リチャード (グロスター公)

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リチャード
Prince Richard, Duke of Gloucester
グロスター公
The Duke of Gloucester in 2008 cropped.jpg
グロスター公リチャード(2008年
続柄 グロスター公爵ヘンリー王子第二男子(ジョージ5世孫)
称号 グロスター公爵
全名 Richard Alexander Walter George
身位 Prince(王子)
敬称 His Royal Highness(殿下)
出生 1944年8月26日(69歳)
ハートフォードシャー
配偶者 ビアギッテ・エヴァ
子女 アルスター伯爵アレグザンダー
デイヴィナ・ルイス
ローズ・ギルマン
父親 グロスター公爵ヘンリー
母親 アリス
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グロスター公リチャードの紋章
イギリス王室
Badge of the House of Windsor.svg

エリザベス2世女王
エディンバラ公爵フィリップ王配


グロスター公爵リチャード王子(Prince Richard, Duke of Gloucester洗礼名: リチャード・アレクサンダー・ウォルター・ジョージ; Richard Alexander Walter George1944年8月26日 - )は、イギリス王室成員、第2代グロスター公爵1974年6月10日襲爵)。女王エリザベス2世の従弟で、ジョージ5世メアリー・オブ・テックの孫としては最年少となる。現時点では英国王位継承順位23番目にある。公邸はケンジントン宮殿

略歴[編集]

グロスター公ヘンリーアリスの次男として、ハートフォードシャーで生まれ、同年10月20日ウィンザー城洗礼を施される。代父母には、エリザベス・ボーズ=ライアンアリス・オブ・オールバニバクルー公ウォルター・モンタギュー=ダグラス=スコットケンブリッジ侯ジョージ・ケンブリッジシュレースヴィヒ=ホルシュタイン公女メアリー・ルイーズ、シビル・フィップス、ハロルド・アレグザンダー等がいる。第二次世界大戦中だったこともあり、マスコミは洗礼式が行われた詳しい場所は報じず、「国内の私立教会で行われた」とのみ伝えた。

生後間もなく、父ヘンリーのオーストラリア総督就任に伴い、一家でオーストラリアへ渡り、1947年に帰国した後は、ノーサンプトンシャーに居を置いた。

幼少期は学校へは通わず、自宅で教育を受けていたが、後にイートン校に進学している。1963年にはケンブリッジ大学モードリン・カレッジに入学し、建築学を専攻した。1966年学士号を取得した後は、政府機関で開発に関わる仕事を1年間務めた後、翌1967年に大学に戻り、1969年6月に修士課程への入学試験に合格し、1971年修士号を取得した。卒業後は、ロンドンにある建築会社の共同経営者となった。

建築家としての人生を歩むつもりだったリチャードだったが、グロスター公を襲爵するはずだった兄ウィリアムが、1972年8月28日に飛行機事故で急逝したことを受けて、自身が爵位を継がなければならなくなった。そのため建築家の道を諦め、女王エリザベス2世を補佐する役割を果たすなど、積極的にイギリス王族としての公務をこなすようになった。2007年10月に、ウスター大学学長に就任した。

家族[編集]

1972年7月8日に、デンマーク人のビアギッテ・エヴァと結婚し、

の3子をもうけた。ちなみに、国王の曾孫である3人の子供たちは「殿下」の敬称を名乗ることはできず、王族としての公務も行っていない。

称号[編集]

  • 1944年8月26日 – 1974年6月10日
    リチャード・オブ・グロスター王子殿下(His Highness Prince Richard of Gloucester)
  • 1974年6月10日 -
    グロスター公爵殿下(His Royal Highness The Duke of Gloucester)   

          

先代:
ヘンリー
グロスター公爵
1974年 -
次代:
上位:
アーサー・チャット
イギリス王位継承順位
継承順位第 23
他の英連邦王国の王位継承権も同様
下位:
アレグザンダー・ウィンザー