ジョセフ・ケラー
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ジョセフ・ケラー(Joseph Bishop Keller, 1923年7月31日 - )は、ニュージャージー州パターソン生まれのアメリカ合衆国の数学者で、応用数学を専門とする。幾何光学回折理論で知られる[1]。
彼はスイス系ユダヤ人の家庭に生まれ、1948年にニューヨーク大学のリヒャルト・クーラントの下で博士号を取った。1979年まで、ニューヨーク大学のクーラント数学研究所で数学と機械工学の教授を務めた。その後スタンフォード大学に移り、1993年まで数学と機械工学の教授を務め、名誉教授となった。
カリフォルニア工科大学の数学教授で、数値解析、科学計算、分岐理論、経路追従、ホモトピー、計算流体力学などを専門とするハーバート・ケラーは、弟である。
彼は、波動伝播などの科学や工学の問題に数学を応用する研究を行った。特に量子力学の固有値を計算するアインシュタイン-ブリルアン-ケラー量子化への貢献で知られる。
1988年にはアメリカ国家科学賞、1997年にウルフ賞数学部門、1996年にネンマーズ賞を受賞した。
出典 [編集]
- ^ Joseph Bishop Keller, "Geometrical theory of diffraction", J. Opt. Soc. Am., vol. 52, no. 2, pp. 116-130, 1962.
外部リンク [編集]
- Official biography
- Curriculum vitae
- ジョセフ・ケラー - Mathematics Genealogy Project
- “Interview with Joseph Keller” (PDF). Notices of the American Mathematical Society 51 (7): pp.751–760. (August 2004) 2008年1月17日閲覧。.