

  • 映画『鉄道員(ぽっぽや)』の中では石炭輸送路線終端駅の「幌舞駅」として登場する。駅舎は映画のロケーションのために改装されている。また駅前には、映画内で「キハ12 23」として登場したキハ40 764号気動車(ぽっぽや号)の一部分(前頭部)が、2005年(平成17年)に廃車の後に設置・保存されている。
  • 待合室内には映画撮影関連の写真や小道具、出演者のサインなどを展示し、駅前の食堂などのロケーションセットも残され[4]、多くのファンが訪れる。

隣の駅 [編集]

北海道旅客鉄道
根室本線
東鹿越駅 (T35) - 幾寅駅 (T36) - 落合駅 (T37)

参考資料 [編集]

  • 南富良野町史 下巻 平成3年発行
  • 旭川営林局史 第一巻 昭和35年発行

脚注 [編集]

  1. ^ a b 書籍『国鉄全線各駅停車1 北海道690駅』(小学館1983年7月発行)114ページより。
  2. ^ a b 書籍『JR・私鉄全線各駅停車1 北海道630駅』(小学館1993年6月発行)111ページより。
  3. ^ テレビ番組『にっぽん木造駅舎の旅』(NHK BS12009年放映)より。
  4. ^ a b 書籍『北海道鉄道駅大図鑑』(著:本久公洋、北海道新聞社2008年8月発行)242ページより。
  5. ^ 当駅の南側にある栄町が旧市街で、焼失前の駅舎は駅裏側にあった。

関連項目 [編集]