チャイルドライン

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チャイルドラインとは、いじめや児童虐待等の影響を受ける児童・青少年に対する電話カウンセリングを行う慈善活動。

概要[編集]

1986年にイギリスにおいてBBCのテレビ番組「That's Life!」内の企画として開設されたのが最初とされる。2006年以降は国家児童虐待防止協会(NSPCC)が運営している。24時間対応で、通話料は無料。イギリス国外でこの活動をモデルにした児童・青少年向け電話カウンセリング活動に「チャイルドライン」を名乗るものも多い。

日本においては1997年に世田谷で試験的に開設されたものが最初とされている。 「チャイルドライン」の名称を使用した活動の中心となっているのは特定非営利活動法人チャイルドライン支援センター。

日本[編集]

全国に数箇所設置されている18歳までの子どもを対象とした電話である。相談室としての意味あいもあるが、主として子どもの話を聞くことに重点が置かれ、行政が設置する「いじめ相談室」等の電話とは性格がやや異なる。

  • 悩み相談や「今日こんなことがあったよ」などの報告、自慢話など、子どもの話を何でも聞いてくれる。
  • 相談するだけではなく「一緒に考える」ことが重要視されている。
  • 必ずしも解決指向型ではない。

4つのお約束[編集]

  • ヒミツは守るよ
  • 名前は名乗らなくてもよい
  • どんなことでも、一緒に考える
  • イヤになったら切ってもいい

全国のチャイルドライン[編集]

主な相談[編集]

  • 学校関連(学校に行きたくない・勉強についてゆけないなど)
  • いじめ(学校でいじめられている・先輩にいじめられているなど)
  • 家族(両親の仲が悪い、いつもケンカばかりしているなど)
  • 自分自身(頑張って大人になりたいなど)
  • (性に対してちゃんと知りたい・妊娠したかもしれないなど)
  • 大人の世界と子ども(ギャンブルにはまってしまい高額の借金が出来てしまった・援助交際は何故いけないの?など)

問題[編集]

  • 匿名可とイヤになったら切ってもいいというのを悪用し悪戯電話をかけるケースも問題になっている。
  • (子供に成りすまし相談員の女性に性的な質問をする行為など)
  • 資金繰りが苦しい(携帯電話通話料を無料(チャイルドラインライン側が負担)にする場合、チャイルドライン側の負担大)
  • 相談時間の限界(資金繰りが難しくボランティア活動のためどうしても相談できる時間が限定されてしまう(毎週月曜夕方5時~8時など))

外部リンク[編集]