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*[[量子力学]]では[[電子]]の[[スピン角運動量|スピン量子数]]は +<math>\tfrac{1}{2}</math> もしくは -<math>\tfrac{1}{2}</math> に限られる。 |
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*起こりうる結果が 2 通りだけで、それらの起こる[[確率]]が共に <math>\tfrac{1}{2}</math> に十分近い時、「○○の確率は五分五分」ということがある。 |
*起こりうる結果が 2 通りだけで、それらの起こる[[確率]]が共に <math>\tfrac{1}{2}</math> に十分近い時、「○○の確率は五分五分」ということがある。 |
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*[[FIFAワールドカップ・予選]]では、6つの[[国際サッカー連盟#概要|FIFA傘下の地域連盟]]のうち力が劣ると考えられる連盟の予選に関して、1 |
*[[FIFAワールドカップ・予選]]では、6つの[[国際サッカー連盟#概要|FIFA傘下の地域連盟]]のうち力が劣ると考えられる連盟の予選に関して、<math>\tfrac{1}{2}</math>枠が振り分けられる事がある。この場合は、当該連盟内の予選を勝ち抜いても、その後に開催される大陸間プレーオフを突破しなければ[[FIFAワールドカップ|本大会]]に出場する事は出来ない。 |
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**[[南米サッカー連盟|CONMEBOL]]と[[欧州サッカー連盟|UEFA]]では、1 |
**[[南米サッカー連盟|CONMEBOL]]と[[欧州サッカー連盟|UEFA]]では、<math>\tfrac{1}{2}</math>枠を振り分けられた事はない。(但し、1枠以上の端数の枠〔1.5~12.5〈[[1986 FIFAワールドカップ・予選|1986年メキシコW杯予選]]の[[欧州サッカー連盟|UEFA]]枠〉〕が振り分けられた事はある)。 |
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**[[北中米カリブ海サッカー連盟|CONCACAF]]では、[[1962 FIFAワールドカップ・予選|1962年チリW杯予選]]で1/2枠が振り分けられた。 |
**[[北中米カリブ海サッカー連盟|CONCACAF]]では、[[1962 FIFAワールドカップ・予選|1962年チリW杯予選]]で1/2枠が振り分けられた。 |
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**[[アフリカサッカー連盟|CAF]]では、[[1962 FIFAワールドカップ・予選|1962年チリW杯予選]]と[[1966 FIFAワールドカップ・予選|1966年イングランドW杯予選]]で1/2枠が振り分けられた。だが、1966年予選の際にCAFが[[国際サッカー連盟|FIFA]]に提訴したため、[[1970 FIFAワールドカップ・予選|1970年メキシコW杯予選]]より1以上の枠が与えられている。 |
**[[アフリカサッカー連盟|CAF]]では、[[1962 FIFAワールドカップ・予選|1962年チリW杯予選]]と[[1966 FIFAワールドカップ・予選|1966年イングランドW杯予選]]で1/2枠が振り分けられた。だが、1966年予選の際にCAFが[[国際サッカー連盟|FIFA]]に提訴したため、[[1970 FIFAワールドカップ・予選|1970年メキシコW杯予選]]より1以上の枠が与えられている。 |
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**[[アジアサッカー連盟|AFC]]では、[[1962 FIFAワールドカップ・予選|1962年チリW杯予選]],[[1970 FIFAワールドカップ・予選|1970年メキシコW杯予選]],[[1974 FIFAワールドカップ・予選|1974年西ドイツW杯予選]],[[1978 FIFAワールドカップ・予選|1978年アルゼンチンW杯予選]]の4大会にわたって1 |
**[[アジアサッカー連盟|AFC]]では、[[1962 FIFAワールドカップ・予選|1962年チリW杯予選]],[[1970 FIFAワールドカップ・予選|1970年メキシコW杯予選]],[[1974 FIFAワールドカップ・予選|1974年西ドイツW杯予選]],[[1978 FIFAワールドカップ・予選|1978年アルゼンチンW杯予選]]の4大会にわたって<math>\tfrac{1}{2}</math>枠が振り分けられた。 |
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**[[オセアニアサッカー連盟|OFC]]では、[[1970 FIFAワールドカップ・予選|1970年メキシコW杯予選]]以降、現在に至るまで1 |
**[[オセアニアサッカー連盟|OFC]]では、[[1970 FIFAワールドカップ・予選|1970年メキシコW杯予選]]以降、現在に至るまで<math>\tfrac{1}{2}</math>枠しか振り分けられていない([[1982 FIFAワールドカップ・予選|1982年スペインW杯予選]]ではAFCと共同で2枠が与えられた。また[[1994 FIFAワールドカップ・予選|1994年アメリカW杯予選]]では、<math>\tfrac{1}{4}</math>枠が振り分けられた。)。 |
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***予てよりこの裁定に不満を持っていた[[サッカーオーストラリア代表|オーストラリア]]は、[[2005年]][[6月]]にOFCからAFCに転籍することとなった。 |
***予てよりこの裁定に不満を持っていた[[サッカーオーストラリア代表|オーストラリア]]は、[[2005年]][[6月]]にOFCからAFCに転籍することとなった。 |
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*[[サイコロ]]を使った[[賭博]]である[[丁半]]は、丁(2つのサイコロの出た目の和が[[偶数]])または半(2つのサイコロの出た目の和が[[奇数]])の出る確率が <math>\tfrac{1}{2}</math> である事を利用した物である。 |
*[[サイコロ]]を使った[[賭博]]である[[丁半]]は、丁(2つのサイコロの出た目の和が[[偶数]])または半(2つのサイコロの出た目の和が[[奇数]])の出る確率が <math>\tfrac{1}{2}</math> である事を利用した物である。 |
2013年7月13日 (土) 14:56時点における版
(2分の1、にぶんのいち)は、有理数のうち 0 と 1 の間にある数であり、2 の逆数である。
数学的性質
- は 1÷2 に等しく、0 と 1 の平均値に当たる。二進法では 0.1、十進法では 0.5、十二進法では 0.6、十六進法では 0.8、二十進法では 0.A と表記される。
- 偶数を にした数は整数であるが、奇数を にすると半整数となる。また、単偶数を にすると奇数となる。
- 四則演算において ÷2 は × と同じ意味である。
- は に等しい。
- 三角関数では
- 、
となる(0 < θ < 2π)。したがって
- 、
である。なお
- である。
- 1 から n までの自然数の和は に等しい(→三角数)。
- 三角形の面積 S を求める公式は S = 1⁄2×(底辺)×(高さ)である。あるいは三角形の 2 本の辺の長さを a, b とし、それらがなす角を θ とすると
と表せる。
- その他台形の面積、不定積分 ∫x dx、ある 2 点の中点の座標を求める場合など、様々な公式中に 1⁄2 は登場する。
- リーマン予想では「ζ(s) の自明でない零点 s は、全て実部が の直線上に存在する」と考えられている。
その他 1/2 に関すること
- 全体に占める割合が の物を、日本語では半分という。
- 日本語では、父母のうち 1 人が外国人である人をハーフという。half-blooded の略。民族などが異なる血が 流れている人という意味である。
- 量子力学では電子のスピン量子数は + もしくは - に限られる。
- 起こりうる結果が 2 通りだけで、それらの起こる確率が共に に十分近い時、「○○の確率は五分五分」ということがある。
- FIFAワールドカップ・予選では、6つのFIFA傘下の地域連盟のうち力が劣ると考えられる連盟の予選に関して、枠が振り分けられる事がある。この場合は、当該連盟内の予選を勝ち抜いても、その後に開催される大陸間プレーオフを突破しなければ本大会に出場する事は出来ない。
- CONMEBOLとUEFAでは、枠を振り分けられた事はない。(但し、1枠以上の端数の枠〔1.5~12.5〈1986年メキシコW杯予選のUEFA枠〉〕が振り分けられた事はある)。
- CONCACAFでは、1962年チリW杯予選で1/2枠が振り分けられた。
- CAFでは、1962年チリW杯予選と1966年イングランドW杯予選で1/2枠が振り分けられた。だが、1966年予選の際にCAFがFIFAに提訴したため、1970年メキシコW杯予選より1以上の枠が与えられている。
- AFCでは、1962年チリW杯予選,1970年メキシコW杯予選,1974年西ドイツW杯予選,1978年アルゼンチンW杯予選の4大会にわたって枠が振り分けられた。
- OFCでは、1970年メキシコW杯予選以降、現在に至るまで枠しか振り分けられていない(1982年スペインW杯予選ではAFCと共同で2枠が与えられた。また1994年アメリカW杯予選では、枠が振り分けられた。)。
- サイコロを使った賭博である丁半は、丁(2つのサイコロの出た目の和が偶数)または半(2つのサイコロの出た目の和が奇数)の出る確率が である事を利用した物である。
符号位置
記号 | Unicode | JIS X 0213 | 文字参照 | 名称 |
---|---|---|---|---|
½ | U+00BD |
1-9-20 |
½ ½ ½ |
2分の1 |