アニー・オークレイ

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ワイルド・ウェスト・ショーのポスターのアニー・オークレイ
1894年にトーマス・エジソンキネトスコープによって撮影された『exhibition of rifle shooting at glass balls, etc』より

アニー・オークレイAnnie Oakley、出生名:フィービ・アン・モーズィ(Phoebe Ann Mosey)、1860年8月13日 - 1926年11月3日)は、アメリカ合衆国オハイオ州生まれの女性の射撃名手。

略歴[編集]

幼少期から数々の射撃大会に参加して評判を得、1885年バッファロー・ビルの主催する『ワイルド・ウェスト・ショーWild West show)』にスカウトされ看板スターになった。身長152cmと小柄であったが射撃の腕はきわめて優れ、22口径ライフルで27mの距離から横向きのトランプカードを分断し、地面に落ちるまでに5乃至6個の穴をあけることが出来た。ヨーロッパ巡業で、ドイツの皇太子が口にくわえた葉巻を撃ち落して見せたという話もある。容姿にも恵まれ、また当時は女性の社会的地位も低かった中で男性に勝る技能を持った事もあって人気を博し、後にその生涯は映画やテレビドラマの題材として数多く取り上げられた。 アービング・バーリンミュージカルおよび映画「アニーよ銃をとれAnnie Get Your Gun)」は彼女が題材となっている。夫フランク・バトラー (en:Frank E. Butler)も射撃の名手だった。

第一次世界大戦にアメリカが参戦した際、新兵の射撃訓練の教官としても業績を上げている。

1926年交通事故によって死去した。

関連作品[編集]

  • 愛の弾丸(Annie Oakley) - 1935年公開のアメリカ映画。バーバラ・スタンウィックがアニー役で主演。
  • アニーよ銃をとれ - 1946年のアメリカ製ミュージカル。 初演ではエセル・マーマンが主演、アニー役。1966年にも再演されている。
  • アニーよ銃をとれ - 1950年公開の映画版。 アメリカ製。主演、アニー役はベティ・ハットン
  • アニー・オークレイ - 1954年から1956年にかけてアメリカで放映されたテレビドラマ。主演、アニー役は実際に射撃と乗馬の名人であった若手女優ゲイル・デービス。日本では、『アニーよ銃をとれ』の題で1957年からKRテレビ(後にTBS)で放映され、その後も再放送された。目にも止まらぬ拳銃の早撃ちで悪人の銃を叩き落とすが殺しはしないヒロインとして描かれている(週刊TVガイド編集部編 『昭和30年代のTVガイド』 ごま書房 1983年)。
  • ビッグ・アメリカン - 1976年公開の映画。原題『バッファロービルとインディアン』(Buffalo Bill and the Indians, or Sitting Bull's History Lesson)。ジェラルディン・チャップリンがアニー役を演じている。

外部リンク[編集]