対外資産負債残高

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各国対外バランス

対外資産負債残高(たいがいしさんふさいざんだか)とは、一定時点における国(またはそれに準ずる地域)の対外的な債権債務の残高を表す統計である。国際収支統計が、企業会計における損益計算書に該当するものであるのに対し、対外資産負債統計は貸借対照表に該当するものである。

日本では毎年末時点で日本銀行が作成発表している。

日本の対外資産負債残高の状態[編集]

平成21年末の日本の対外資産負債残高は以下のとおり。2012年末の日本の対外純資産(対外資産と対外負債の差額)は296兆3150億円となり、2009年に記録した過去最高を更新し、対外資産残高は661兆9020億円となった[1]。日本の対外純資産は、1991年以降、22年連続で世界一となり、2位の中国に比べて2倍近くに上っている[2][3]

(単位:兆円)

資産 21年末残高 前年末比 負債 21年末残高 前年末比
直接投資 68.2 6.5 直接投資 18.4 0.0
証券投資 262.0 46.3 証券投資 141.9 1.6
金融派生商品 4.3 −2.8 金融派生商品 5.2 −2.5
その他投資 123.6 −18.2 その他投資 123.1 −4.1
外貨準備 96.8 3.8
資産合計 544.8 35.6 負債合計 288.6 −5.1
純資産合計 266.2 40.7

脚注[編集]

  1. ^ 対外純資産、円安で最高に 12年末296兆3150億円 日本経済新聞 2013年5月28日
  2. ^ “日本の対外純資産 円安で過去最高に”. NHKニュース (日本放送協会). (2013年5月28日). オリジナル2013年5月29日時点によるアーカイブ。. http://megalodon.jp/2013-0528-1849-20/www3.nhk.or.jp/news/html/20130528/k10014887451000.html 2013年5月29日閲覧。 
  3. ^ 12年末の対外純資産は296兆円、円安効果で3年ぶり過去最高 Reuters 2013年5月28日

関連項目[編集]

外部リンク[編集]