スティーブ・バスビー

スティーブ・バスビー
*Steve Busby*
基本情報
国籍	アメリカ合衆国
出身地	カリフォルニア州ロサンゼルス郡バーバンク
生年月日	1949年9月29日（74歳）
身長; 体重	6' 2" ＝約188 cm; 205 lb ＝約93 kg
選手情報
投球・打席	右投右打
ポジション	投手
プロ入り	1971年 6月MLB二次ドラフト2巡目
初出場	1972年9月8日
最終出場	1980年8月26日
経歴（括弧内はプロチーム在籍年度）
	フラトン・ユニオン高等学校（英語版）; 南カリフォルニア大学; カンザスシティ・ロイヤルズ (1972 - 1980);
	この表について

スティーブン・リー・バスビー（Steven Lee Busby, 1949年 9月29日 - ）は、アメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルス郡バーバンク出身の元プロ野球選手（投手）。右投右打。

同じくメジャーリーガーのジム・バスビー（英語版）とは従兄弟にあたる^[1]。

経歴[編集]

プロ入り前[編集]

1967年のMLBドラフト4巡目（全体78位）でサンフランシスコ・ジャイアンツから指名されたが、この時は契約せずに南カリフォルニア大学へ進学した。

現役時代[編集]

1971年6月のMLB二次ドラフト2巡目（全体39位）でカンザスシティ・ロイヤルズから指名され、プロ入り。

1972年にメジャーデビュー。沈む速球を武器に翌1973年には16勝を挙げ、4月27日のデトロイト・タイガース戦ではノーヒットノーランを達成した。さらに1974年は22勝（アメリカンリーグ3位）、198奪三振、6月19日のミルウォーキー・ブルワーズ戦では2年連続のノーヒットノーランを記録した。1975年も18勝を挙げたが、膝と肩の故障のため短命に終わり^[1]、1980年を最後に引退した。

引退後[編集]

引退後はテキサス・レンジャーズ戦の解説者、後に実況アナウンサーを務めた。また、1986年にはロイヤルズの球団殿堂入りを果たしている。

詳細情報[編集]

年度別投手成績[編集]

年度	球団	登板	先発	完投	完封	無四球	勝利	敗戦	勝率	打者	投球回	被安打	被本塁打	与四球	敬遠	与死球	奪三振	暴投	ボ丨ク	失点	自責点	防御率	W H I P
1972	KC	5	5	3	0		3	1	.750	153	40.0	28	1	8	0	0	31	0	0	9	7	1.58	0.90
1973		37	37	7	1		16	15	.516	1037	238.1	246	18	105	7	6	174	9	0	125	112	4.23	1.47
1974		38	38	20	3		22	14	.611	1220	292.1	284	14	92	6	9	198	5	2	118	110	3.39	1.29
1975		34	34	18	3		18	12	.600	1064	260.1	233	18	81	4	3	160	8	0	96	89	3.08	1.21
1976		13	13	1	0		3	3	.500	323	71.2	58	7	49	1	3	29	1	0	42	35	4.40	1.49
1978		7	5	0	0	0	1	0	1.000	104	21.1	24	2	15	1	2	10	0	1	18	18	7.59	1.83
1979		22	12	4	0		6	6	.500	405	94.1	71	10	64	3	0	45	1	0	45	38	3.63	1.43
1980		11	6	0	0	0	1	3	.250	199	42.1	59	3	19	0	2	12	4	0	30	29	6.17	1.84
MLB:8年		167	150	53	7		70	54	.565	4505	1060.2	1003	73	433	22	25	659	28	3	483	438	3.72	1.35

記録[編集]

MLBオールスターゲーム選出：2回（1974年 - 1975年）
ノーヒットノーラン：2回（1973年4月27日対デトロイト・タイガース戦、1974年6月19日対ミルウォーキー・ブルワーズ戦）

背番号[編集]

40（1972年 - 1980年）

脚注[編集]

^ ^a ^b 出野哲也『改訂新版メジャー・リーグ人名事典』言視舎、2013年、393頁頁。ISBN 978-4-905369-67-7。

外部リンク[編集]

選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)

この項目は、野球選手に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています（PJ野球選手/P野球）。

[jinmeijiten2013-1] 出野哲也『改訂新版メジャー・リーグ人名事典』言視舎、2013年、393頁頁。ISBN 978-4-905369-67-7。

[1]

表話編歴カンザスシティ・ロイヤルズ
球団	歴史選手監督成績エクスパンションドラフト
歴代本拠地	ミュニシパル・スタジアムカウフマン・スタジアム
文化	スラッガー
永久欠番	5 10 20 42
ロイヤルズ球団殿堂	スティーブ・バスビーエイモス・オーティスディック・ハウザークッキー・ロハスポール・スプリットオフデニス・レナードハル・マクレージョー・バークラリー・グラフレディ・パテックユーイング・カウフマンジョージ・ブレットフランク・ホワイトムリエル・カウフマンジョン・メイベリーダン・クイゼンベリーホワイティ・ハーゾグウィリー・ウィルソンジェフ・モンゴメリーデニー・マシューズブレット・セイバーヘイゲンマーク・グビザアート・スチュワートケビン・エイピアージョージ・トママイク・スウィーニー
ワールドシリーズ優勝（2回）	1985 2015
ワールドシリーズ敗退（2回）	1980 2014
リーグ優勝（4回）	1980 1985 2014 2015
できごと	パインタール事件
傘下マイナーチーム	オマハ・ストームチェイサーズ（AAA級）ノースウエストアーカンソー・ナチュラルズ（AA級）クアッドシティーズ・リバーバンディッツ（High-A級）コロンビア・ファイヤーフライズ（Low-A級）アリゾナ・コンプレックスリーグ・ロイヤルズ（Rookie級）ドミニカン・サマーリーグ・ロイヤルズ（Rookie級）

表話編歴カンザスシティ・ロイヤルズ開幕投手
1960年代	69 ウォーリー・バンカー
1970年代	70 ウォーリー・バンカー 71 ディック・ドラゴ 72 ディック・ドラゴ 73 スティーブ・バスビー 74 ポール・スプリットオフ 75 スティーブ・バスビー 76 ポール・スプリットオフ 77 ポール・スプリットオフ 78 デニス・レナード 79 デニス・レナード
1980年代	80 デニス・レナード 81 ラリー・グラ 82 デニス・レナード 83 ラリー・グラ 84 バド・ブラック 85 バド・ブラック 86 バド・ブラック 87 ダニー・ジャクソン 88 ブレット・セイバーヘイゲン 89 マーク・グビザ
1990年代	90 ブレット・セイバーヘイゲン 91 ブレット・セイバーヘイゲン 92 ケビン・エイピアー 93 ケビン・エイピアー 94 ケビン・エイピアー 95 ケビン・エイピアー 96 ケビン・エイピアー 97 ケビン・エイピアー 98 ティム・ベルチャー 99 ケビン・エイピアー
2000年代	00 ジェフ・スーパン 01 ジェフ・スーパン 02 ジェフ・スーパン 03 ルネルビス・ヘルナンデス 04 ブライアン・アンダーソン 05 ホセ・リマ 06 スコット・エラートン 07 ギル・メッシュ 08 ギル・メッシュ 09 ギル・メッシュ
2010年代	10 ザック・グレインキー 11 ルーク・ホッチェバー 12 ブルース・チェン 13 ジェームズ・シールズ 14 ジェームズ・シールズ 15 ヨーダノ・ベンチュラ 16 エディンソン・ボルケス 17 ダニー・ダフィー 18 ダニー・ダフィー 19 ブラッド・ケラー
2020年代	20 ダニー・ダフィー 21 ブラッド・ケラー 22 ザック・グレインキー 23 ザック・グレインキー 24 コール・レイガンズ