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2008-2009シーズン、ISUグランプリシリーズ[[ロシア杯]]3位、[[スケートカナダ]]ではグランプリシリーズ初優勝し[[グランプリファイナル]]初出場3位。2009年全米選手権初優勝。
2008-2009シーズン、ISUグランプリシリーズ[[ロシア杯]]3位、[[スケートカナダ]]ではグランプリシリーズ初優勝し[[グランプリファイナル]]初出場3位。2009年全米選手権初優勝。


2009-2010シーズン、[[ロステレコム杯]]とNHK杯で優勝、2度目の出場となったグランプリファイナルで初優勝、全米選手権では[[タニス・ベルビン]]と[[ベンジャミン・アゴスト]]を破り2連覇。初めてのオリンピック出場となったバンクーバーオリンピックでは銀メダルとなり、同じコーチの元で練習をしている[[テッサ・ヴァーチュ]]と[[スコット・モイア]]と共に表彰台に上った。[[2010年世界フィギュアスケート選手権|世界選手権]]では初の表彰台となる2位になった。
2009-2010シーズン、[[ロステレコム杯]]とNHK杯で優勝、2度目の出場となったグランプリファイナルで初優勝、全米選手権では[[タニス・ベルビン]]と[[ベンジャミン・アゴスト]]を破り2連覇。初めてのオリンピック出場となったバンクーバーオリンピックでは銀メダルとなり、同じコーチの元で練習をしている[[テッサ・ヴァーチュ]]と[[スコット・モイア]]と共に表彰台に上った。[[2010年世界フィギュアスケート選手権|世界選手権]]では初の表彰台となる2位になった。


2010-2011シーズン、ISUグランプリシリーズ2戦と[[2010/2011 ISUグランプリファイナル|グランプリファイナル]]でSD、FDを通じて1位の完全優勝を果たした。全米選手権では3連覇。[[2011年四大陸フィギュアスケート選手権|四大陸選手権]]と[[2011年世界フィギュアスケート選手権|世界選手権]]ではSD2位となったがFDでは1位となり、シーズン全ての大会で優勝を果たした。
2010-2011シーズン、ISUグランプリシリーズ2戦と[[2010/2011 ISUグランプリファイナル|グランプリファイナル]]でSD、FDを通じて1位の完全優勝を果たした。全米選手権では3連覇。[[2011年四大陸フィギュアスケート選手権|四大陸選手権]]と[[2011年世界フィギュアスケート選手権|世界選手権]]ではSD2位となったがFDでは1位となり、シーズン全ての大会で優勝を果たした。

2011年6月22日 (水) 05:29時点における版

オリンピック
フィギュアスケート
2010 アイスダンス
メリル・デイヴィス
Meryl Davis
フィギュアスケート選手
2010年世界選手権でのデイヴィス & ホワイト
生誕 (1987-01-01) 1987年1月1日(37歳)
アメリカ ロイヤルオーク[1][2]
身長 158 cm
選手情報
パートナー チャーリー・ホワイト
コーチ マリナ・ズエワ
イーゴリ・シュピリバンド
所属クラブ アークティックエッジSC
ISUパーソナルベストスコア
総合223.032010 世界選手権
CD43.252010 世界選手権
OD69.292010 世界選手権
FD110.492010 世界選手権

メリル・デイヴィス英語: Meryl Davis, 1987年1月1日 - )は、アメリカ合衆国ミシガン州出身の女性フィギュアスケートアイスダンス選手。パートナーはチャーリー・ホワイト

2010年バンクーバーオリンピック銀メダリスト。2011年世界選手権優勝。2009年2011年四大陸選手権優勝。

経歴

ミシガン州のロイヤルオークに生まれ、3歳でスケートを始めた。1997年以来パートナーを組むチャーリー・ホワイトとは10分と離れていないところで生まれ育つ[2]

2002年全米選手権ノービスクラスで2位となり頭角を現し、2002-2003シーズンからISUジュニアグランプリに参戦。2003-2004シーズン、全米選手権のジュニアクラスで2位、初出場の2004年世界ジュニア選手権では13位に終わったが、2005-2006シーズンには全米選手権ジュニアクラスで優勝し、JGPファイナルで2位、世界ジュニア選手権では3位となる。

2006-2007シーズンよりシニアクラスに本格的に移行し、ISUグランプリシリーズに参戦する。2007年全米選手権で3位となり、初出場の2007年四大陸選手権では4位入賞。翌2007-2008シーズン、エリック・ボンパール杯でISUグランプリシリーズ初の表彰台となる3位。2008年全米選手権では自身最高位の2位となり、2度目の出場となった2008年四大陸選手権では初表彰台の2位となった。

2008-2009シーズン、ISUグランプリシリーズロシア杯3位、スケートカナダではグランプリシリーズ初優勝しグランプリファイナル初出場3位。2009年全米選手権初優勝。

2009-2010シーズン、ロステレコム杯とNHK杯で優勝、2度目の出場となったグランプリファイナルで初優勝、全米選手権ではタニス・ベルビンベンジャミン・アゴストを破り2連覇。初めてのオリンピック出場となったバンクーバーオリンピックでは銀メダルとなり、同じコーチの元で練習をしているテッサ・ヴァーチュスコット・モイアと共に表彰台に上った。世界選手権では初の表彰台となる2位になった。

2010-2011シーズン、ISUグランプリシリーズ2戦とグランプリファイナルでSD、FDを通じて1位の完全優勝を果たした。全米選手権では3連覇。四大陸選手権世界選手権ではSD2位となったがFDでは1位となり、シーズン全ての大会で優勝を果たした。

主な戦績

大会/年 2002-03 2003-04 2004-05 2005-06 2006-07 2007-08 2008-09 2009-10 2010-11
冬季オリンピック 2
世界選手権 7 6 4 2 1
四大陸選手権 4 2 1 1
全米選手権 7 J 2 J 1 J 3 2 1 1 1
GPファイナル 3 1 1
GPロステレコム杯 3 1
GPスケートアメリカ 4 1
GPエリック杯 3
GP NHK杯 4 1 1
GPスケートカナダ 4 1
ネーベルホルン杯 1
世界Jr.選手権 13 3
JGPファイナル 2
JGPアンドラ杯 2
JGPソフィア杯 1
JGPハルギタ杯 3
JGPベオグラード・スパロー 6 3
JGP SBC杯 4
JGPチェコスケート 4
JGP B.シュベルター杯 8
  • J = ジュニアクラス

詳細

2010-2011 シーズン
開催日 大会名 SD FD 結果
2011年4月24日 - 5月1日 2011年世界フィギュアスケート選手権モスクワ 2
73.76
1
111.51
1
185.27
2011年2月15日 - 20日 2011年四大陸フィギュアスケート選手権台北市 2
69.01
1
103.02
1
172.03
2011年1月23日 - 30日 全米フィギュアスケート選手権グリーンズボロ 1
76.04
1
109.44
1
185.48
2010年12月9日 - 12日 2010/2011 ISUグランプリファイナル北京 1
68.64
1
102.94
1
171.58
2010年11月12日 - 14日 ISUグランプリシリーズスケートアメリカポートランド 1
63.62
1
93.06
1
156.68
2010年10月22日 - 24日 ISUグランプリシリーズNHK杯名古屋市 1
66.97
1
98.24
1
165.21
2009-2010 シーズン
開催日 大会名 CD OD FD 結果
2010年3月23日-26日 2010年世界フィギュアスケート選手権トリノ 2
43.25
2
69.29
1
110.49
2
223.03
2010年1月19日-22日 バンクーバーオリンピックバンクーバー 3
41.47
2
67.08
2
107.19
2
215.74
2010年1月15日-23日 2010年全米フィギュアスケート選手権スポケーン 1
45.42
1
68.11
1
108.76
1
222.29
2009年12月3日-6日 2009/2010 ISUグランプリファイナル東京 - 1
65.80
2
103.64
1
169.44
2009年11月6日-8日 ISUグランプリシリーズ NHK杯長野 1
38.09
1
63.09
1
100.79
1
201.97
2009年10月23日-24日 ISUグランプリシリーズ ロステレコム杯モスクワ 1
37.87
1
62.21
1
101.02
1
201.10
2009年9月24日-26日 2009年ネーベルホルン杯[3]オーベルストドルフ 1
37.62
1
62.08
1
100.76
1
200.46


2008-2009 シーズン
開催日 大会名 CD OD FD 結果
2009年3月24日-27日 2009年世界フィギュアスケート選手権ロサンゼルス 4
37.73
3
62.6
3
100.03
4
200.36
2009年2月4日-6日 2009年四大陸フィギュアスケート選手権バンクーバー 2
35.23
2
60.42
1
96.74
1
192.39
2009年1月18日-25日 2009年全米フィギュアスケート選手権クリーブランド 1
39.93
1
61.93
1
99.82
1
201.68
2008年12月10日-14日 2008/2009 ISUグランプリファイナル高陽 - 5
55.89
3
92.15
3
148.04
2008年11月21日-11月23日 ISUグランプリシリーズ ロシア杯モスクワ 3
35.77
8
43.68
2
91.16
3
170.61
2008年10月31日-11月2日 ISUグランプリシリーズ スケートカナダオタワ 1
34.29
1
56.36
1
88.24
1
178.89


2007-2008 シーズン
開催日 大会名 CD OD FD 結果
2008年3月17日-23日 2008年世界フィギュアスケート選手権ヨーテボリ 7
34.80
7
60.36
6
96.03
6
191.19
2008年2月11日-17日 2008年四大陸フィギュアスケート選手権高陽 2
37.36
2
61.93
2
100.16
2
199.45
2007年11月15日-18日 ISUグランプリシリーズ エリック・ボンパール杯パリ 4
31.74
3
55.25
3
89.22
3
176.21
2007年10月25日-28日 ISUグランプリシリーズ スケートアメリカレディング 5
30.16
4
52.84
4
85.79
4
168.79


2006-2007 シーズン
開催日 大会名 CD OD FD 結果
2007年3月19日-25日 2007年世界フィギュアスケート選手権東京 10
31.15
8
55.82
7
92.17
7
179.14
2007年2月5日-11日 2007年四大陸フィギュアスケート選手権コロラドスプリングス 3
33.68
4
54.66
4
91.35
4
179.69
2006年11月30日-12月3日 ISUグランプリシリーズ NHK杯長野 4
29.98
4
52.86
4
86.65
4
169.49
2006年11月2日-5日 ISUグランプリシリーズ スケートカナダビクトリア 8
25.53
3
52.3
4
84.83
4
162.66


2005-2006 シーズン
開催日 大会名 CD OD FD 結果
2006年3月6日-12日 2006年世界ジュニアフィギュアスケート選手権リュブリャナ 3
33.31
4
52.74
2
81.15
3
167.2
2005年12月24日-27日 2005ジュニアグランプリファイナルオストラバ 3
31.94
2
50.9
2
78.01
2
160.85
2005年9月29日-10月2日 ISUジュニアグランプリ ソフィア杯ソフィア 2
33.5
1
52.25
1
78.9
1
164.65
2005年9月8日-11日 ISUジュニアグランプリ アンドラ杯カニーリョ 2
33.25
2
55.34
2
82.62
2
171.21


2004-2005 シーズン
開催日 大会名 CD OD FD 結果
2004年10月14日-17日 ISUジュニアグランプリ ハルギタ杯ミエルクレア=チュク 3
34.4
2
52.12
3
75.68
3
162.2
2004年9月23日-26日 ISUジュニアグランプリ ベオグラード・スパローベオグラード 3
34.32
3
52.05
3
78.2
3
164.57


2003-2004 シーズン
開催日 大会名 CD OD FD 結果
2004年2月29日-3月7日 2004年世界ジュニアフィギュアスケート選手権ハーグ 6 6 13 13
2003年10月16日-19日 ISUジュニアグランプリ SBC杯岡谷 3 4 4 4
2003年10月2日-5日 ISUジュニアグランプリ チェコスケートオストラヴァ 4 4 4 4


2002-2003 シーズン
開催日 大会名 CD OD FD 結果
2002年10月10日-6日 ISUジュニアグランプリ ブラオエン・シュベルター杯ケムニッツ 10 8 7 8
2002年9月12日-14日 ISUジュニアグランプリ ベオグラード・スパローベオグラード 8 6 6 6

プログラム使用曲

シーズン SD FD EX
2010-2011 ワルツ:ラ・ボエーム
作曲:ジャコモ・プッチーニ
ワルツ:椿姫
作曲:ジュゼッペ・ヴェルディ
映画『イル・ポスティーノ』より
作曲:ルイス・エンリケス・バカロフ
フォーエバータンゴより
「パジャドーラ」
「レクエルド」
作曲:リサンドロ・アドローベル
Party Heard Around the World
曲:Lonestar
シーズン OD FD EX
2009-2010 「カジュラ・レ」(Kajra Re)
映画『Bunty Aur Babli』サウンドトラックより
「シルシラ・イェ・チャーハト・カ」
(Slislla Ye Chaahat Ka)
「ドラ・レ・ドラ」(Dola Re Dola)
映画『Devdas』サウンドトラックより
ミュージカル『オペラ座の怪人』より
「序曲」
「Music of the Night」
「Point of No Return」
作曲:アンドリュー・ロイド・ウェバー
Billie Jean
ビリー・ジーン
オリジナル:マイケル・ジャクソン
カバー:クリス・コーネル
ボーカルデヴィッド・クック
2008-2009 映画『Shall We Dance
サウンドトラックより
「ハッピー・フィート」
by Jack Yellen&Milton Ager
+20's Piano Original Composition
by Joe Laduke
Mon coeur s'ouvre a ta voix & Bacchanale
サムソンとデリラ」より
作曲:サン・サーンス
Don't Stop Me Now
ドント・ストップ・ミー・ナウ
by クイーン
2007-2008 カリンカ
作曲:イワン・ペトローヴィチ・ラリオーノフ
エリナー・リグビー
by ビートルズ
映画『ビヨンド the シー 夢見るように歌えば
サウンドトラック
作曲:ボビー・ダーリン、ボーカル:ケヴィン・スペイシー
2006-2007 友に捧ぐ
作曲:アストル・ピアソラ
だったん人の踊り
作曲:アレクサンドル・ボロディン
映画『ビヨンド the シー 夢見るように歌えば
サウンドトラック
作曲:ボビー・ダーリン、ボーカル:ケヴィン・スペイシー
2005-2006 Ran Kan Kan - En Los Pasos de mi Padre
作曲:ティト・プエンテ
Un Bolero Por Favor
サラバンド
作曲:ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル
2004-2005 Besame Mucho 『Un Bolero Por Favor』より
作曲:ナナ・ムスクーリ
サラバンド
作曲:ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル
2003-2004 ペンシルバニア6-5000
作曲:グレン・ミラー
That's All Right
映画『熱いトタン屋根の猫』サウンドトラック
作曲:チャールズ・ウォルコット
Hasta Que te Conoci
De Mis Manos
Voy a Conquistarte/Que Viva la Alegria
2002-2003 Die Fledermause 映画『ショコラ
サウンドトラック

脚注

  1. ^ アメリカフィギュアスケート協会によるプロファイル - メリル・デイヴィス & チャーリー・ホワイト
  2. ^ a b アメリカオリンピック委員会によるメリル・デイヴィスのプロフィール
  3. ^ バンクーバーオリンピック最終予選。国際スケート連盟主催。

参考文献

外部リンク