クリス・カプアーノ

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クリス・カプアーノ
Chris Capuano
ニューヨーク・ヤンキース #26
Chris Capuano.jpg
ドジャース時代
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 マサチューセッツ州スプリングフィールド
生年月日 1978年8月19日(36歳)
身長
体重
6' 2" =約188 cm
215 lb =約97.5 kg
選手情報
投球・打席 左投左打
ポジション 投手
プロ入り 1999年 ドラフト8巡目(全体238位)でアリゾナ・ダイヤモンドバックスから指名
初出場 2003年5月4日 アトランタ・ブレーブス
年俸 $2,250,000(2014年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

クリストファー・フランク・カプアーノChristopher Frank Capuano, 1978年8月19日 - )は、アメリカ合衆国マサチューセッツ州スプリングフィールド出身のプロ野球選手投手)。左投左打。MLBニューヨーク・ヤンキース所属。

経歴[編集]

ダイヤモンドバックス時代[編集]

1999年MLBドラフト8巡目(全体238位)でアリゾナ・ダイヤモンドバックスから指名を受け、8月24日に契約。

2000年、A級サウスベンド・シルバーホークスでプロデビュー。18試合に登板し、10勝4敗、防御率2.21だった。

2001年はAA級エル・パソ・ディアブロズで28試合に登板し、10勝11敗、防御率5.31だった。

2002年はAAA級ツーソン・サイドワインダーズで6試合に登板し、4勝1敗、防御率2.72だった。

2003年3月8日にAAA級ツーソンへ異動し、開幕をAAA級で迎えた。5月4日にメジャーへ昇格し、同日のアトランタ・ブレーブス戦でメジャーデビュー。同点の延長10回表から登板したが、11回表に2失点を喫し、敗戦投手となった。3度目の登板となった5月17日のピッツバーグ・パイレーツ戦で先発に転向したが、4.2回を6安打7失点と打たれ、同日にAAA級へ降格した。7月9日に再昇格し、同日のアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦で7回を3安打1失点(自責点0)に抑え、メジャー初勝利を挙げた。7月10日に再びAAA級へ降格した。登録枠が拡大された9月1日にメジャーへ昇格した。この年は9試合に登板し、2勝4敗、防御率4.64だった。

ブルワーズ時代[編集]

2003年12月1日リッチー・セクソンシェーン・ナンス、後日発表選手とのトレードクレイグ・カウンセルチャド・モーラーライル・オーバーベイホルヘ・デラロサジュニア・スパイビーと共にミルウォーキー・ブルワーズへ移籍した[2]

2004年3月4日にブルワーズと1年契約に合意[3]。開幕ローテーションに加わったが、4月23日に15日間の故障者リスト入りした。5月26日に復帰。同日のロサンゼルス・ドジャース戦で登板したが、6月1日に15日間の故障者リスト入りした。6月12日に復帰し、復帰後は13試合に登板したが、8月25日に左肘の故障で再び15日間の故障者リスト入りした。この年は17試合に登板し、6勝8敗、防御率4.99だった。

2005年2月19日にブルワーズと1年契約に合意[4]。この年はリーグ最多の35試合に先発し、18勝12敗、防御率3.99だった。

2006年2月24日にブルワーズと1年契約に合意[5]。前半戦に10勝4敗・防御率3.21と好成績を残し、オールスターに初選出(試合では登板機会なし)。しかし後半戦は防御率5.17と調子を落とした。シーズン通算で11勝12敗・防御率4.03を記録。クオリティ・スタート25はロイ・オズワルト(アストロズ)と並ぶリーグ最多、174奪三振アンディ・ペティット(アストロズ)に次いでリーグ左腕投手2位だった[6]。なお、この年のオフに日米野球で来日している。

2007年1月17日にブルワーズと325万ドルの1年契約に合意[7]。この年は29試合に登板し、5勝12敗・防御率5.10を記録した。3・4月は5登板で4勝0敗・防御率3.21と好調だったが、5月7日ワシントン・ナショナルズ戦で5勝目を挙げたきり勝ち運に見放され、その後の22登板で0勝12敗・防御率6.08と低迷。12連敗は球団記録を更新するものだった[8]。また、カプアーノ登板試合でチームは18連敗を喫している。

2008年1月18日にブルワーズと375万ドルの1年契約に合意[9][10]。3月27日に左肘の故障で15日間の故障者リスト入りし[11]トミー・ジョン手術を行った。9月2日に60日間の故障者リストへ異動し、そのままシーズンを終えた。オフの12月12日にノンテンダーFAとなった[12]が、12月15日にブルワーズとマイナー契約で再契約した[13]

2009年8月19日にルーキー級アリゾナリーグ・ブルワーズで故障から復帰し、9月からはルーキー級ヘレナ・ブルワーズでプレー。ルーキー級ヘレナでは3試合に登板し、0勝0敗、防御率6.00だった。オフの11月9日にFAとなり、11月23日にブルワーズとマイナー契約で再契約した[14]

2010年はA+級ブレバードカウンティ・マナティーズで開幕を迎え、3試合に登板し、2勝0敗、防御率1.23と好投。5月にAAA級ナッシュビル・サウンズへ昇格し、4試合に登板。1勝1敗、防御率1.80だった。5月29日にブルワーズとメジャー契約を結び[15]、6月3日のフロリダ・マーリンズ戦で3年ぶりのメジャー登板を果たしたが、3.2回を投げ7安打3失点を喫し、敗戦投手となった。その後はリリーフに転向し、9月に再び先発へ復帰した。この年は24試合に登板し、4勝4敗、防御率3.95だった。オフの11月1日にFAとなった。

メッツ時代[編集]

2011年1月3日ニューヨーク・メッツと150万ドルの1年契約を結んだ[16][17]。この年は33試合に登板し、11勝12敗、防御率4.55だった。オフの10月30日にFAとなった。

ドジャース時代[編集]

2011年12月2日ロサンゼルス・ドジャースと1000万ドルの2年契約(2014年のミューチュアル・オプション付き)を結んだ[18][19]

2012年はリーグトップの33試合に登板し、12勝12敗、防御率3.72だった。

2013年は開幕後3試合に登板したが、4月17日に15日間の故障者リスト入りした[20]。5月6日に復帰した[21]が、6月4日に左肩の故障で15日間の故障者リスト入りした[22]。6月19日に復帰[23]。この年は24試合に登板し、4勝7敗、防御率4.26だった。オフの10月31日に球団がオプションを破棄したため、FAとなった[24]

レッドソックス時代[編集]

2014年2月22日にボストン・レッドソックスと225万ドル+出来高の1年契約を結んだ[25][26]。開幕後はリリーフとして28試合に登板し、1勝1敗、防御率4.55と結果を残せず、6月25日DFAとなり[27]7月1日にFAとなった。

ロッキーズ傘下時代[編集]

2014年7月4日コロラド・ロッキーズとマイナー契約を結んだ[28]。契約後はAA級タルサ・ドリラーズとAAA級コロラドスプリングス・スカイソックスでプレー。AAA級では3試合に登板し、1勝0敗、防御率3.07だった。

ヤンキース時代[編集]

2014年7月24日に金銭トレードでニューヨーク・ヤンキースへ移籍[29]。7月25日に25人枠入りした[30]。移籍後は12試合に登板し、2勝3敗、防御率4.25だった。オフの10月30日にFAとなったが、12月16日にヤンキースと500万ドルの1年契約で再契約した[31][32]

プレースタイル[編集]

守備面では牽制が上手く、2005年にはメジャー最多タイの12人もの走者を刺した。

年度別投手成績[編集]





















































W
H
I
P
2003 ARI 9 5 0 0 0 2 4 0 1 .333 139 33.0 27 3 11 1 6 23 3 0 19 17 4.64 1.15
2004 MIL 17 17 0 0 0 6 8 0 0 .429 385 88.1 91 18 37 1 5 80 3 1 55 49 4.99 1.45
2005 35 35 0 0 0 18 12 0 0 .600 949 219.0 212 31 91 6 12 176 3 4 105 97 3.99 1.38
2006 34 34 3 2 2 11 12 0 0 .478 936 221.1 229 29 47 4 9 174 7 0 108 99 4.03 1.25
2007 29 25 0 0 0 5 12 0 0 .294 669 150.0 170 20 54 2 8 132 10 0 93 85 5.10 1.49
2010 24 9 0 0 0 4 4 0 1 .500 278 66.0 65 9 21 1 1 54 5 0 29 29 3.95 1.30
2011 NYM 33 31 1 1 1 11 12 0 1 .478 802 186.0 198 27 53 5 5 168 4 0 99 94 4.55 1.35
2012 LAD 33 33 0 0 0 12 12 0 0 .500 817 198.1 188 25 54 4 2 162 6 0 91 82 3.72 1.22
2013 24 20 0 0 0 4 7 0 0 .364 457 105.2 125 11 24 5 0 81 5 0 57 50 4.26 1.41
2014 BOS 28 0 0 0 0 1 1 0 4 .500 143 31.2 34 3 15 2 1 29 4 1 17 16 4.55 1.55
NYY 12 12 0 0 0 2 3 0 0 .400 286 65.2 67 7 19 1 3 55 4 0 34 31 4.25 1.31
'14計 40 12 0 0 0 3 4 0 4 .429 429 97.1 101 10 34 3 4 84 8 1 51 47 4.35 1.39
通算:10年 278 221 4 3 3 76 87 0 7 .466 5861 1365.0 1406 183 326 32 52 1134 54 6 707 649 4.28 1.34
  • 2014年度シーズン終了時
  • 各年度の太字はリーグ最高

獲得タイトル・表彰[編集]

脚注[編集]

  1. ^ Chris Capuano Stats, News, Pictures, Bio, Videos” (英語). ESPN.com. 2014年1月28日閲覧。
  2. ^ Brewers make nine-player trade with Arizona”. MLB.com Brewers Press Release (2003年12月1日). 2014年12月18日閲覧。
  3. ^ Brewers sign five players to one-year deals”. MLB.com Brewers Press Release (2004年3月4日). 2014年12月18日閲覧。
  4. ^ Brewers sign three to one-year deals”. MLB.com Brewers Press Release (2005年2月19日). 2014年12月18日閲覧。
  5. ^ Brewers sign three players, announce Dallimore's retirement”. MLB.com Brewers Press Release (2006年2月24日). 2014年12月18日閲覧。
  6. ^ "2006 Career Highlights," The Official Site of The Milwaukee Brewers. 2008年2月4日閲覧。
  7. ^ Adam McCalvy (2007年1月18日). “Capuano rewarded with one-year deal”. MLB.com. 2014年12月18日閲覧。
  8. ^ "2007 Career Highlights," The Official Site of The Milwaukee Brewers. 2008年2月4日閲覧。
  9. ^ Capuano signs one-year contract”. MLB.com Brewers Press Release (2008年1月18日). 2014年12月18日閲覧。
  10. ^ Adam McCalvy (2008年1月18日). “Capuano, Brewers avoid arbitration”. MLB.com. 2014年12月18日閲覧。
  11. ^ Adam McCalvy (2008年3月28日). “Capuano opts against surgery for now”. MLB.com. 2014年12月18日閲覧。
  12. ^ Brewers do not tender offer to Capuano”. MLB.com Brewers Press Release (2008年12月12日). 2014年12月18日閲覧。
  13. ^ Adam McCalvy (2008年12月7日). “Brewers ink Capuano to Minors deal”. MLB.com. 2014年12月18日閲覧。
  14. ^ Adam McCalvy (2009年11月24日). “Brewers sign Capuano, Halama”. MLB.com. 2014年12月18日閲覧。
  15. ^ Vargas designated for assignment” (2010年5月30日). 2014年12月18日閲覧。
  16. ^ Mets sign LHP Chris Capuano and RHP Taylor Buchholz”. MLB.com Mets Press Release (2011年1月3日). 2014年12月18日閲覧。
  17. ^ Anthony DiComo (2011年1月3日). “Mets add pitchers Capuano, T. Buchholz”. MLB.com. 2014年12月18日閲覧。
  18. ^ Dodgers sign Capuano”. MLB.com Dodgers Press Release (2011年12月3日). 2014年12月18日閲覧。
  19. ^ Lyle Spencer (2011年12月3日). “Dodgers ink lefty Capuano to two-year deal”. MLB.com. 2014年12月18日閲覧。
  20. ^ Dodgers place Capuano on DL, recall Federowicz”. MLB.com Dodgers Press Release (2013年4月17日). 2014年12月18日閲覧。
  21. ^ Dodgers place Ellis on the disabled list; reinstate Capuano from DL”. MLB.com Dodgers Press Release (2013年5月7日). 2014年12月18日閲覧。
  22. ^ Dodgers reinstate Hanley from the DL; place Capuano on the DL”. MLB.com Dodgers Press Release (2013年6月5日). 2014年12月18日閲覧。
  23. ^ Dodgers reinstate Chris Capuano”. MLB.com Dodgers Press Release (2013年6月19日). 2014年12月18日閲覧。
  24. ^ Ken Gurnick (2013年11月1日). “Dodgers decline options on Capuano, M. Ellis”. MLB.com. 2014年12月18日閲覧。
  25. ^ Red Sox sign left-handed pitcher Chris Capuano to one-year contract”. MLB.com Red Sox Press Release (2014年2月22日). 2014年2月23日閲覧。
  26. ^ Red Sox add Chris Capuano”. ESPN Boston (2014年2月21日). 2014年2月23日閲覧。
  27. ^ Red Sox activate right-handed pitcher Clay Buchholz from disabled list”. MLB.com Red Sox Press Release (2014年6月25日). 2014年7月7日閲覧。
  28. ^ West Springfield's Chris Capuano signs with Colorado Rockies”. masslive.com (2014年7月4日). 2014年7月21日閲覧。
  29. ^ Yankees acquire LHP Chris Capuano”. MLB.com Yankees Press Release (2014年7月24日). 2014年7月25日閲覧。
  30. ^ Chris Capuano Added To Yanks’ Roster, Will Start On Saturday”. CBS New York (2014年7月25日). 2014年7月26日閲覧。
  31. ^ Yankees sign left-handed pitcher Chris Capuano”. MLB.com Yankees Press Release (2014年12月17日). 2014年12月18日閲覧。
  32. ^ Paul Casella (2014年12月17日). “Yankees strengthen rotation, bring back Capuano”. MLB.com. 2014年12月18日閲覧。

外部リンク[編集]