霞間ヶ渓
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概要
[編集]桜と渓谷の調和が非常に美しいことから、国の名勝及び天然記念物に指定されている(指定名称は「霞間ヶ渓(サクラ)」)。断層崖からなる池田山の東斜面を浸食して形成された渓谷で、地形は非常に急峻である。
霞間ヶ渓のサクラ
[編集]霞間ヶ渓はかつて鎌ヶ谷と呼ばれていた。古くから桜の名所として名高く、ヤマザクラ、シダレザクラ、エドヒガンなど数種類のサクラが谷間に沿って自生していた。そこへ大垣藩が治山政策のためにソメイヨシノなどを新たに植樹、更に明治以後も観光開発の一環として、植樹は増え続け、全長2キロメートルの渓谷一帯には約1,500 - 2,000本のサクラが見られるようになる。このサクラが一斉に咲くと、遠くから眺めれば霞がかかったように見えることから、いつしか「霞間ヶ渓」と呼ばれるようになった。東海3県有数のサクラの名所として知られており、「日本さくら名所100選」にも選定されている。
また、桜並木と並んで一帯は揖斐茶の特産地でもあり、桜並木の合間に茶畑が広がっている。
名称の変化
[編集]- 喜助谷[1]
- 鎌ヶ谷
- 霞間ヶ渓 - なお、地図での渓谷の名称は「霞間ヶ谷」である。
関連項目
[編集]参考文献
[編集]外部リンク
[編集]座標: 北緯35度25分49.29秒 東経136度32分55.27秒 / 北緯35.4303583度 東経136.5486861度