手ごろな女

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手ごろな女
ジャンル テレビドラマ
脚本 ジェームス三木
演出 石橋冠、宮崎洋、雨宮望
出演者 泉ピン子前田吟松原智恵子柳生博西川ひかる森光子 ほか
オープニング 沢田亜矢子『想い出によりそえば』
製作
プロデューサー 平林邦介、早川恒夫
制作 日本テレビ
放送
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間1980年10月7日 - 1980年11月18日
放送時間火曜日22:00 - 22:54
放送枠火曜劇場
放送分54分
回数7
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手ごろな女』(てごろなおんな)は、1980年10月7日から1980年11月18日まで、日本テレビ系列の「火曜劇場」(毎週火曜日22:00〜22:54)にて放映されたテレビドラマ。全7話。

概要・内容[編集]

平凡な女性・島宗詩子と、小心者の夫・菊夫。この夫婦の愛のもつれを中心に描いた。

詩子は菊夫の両親の反対を押し切り結婚。詩子の高校生時代の同級生・西本時江の家の焼肉店「若菜園」を手伝うという条件で、西本家の二階の一室を借りて貧しいながらも明るく暮らしていた。ところがある日、菊夫が突然詩子に別れ話を持ち出した。しのぶという愛人が出来たという。それを知った詩子はしのぶから菊夫を取り戻そうとする。そんな中、しのぶの妊娠が発覚する…[1][2]

泉ピン子のドラマ初主演作で、脚本を務めたジェームス三木の意向によって主演に抜擢されたという[3]

キャスト[編集]

本作のヒロイン。明るい性格で働き者。
ピアノのセールスの仕事をしている。善良な性格だがパッと見で目立たなく小心者。
元夫・高之とは数年前に別れ、その後はそろばん塾でそろばんを教えて生計を立てていたが、半年前に生きる望みを失ったと思い込みガス自殺を図った。ちょうどその時にピアノのセールスで訪問した菊夫にその場を発見され、助けられて一命を取り留めたのがきっかけで菊夫と知り合い、励まし励まされながら結ばれる仲となった。
時江の夫。「若菜園」を経営。
菊夫の母。最初、詩子との結婚には反対していた。
しのぶの別れた夫。刑務所に服役していたが、しのぶと菊夫との愛人騒動の最中、出所することに。

スタッフ[編集]

  • プロデューサー:平林邦介、早川恒夫
  • 脚本:ジェームス三木
  • 演出:石橋冠(第1~3、6、7各話)、宮崎洋(第4話)、雨宮望(第5話、第6話)
  • 音楽:坂田晃一
  • 制作:日本テレビ

主題歌・挿入歌[編集]

  • 「さよならの行方」(歌:沢田亜矢子)

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 参考:読売新聞朝日新聞毎日新聞北海道新聞京都新聞 各縮刷版(1980年10月~1980年11月)
  2. ^ 『社報復刻版』北日本放送、1983年9月20日、705頁。NDLJP:12275415/364 
  3. ^ 『1980年代全ドラマクロニクル』(TV LIFE学研パブリッシング)編集部編)
日本テレビ 火曜劇場
前番組 番組名 次番組
名もなく貧しく美しく
(1980.7.8 - 1980.9.30)
手ごろな女
(1980.10.7 - 1980.11.18)
愛のA・B・C・D
(1980.11.25 - 1981.1.6)