コンテンツにスキップ

佐藤英夫 (俳優)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

佐藤 英夫(さとう ひでお、1925年大正14年〉11月16日 - 2006年平成18年〉11月20日)は、日本俳優である。東京府出身。

来歴・人物

[編集]

生まれは、東京府豊多摩郡和田堀町(現・東京都杉並区)。幼少期に横浜に移り住み神奈川県立横浜第一中学校から海軍兵学校75期)に進む。戦後、慶應義塾大学に進学するが、1947年に中退。東京大学文学部フランス語科に入学。大学在学中に民藝俳優座の養成所に通う。1953年に大学を卒業後、東映東京撮影所に助監督として入社するも1955年には退社して俳優として舞台に立つようになる。

1958年、『バス通り裏』に及川五郎役で出演して人気を得る。

1961年、『七人の刑事』に南刑事役でレギュラー出演。

誠実・温厚で頼りがいのある役柄が多く、橋田壽賀子石井ふく子関連作品にたびたび起用された。

1966年からは救心のCMに25年間にわたり出演した。

2008年11月22日朝日新聞朝刊文化欄「観流」の記事「役者・佐藤英夫」(29面)にて、「2年前の11月20日、一人の男優が、静かに彼岸へ旅立った。その死が広く報じられることはなかった。佐藤英夫=写真。享年81」(石飛徳樹)として、佐藤の死去が報道された。

主な出演

[編集]

映画

[編集]

テレビドラマ

[編集]

その他のテレビ番組

[編集]

吹き替え

[編集]

CM

[編集]
  • 救心(救心製薬/1966年から25年間にわたり出演)

脚注

[編集]
  1. ^ わんわん忠臣蔵”. メディア芸術データベース. 2016年10月25日閲覧。

外部リンク

[編集]