「佐々木助三郎」の版間の差分

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* [[宮川大輔 (タレント)|宮川大輔]](映画『[[桜と印籠]]』2008年)
* [[宮川大輔 (タレント)|宮川大輔]](映画『[[桜と印籠]]』2008年)
* [[東幹久]](テレビドラマ『水戸黄門』2010年 - 11年)
* [[東幹久]](テレビドラマ『水戸黄門』2010年 - 11年)
*[[財木琢磨]](BS-TBS版時代劇「水戸黄門」20172019年)
*[[財木琢磨]](BS-TBS版時代劇「水戸黄門」2017・19年)
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2020年5月11日 (月) 06:35時点における版

佐々木 助三郎(ささき すけさぶろう)は、物語『水戸黄門』に登場する架空の人物。通称は助さん渥美格之進(格さん)と共に水戸光圀に仕える家臣。モデルは実在の光圀に仕えた佐々宗淳(別名、佐々介三郎(さっさ すけさぶろう))といわれている。

TBS系列の時代劇『水戸黄門』

TBS系列時代劇水戸黄門』では、明るく軟派な性格で二枚目の人物であり、生真面目で堅物な格さんとは対称的に描かれている。劇中では女好きの剣の達人とされている。新田宮流剣術の使い手[1]であり、その腕前は剣で弓矢をはじき返すことも容易にできたり、そこそこの剣術の使い手が命がけで刺し違えてでも倒そうとした相手を一振りで倒したこともあるように、ただの一流では到底敵わないほどである(格さんもかなりの使い手ではあるが、格さんは柔術をメインに戦うため、彼をも凌ぐ)。また、剣だけでなく、槍なども使って立ち回ることもある。女性に対する観察眼はなかなかであり、女心が分かるらしい[2]うっかり八兵衛とは馬が合うらしく、八兵衛が加入した第2部からよくつるんでいる。城内での堅苦しい生活を嫌い、気ままな旅に早く出たがっている。自由な独身生活を謳歌しており、何かと縁談を持ちかけてくる水戸藩国家老・山野辺兵庫を煙たがる。第1部で光圀から警護を命じられた当初は破天荒な光圀に戸惑いを隠せず、格之進に宥められていた。それ以外にも、初期(特に第1部をはじめとする杉良太郎が演じていた頃)や、岸本祐二が演じた第29部、30部では、格之進以上に堅物な印象であり、光圀や格之進に対してやや冷たく当たったり、他のシリーズでは考えられないような言葉を吐くこともあった。シーズンが進んで、人物設定がある程度固まってきてからは、余計な一言[3]で光圀の機嫌を損ねてしまうパターンが定番となり、また、光圀が不在の時(主に八兵衛と料亭などで女遊びをしている時)などに、日頃の不満を晴らす様に光圀の事を「あの口やかましい頑固爺」、格之進の事を「頭の固い唐変木」などと悪口を叩く事があるが、そういう時に限って光圀達やお銀とばったり出くわしてしまい、同時に悪口を吐いていた事も光圀達にバレて、大目玉を食らう羽目になる。

妻は(里見浩太朗が演じた第17部まで)第9部 - 第17部まで出演した久保田藩家老小野塚の娘・志乃(演:山口いづみ)。志乃は久保田藩お家騒動の折に光圀に助けを求めて若侍の姿で命からがら水戸までやってきた。助三郎と気性の激しい志乃とは口喧嘩が絶えないが、固い絆で結ばれている。お家騒動が解決した後に志乃は国家老・兵庫の養女となり、第10部で助三郎と結婚した。

第18部からキャストがあおい輝彦に変更となったのを機に設定が独身に変わり、第28部まではまったくの独身を貫いていた。その一方で、表に出さないまでもかげろうお銀と互いに気があるらしい描写が劇中で何度かあったが、最終的にお銀と結ばれることはないままだった[4]

第41部の第1話では水戸の武家の娘・美加(演:須藤温子)と結婚。配役と設定は違うものの、美加は第34部から助三郎の見合い相手として登場していた。

第43部最後に放送された最終回スペシャルでは、志乃(演:大村彩子)と祝言を挙げるが、第9部 - 第17部の志乃と違い素性は明らかにされていない。

敵をくらますために、光圀に変装することがある(特に里見浩太朗とあおい輝彦が演じたとき)。

佐々木助三郎を演じた俳優

映画・テレビドラマ

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アニメ

脚注

  1. ^ 第43部では鹿島新当流の使い手
  2. ^ だが勝手に推察しすぎた結果、的外れなことを言ってしまって相手を怒らせることも珍しくない。
  3. ^ 特に光圀にとってタブーといえる言葉「年寄り」、「ケチ」、「頑固」。
  4. ^ 進展がないまま、第29部からキャストが岸本祐二に変更され、かげろうお銀も疾風のお娟(くノ一で、演者も同じ由美かおる)という、設定の異なる全くの別人物に置き換わってしまったため。安田が演じるシリーズも設定は独身のままである。