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2004年の金星の日面通過。ドイツのイェーナにて。
2004年の金星の日面通過。ドイツイェーナにて。

金星の太陽面通過とは、金星太陽面を黒い円形のシルエットとして通過していくように見える天文現象である。金星が地球と太陽のちょうど間に入ることで起こる。金星の太陽面通過は非常に稀な現象で、近年では、8年、105.5年、8年、121.5年の間隔で発生する。直近では協定世界時2012年6月5日から6日にかけて起こった。次回は2117年12月10日から11日にかけて起こる。記録に残る初の観測は、1639年エレミア・ホロックスによってなされた。

地球からの距離が約4,100万キロメートルある金星は、太陽面通過の間、太陽の表面を東から西へ動いていく小さな黒い円盤のように見える。金星の太陽面通過を観察することで、地球と太陽の間の距離(1天文単位)が算出可能となる。1天文単位の距離を得るために、1761年1769年の太陽面通過では欧州を中心として国を超えた国際的な観測事業が行われ、世界各地に天文学者が派遣された……


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コバネイナゴのメス(左)とオス(右)、大阪市長居公園にて
コバネイナゴ (Oxya yezoensis) のメス(左)とオス(右)、大阪市長居公園にて

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