コンテンツにスキップ

飯田美花

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
飯田 美花
Mika Iida
飯田 美花 Mika Iidaの画像
プロフィール
リングネーム 飯田 美花
三崎 グリ子(2代目)
本名 飯田 美花
ニックネーム NEO最後の遺伝子
身長 154cm
体重 50kg
誕生日 (1992-03-23) 1992年3月23日(32歳)
出身地 青森県東津軽郡平内町
所属 プロレスリングWAVE
(最終所属)
スポーツ歴 ソフトボール
トレーナー タニー・マウス
宮崎有妃
栗原あゆみ
府川唯未
デビュー 2010年11月21日
田村欣子
引退 2018年5月4日
テンプレートを表示

飯田 美花(いいだ みか、女性、1992年3月23日 - )は、日本の元女子プロレスラー青森県東津軽郡平内町出身。青森県立青森高等学校卒業。

経歴・戦歴

[編集]
2010年
田村がメインでNEO二冠王座防衛戦を控えていたにもかかわらず相手を引き受けたのは、全日本女子プロレスでデビューして以来、それまでデビュー戦の相手を一度もしたことがなく、選手名鑑に「デビュー戦 対田村欣子」と載りたかったためだったと田村本人がコメントしている[1]
2011年
2012年
  • 5月6日、栗原あゆみと「栗ご飯1周年興行」を開催。
  • 5月31日、「獅子の穴」に加入。
  • 10月6日、アイスリボンにて6月に復帰したNOZOMIと元NEOタッグ。
  • 11月4日、栗ご飯に栗原の師匠AKINOも加わり「秋の栗ご飯興行」を開催。
  • 11月11日、みちのくプロレス青森大会に参戦も、右膝前十字靭帯断裂のため長期欠場に入る。
  • 11月17日、後楽園ホールでのWAVE・AAA合同興行で欠場挨拶。手術に踏み切ることも表明した。
  • 12月5日、WAVE新木場大会において、1月の平日にレッスル武闘館にて「飯田エイド」開催が発表される[3]
2013年
  • 7月21日新宿FACEでの「夏だけど秋の栗ご飯FINAL in AKINOデビュー15周年」にて復帰。
  • 8月4日、栗原あゆみ引退興行の第1試合で栗原と最後のシングルを行い、メインにて「秋の栗ご飯」トリオ。
  • 8月5日、ZABUN所属になる[4]
  • 8月15日、新木場1stRINGで開催のWAVE興行「夏フェスタ‘13~渚のシンドバット~」で、WAVE入団を発表[5]。ただし当面は治療及びリハビリのため欠場。
  • 10月30日、WAVE後楽園大会にてGAMI引退記念5人掛けのひとりとして本格復帰。
  • 12月15日、2013年ZAN1総合順位で6位を獲得
2014年

2015年

  • 7月20日、Catch the WAVEリーグ戦の結果、飯田美花、志田光桜花由美華名の4選手が並び、優勝決定トーナメントを開催。志田光をくだし、決勝進出も、桜花由美に敗れ、2位となる
  • 12月27日、2015年ZAN1総合順位で3位を獲得

2016年

  • 6月2日、Catch the WAVEリーグ戦、レガッタブルーブロックでブロック優勝。決勝トーナメント1回戦で山下りなに敗れる
  • 12月29日、2016年ZAN1総合順位で2位を獲得

2017年

  • 4月19日、Catch the WAVEリーグ戦には不参加
  • 8月27日、頸椎損傷の為、8月27日大阪大会より欠場
  • 11月26日、後楽園ホール大会で復帰
  • 12月17日、2018年5月4日WAVE後楽園大会での引退を発表

2018年

  • 1月7日、2017年ZAN1の1位に輝き、桜花由美のレジーナ王座に挑戦も敗退
  • 2月3日、スペイン・バルセロナでRCWに参戦
  • 3月13日、モデルとして『アイドル×レスラー展』に参加
  • 4月22日、YOUNG新木場大会にて、引退前の5人掛けに挑むも2人目の弓季戦で肩を脱臼
  • 5月4日、後楽園ホールにて、引退試合『Catch the WAVE 2018~波女決勝戦~飯田美花引退「ごちそうさまでした!」』をおこなった[7][8]
    • 第1試合は、長浜浩江とのシングルマッチ。4月22日新木場1stRINGでのシングル5人掛けがケガの悪化のため中止[9]、長浜が再試合を要望し5分だけおこなう予定であった。しかし当日リング上で飯田が通常ルールでやろうと宣言、15分1本勝負がおこなわれた。結果は長浜浩江が5分59秒バックドロップ・ホールドで勝利した[7]
    • 第6試合で、飯田美花引退試合、飯田美花&桜花由美&長浜浩江 vs 山下りな&小林香萌&夏すみれ戦がおこなわれた。結果は山下りながラリアットからエビ固め26分47秒で勝利した[7]
    • 試合後に引退セレモニーがおこなわれ、NEO女子プロレスのOG、WAVEのOG渋谷シュウ、フリー選手、アイスリボン、PURE-J、SEAdLINNNG、アクトレスガールズ Beginningから選手が集まった。飯田のあいさつの後、10カウントゴング。7年5カ月の現役生活にピリオドを打った[7]

人物

[編集]
  • 実家はホタテの養殖業。そのため現在のコスチュームにはホタテのマークがついている。
  • NEO女子プロレス最後の新人。入団テストの際に団体の解散を知らされていながら、敢えて入団した。甲田哲也社長は「どうせ半年続かないだろう」と思い入団を許可した。
  • 栗原あゆみからドロップキックの技術などを評価され、自主興行への参戦につながった[10]。また、NEO解散興行より栗原から譲り受けたリングコスチュームを使用している。
  • 2011年1月よりアイスリボンにレギュラー参戦を開始。真琴率いるユニット「平成YTR」にも加わっている。
  • アイスリボンと同時にレギュラー参戦している19時女子プロレスでは志田光に対し、最後の締めを横取りしたり、タッグを組んで負けたときはリーダーシップがないと批判するなど新人らしからぬ度胸を見せている。
  • 飄々としていながら茶目っ気があり、アイスリボン参戦時には入場式などで小ネタを披露することが多い。
  • フリーランス時代のプロレスリングWAVE参戦時はホワイトテイルズ所属。
  • かつてみちのくプロレスに所属した大柳錦也は高校の先輩に当たる。
  • 引退後は一般企業に就職。また小林香萌と趣味でバンドを組み、メンバーが主宰するイベントに出演した[11]

所属

[編集]
  • NEO女子プロレス(2010年)
  • フリーランス(2011年 - 2013年8月)
  • ZABUN(2013年8月)
  • プロレスリングWAVE(2013年8月 - 2018年5月)

得意技

[編集]
ヨーロピアンクラッチ
主なフィニッシュ・ホールド。「東津軽クラッチ」等、参戦団体によって名前が変わる。
エウロパ
カサドーラからのヨーロピアンクラッチ。
直伝雁之助クラッチ
ミスター雁之助直伝。
ドロップキック
タニバット
タニー・マウスから伝承。
河津落とし
津軽固め
グラウンド卍固め
津軽海峡冬固め
変型サーフボード・ストレッチ
ジャベ・デ・フカワ
足極め式キャメルクラッチ。府川唯未から伝授。

獲得タイトル

[編集]

イメージビデオ

[編集]
  • 「おかわり。」(2016年8月13日、Beauty Fighters)[12]

モデル

[編集]
  • IDOL WRESTLER EXHIBITION アイドル×レスラー展(2018年3月13日 – 25日、銀座・ヴァニラ画廊)[13]
  • レスラーズグラフィカ (2018年4月28日-5月6日、ギャラリースタジオイイブリッジ)
  • 週刊プロレスEXTRA「エロカワ主義V」-グラビア

脚注

[編集]
  1. ^ 五十六杯目 2011年12月3日
  2. ^ 野崎にとってNEOにおける後輩と対戦した唯一のシングルマッチとなった。一方の飯田はNEOに当時在籍していた先輩全員とシングルマッチで当たった。
  3. ^ “WAVEがシングル王座を新設!歴代波女3人+実力、人気、運の3つを持ち合わせた選手によるトーナメント開催へ!”. バトル・ニュース. (2012年12月6日). https://battle-news.com/news/2012/12/001598.php 
  4. ^ “飯田美花がZABUN所属に”. RINGSTARS. (2013年8月5日). https://ameblo.jp/ringstars/entry-11586928279.html 
  5. ^ 夏フェスタありがとうございました!女子プロレスラーGAMIの「まいどGAMIです」2013年8月16日
  6. ^ YOUNG OH! OH! 9 株式会社ZABUN・プロレスリングWAVE
  7. ^ a b c d Catch the WAVE 2018~波女決勝戦~飯田美花引退「ごちそうさまでした!」”. プロレスリングWAVE. 2018年5月時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年10月29日閲覧。
  8. ^ 【プロレスリングWAVE】飯田美花が仲間に見送られ引退!「私はまわりに恵まれたなと思っています。辛いこと以上にまわりに幸せにしてもらいました。」<5.4後楽園大会>”. プロレスTODAY (2018年5月4日). 2023年10月29日閲覧。
  9. ^ 四百九十五杯目〜昨日の欠場について〜”. アメーバブログ (2018年4月23日). 2023年10月29日閲覧。
  10. ^ 飯田美花が栗原あゆみとドロップキック対決! - NEO女子プロレス社長のブログ
  11. ^ https://twitter.com/manmos_fes/status/1225651918589980672”. Twitter. 2022年6月28日閲覧。
  12. ^ 飯田美花、長浜浩江、夏すみれ、フェアリー日本橋イメージDVD同時発売!”. プロレスリング WAVE (2016年8月13日). 2016年8月19日閲覧。
  13. ^ 銀座の画廊で『アイドル×レスラー展』が開催!5団体13選手が参加しスポーツとアートが融合!”. バトルニュース (2018年3月12日). 2018年3月13日閲覧。

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]