ブルース・チェン

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ブルース・チェン
Bruce Chen
カンザスシティ・ロイヤルズ #52
Bruce Chen on July 27, 2009.jpg
基本情報
国籍 パナマの旗 パナマ
出身地 パナマ県パナマ市
生年月日 1977年6月19日(37歳)
身長
体重
6' 2" =約188 cm
210 lb =約95.3 kg
選手情報
投球・打席 左投左打
ポジション 投手
プロ入り 1993年
初出場 1999年9月7日
年俸 $4,500,000(2013年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
国際大会
代表チーム パナマの旗 パナマ
WBC 2006年2009年

ブルース・カストロ・チェン(Bruce Kastulo Chen, 陳用彩, Chén Yòngcaǐ, 1977年6月19日 - )はパナマパナマ県パナマ市出身のプロ野球選手投手)。左投左打。中国系のパナマ人である。MLBカンザスシティ・ロイヤルズ所属。

経歴[編集]

ブレーブス時代[編集]

1993年7月2日にアトランタ・ブレーブスと契約。

1994年、ルーキー級ガルフ・コーストリーグ・ブレーブスでプロデビュー。9試合に登板し、1勝4敗1セーブ、防御率3.80だった。

1995年はルーキー級ダンビル・ブレーブスで14試合に登板し、4勝4敗、防御率3.97だった。

1996年はA-級ユージーン・エメラルズで11試合に登板し、4勝1敗、防御率2.27だった。

1997年はA級メイコン・ブレーブスで28試合に登板し、12勝7敗、防御率3.51だった。

1998年はAA級グリーンビル・ブレーブスとAAA級リッチモンド・ブレーブスでプレー。AA級では24試合に登板し、13勝7敗、防御率3.29だった。9月7日のニューヨーク・メッツ戦で先発起用されメジャーデビュー。3回を投げ、6安打(2本塁打)4失点2四球と結果を残せず降板。勝ち負けは付かなかった。9月12日のフロリダ・マーリンズ戦では6.1回を6安打2失点7奪三振に抑え、メジャー初勝利を挙げた。この年は4試合に登板し、2勝0敗、防御率3.98だった。

1999年はAAA級リッチモンドで開幕を迎え、5月にメジャーへ昇格。8月7日のサンフランシスコ・ジャイアンツ戦からリリーフへ転向した。16試合に登板し、2勝2敗、防御率5.47だった。

2000年はリリーフに専念し、22試合に登板。4勝0敗、防御率2.50だった。

フィリーズ時代[編集]

2000年7月12日にアンディ・アシュビーとのトレードで、ジミー・オスティングと共にフィラデルフィア・フィリーズへ移籍。移籍後は先発に復帰し、15試合に登板。3勝4敗、防御率3.63だった。

2001年は開幕ロースター入りし、16試合に登板。4勝5敗、防御率5.00と数字を残せず、7月6日にAA級レディング・フィリーズへ降格した。

メッツ時代[編集]

2001年7月27日に、デニス・クックおよびターク・ウェンデルとのトレードで、アダム・ウォーカーと共にニューヨーク・メッツへ移籍。移籍後は11試合に登板し、3勝2敗、防御率4.68だった。

2002年は開幕ロースター入りし、リリーフとして1試合に登板した。

エクスポズ時代[編集]

2002年4月5日に、フィル・セイベルおよびマット・ワトソンスコット・ストリックランドとのトレードで、後日発表選手と共にモントリオール・エクスポズへ移籍(後日発表選手は、サウル・リベラディッキー・ゴンザレスルイス・フィゲロア)。移籍後は15試合に登板(先発は5度の登板)し、2勝3敗、防御率6.99だった。

レッズ時代[編集]

2002年6月14日にジム・ブラウワーとのトレードでシンシナティ・レッズへ移籍[2]。39試合に登板し、0勝2敗、防御率4.31だった。

2003年3月10日に放出された。

アストロズ・レッドソックス時代[編集]

2003年3月14日にヒューストン・アストロズとマイナー契約を結び[3]、開幕ロースター入りした。11試合に登板し、0勝0敗、防御率6.00だった。5月3日にDFAとなり[4]、5月7日にウェーバーでボストン・レッドソックスへ移籍[5]。5月9日にメジャーへ昇格したが、5試合に登板し、0勝1敗、防御率5.11と結果を残せず、6月1日にDFAとなり[6]、6月5日にAAA級ポータケット・レッドソックスへ降格した。オフの10月3日にFAとなった。

ブル―ジェイズ傘下時代[編集]

2003年11月26日にトロント・ブルージェイズとマイナー契約を結んだ[7]

2004年はAAA級シラキュース・チーフスで開幕を迎え、3試合に登板し、0勝1敗、防御率8.71だった。

オリオールズ時代[編集]

2004年5月1日に金銭トレードでボルチモア・オリオールズへ移籍。移籍後はAAA級オタワ・リンクスでプレーし、8月25日にメジャー契約を結んだ[8]。昇格後は8試合に登板し、2勝1敗、防御率3.02だった。

2005年は開幕ロースター入りし[9]、34試合に登板。新たにチェンジアップを習得し、投球に幅が広がったこともあって、メジャ-8年目で自身初の2桁勝利、また自己最多となる13勝をマーク。自身2度目の完投勝利を挙げ、197.1投球回と133奪三振も自己最多と飛躍の年となった。

2006年1月17日にオリオールズと1年契約に合意[10]エリック・ベダードロドリゴ・ロペスらと共に、開幕から先発投手としてプレー。しかし、制球難に陥り、6月頭に先発ローテーションを外され、中継ぎとしてプレーすることとなった。オフの10月31日にFAとなった。

レンジャーズ時代[編集]

2007年2月6日にテキサス・レンジャーズとマイナー契約を結び[11]、4月1日にメジャー契約を結んだ[12]。昇格後は5試合に登板したが、防御率7.20と乱調。4月21日にDFAとなり[13]、4月28日にAAA級オクラホマ・レッドホークスに降格した。降格後はAAA級で4試合に登板し、1勝1敗、防御率5.62だった。10月15日にFAとなった。

ロイヤルズ時代[編集]

2009年第2回WBCパナマ代表に選出され、初戦のプエルトリコ戦に先発するも4回2失点で負け投手となった。3月1日にカンザスシティ・ロイヤルズとマイナー契約を結んだ[14]。AAA級オマハ・ストームチェイサーズで開幕を迎え、6月26日にロイヤルズとメジャー契約を結んだ[15]。昇格後は17試合に登板し、1勝6敗、防御率5.78だった。11月6日にFAとなったが、12月11日にマイナー契約で再契約した[16]

2010年はAAA級オマハで開幕を迎え、4月23日にロイヤルズとメジャー契約を結んだ。この年は4年ぶりの二桁勝利となる12勝(7敗)を挙げ、防御率4.17だった。11月5日にFAとなった。

2011年1月15日にロイヤルズと1年契約で再契約した。開幕ロースター入りしたが、5月10日に腰の故障で15日間の故障者リスト入りし、6月24日に復帰。約1ヶ月間離脱していたが、25試合に登板し、2年連続の二桁勝利となる12勝(8敗)を挙げ、防御率は3.77だった。オフの10月30日にFAとなったが、11月23日に総額900万ドル(出来高を含めると最大で総額1100万ドル)の2年契約でロイヤルズと再契約した[17]

2012年は開幕ロースター入りし、34試合に登板(34試合の先発登板はリーグトップ)。11勝14敗、防御率5.07と前年に比べ成績は悪かったが、3年連続の二桁勝利を挙げた。

2013年はリリーフで開幕を迎え、7月12日のクリーブランド・インディアンス戦から先発に復帰。34試合に登板し、9勝4敗、防御率3.27だった。オフの10月31日にFAとなった。

2014年1月30日にロイヤルズと325万ドルの1年契約(2015年のオプション付き)で再契約したことが報道され[18]、2月1日に球団が発表した[19]。開幕ロースター入りし、4試合に登板したが、5月2日に椎間板ヘルニアで15日間の故障者リスト入りした[20]

年度別投手成績[編集]





















































W
H
I
P
1998 ATL 4 4 0 0 0 2 0 0 -- 1.000 91 20.1 23 3 9 1 1 17 0 0 9 9 3.98 1.57
1999 16 7 0 0 0 2 2 0 0 .500 214 51.0 38 11 27 3 2 45 0 0 32 31 5.47 1.27
2000 22 0 0 0 0 4 0 0 0 1.000 176 39.2 35 4 19 2 1 32 0 1 15 11 2.50 1.36
PHI 15 15 0 0 0 3 4 0 0 .429 383 94.1 81 14 27 2 1 80 4 0 39 38 3.63 1.14
'00計 37 15 0 0 0 7 4 0 0 .636 559 134.0 116 18 46 4 2 112 4 1 54 49 3.29 1.21
2001 16 16 0 0 0 4 5 0 0 .444 381 86.1 90 19 31 4 1 79 2 0 53 48 5.00 1.40
NYM 11 11 0 0 0 3 2 0 0 .600 253 59.2 56 10 28 0 0 47 3 0 37 31 4.68 1.41
'01計 27 27 0 0 0 7 7 0 0 .500 634 146.0 146 29 59 4 1 126 5 0 90 79 4.87 1.40
2002 1 0 0 0 0 0 0 0 0 ---- 3 0.2 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0.00 1.50
MON 15 5 0 0 0 2 3 0 0 .400 179 37.1 47 9 23 3 1 43 3 0 29 29 6.99 1.88
CIN 39 1 0 0 0 0 2 0 4 .000 178 39.2 37 7 20 2 1 37 1 0 24 19 4.31 1.44
'02計 55 6 0 0 0 2 5 0 4 .286 360 77.2 85 16 43 5 2 80 4 0 53 48 5.56 1.65
2003 HOU 11 0 0 0 0 0 0 0 1 ---- 60 12.0 14 2 8 1 2 8 0 0 8 8 6.00 1.83
BOS 5 2 0 0 0 0 1 0 0 .000 50 12.1 12 4 2 0 0 12 0 0 8 7 5.11 1.14
'03計 16 2 0 0 0 0 1 0 1 ---- 110 24.1 26 6 10 1 2 20 0 0 16 15 5.55 1.48
2004 BAL 8 7 1 0 1 2 1 0 0 .667 196 47.2 39 7 16 0 0 32 0 0 19 16 3.02 1.15
2005 34 32 1 0 0 13 10 0 0 .565 832 197.1 187 33 63 0 9 133 2 1 94 84 3.83 1.27
2006 40 12 0 0 0 0 7 0 1 .000 453 98.2 137 28 35 3 0 70 1 0 81 76 6.93 1.74
2007 TEX 5 0 0 0 0 0 0 0 0 ---- 46 10.0 11 3 6 1 0 7 0 0 11 8 7.20 1.70
2009 KC 17 9 0 0 0 1 6 0 0 .143 279 62.1 74 12 25 3 4 45 4 0 42 40 5.78 1.59
2010 33 23 1 1 0 12 7 1 0 .632 608 140.1 136 17 57 4 3 98 3 0 68 65 4.17 1.38
2011 25 25 1 0 0 12 8 0 0 .600 654 155.0 152 18 50 2 7 97 2 0 71 65 3.77 1.30
2012 34 34 0 0 0 11 14 0 0 .440 827 191.2 215 33 47 3 8 140 5 0 114 108 5.07 1.37
2013 34 15 0 0 0 9 4 0 2 .692 498 121.0 107 13 36 4 3 78 0 1 46 44 3.27 1.18
通算:15年 385 218 4 1 1 80 76 1 8 .513 6361 1477.1 1492 247 529 38 44 1100 30 3 800 737 4.49 1.37
  • 2013年度シーズン終了時
  • 各年度の太字はリーグ最高

脚注[編集]

  1. ^ Bruce Chen Stats, News, Pictures, Bio, Videos” (英語). ESPN.com. 2012年12月29日閲覧。
  2. ^ Reds acquire Chen from Expos”. MLB.com Reds Press Release (2002年6月14日). 2014年5月3日閲覧。
  3. ^ Astros sign lefthander Chen”. MLB.com Reds Press Release (2003年3月14日). 2014年5月3日閲覧。
  4. ^ Lefthander Bland joins Astros”. MLB.com Astros Press Release (2003年5月3日). 2014年5月3日閲覧。
  5. ^ Red Sox claim LHP Bruce Chen off waivers from the Houston Astros”. MLB.com Red Sox Press Release (2003年5月7日). 2014年5月3日閲覧。
  6. ^ Tom Singer (2003年6月1日). “Notes: Kim ready for Boston”. MLB.com. 2014年5月3日閲覧。
  7. ^ Blue Jays sign Bruce Chen”. MLB.com Blue Jays Press Release (2003年11月26日). 2014年5月3日閲覧。
  8. ^ Gary Washburn (2004年8月25日). “Notes: Raines Jr., Leon recalled”. MLB.com. 2014年5月3日閲覧。
  9. ^ Orioles set 25-man roster”. MLB.com Orioles Press Release (2005年4月2日). 2014年5月3日閲覧。
  10. ^ Orioles agree to terms with four players”. MLB.com Orioles Press Release (2006年1月17日). 2014年5月3日閲覧。
  11. ^ Texas Rangers sign LHP Bruce Chen to Minor League contract”. MLB.com Rangers Press Release (2007年2月6日). 2014年5月3日閲覧。
  12. ^ Texas Rangers announce 2007 Opening Day roster”. MLB.com Rangers Press Release (2007年4月1日). 2014年5月3日閲覧。
  13. ^ Texas Rangers purchase contract of Willie Eyre”. MLB.com Rangers Press Release (2007年4月21日). 2014年5月3日閲覧。
  14. ^ Dick Kaegel (2009年3月1日). “Royals secure another veteran arm”. MLB.com. 2014年5月3日閲覧。
  15. ^ Wayne Staats (2009年6月26日). “Farnsworth lands on disabled list”. MLB.com. 2014年5月3日閲覧。
  16. ^ Royals agree to terms with six players on minor league deals”. MLB.com Royals Press Release (2009年12月11日). 2014年5月3日閲覧。
  17. ^ Kaegel, Dick (2011年11月23日). “Royals, Chen agree to two-year contract”. MLB.com. 2011年11月30日閲覧。
  18. ^ Dick Kaegel (2014年1月30日). “Chen, Royals working toward one-year contract”. MLB.com. 2014年1月31日閲覧。
  19. ^ Royals sign veteran left-handed pitcher Bruce Chen”. MLB.com Royals Press Release (2014年2月1日). 2014年2月1日閲覧。
  20. ^ Dick Kaegel (2014年5月2日). “Chen scratched from start, lands on DL”. MLB.com. 2014年5月3日閲覧。

外部リンク[編集]