天神山駅
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天神山駅 | |
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ホーム(2005年3月) | |
てんじんやま Tenjinyama | |
◄庄内 (3.6 km) (1.5 km) 小野屋► | |
所在地 | 大分県由布市庄内町西長宝[1] |
所属事業者 | 九州旅客鉄道(JR九州) |
所属路線 | ■久大本線 |
キロ程 | 118.1 km(久留米起点) |
電報略号 | タマ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線[1] |
乗車人員 -統計年度- |
110人/日(降車客含まず) -2015年- |
乗降人員 -統計年度- |
217人/日 -2015年- |
開業年月日 | 1923年(大正12年)9月29日[2] |
備考 | 無人駅[3](自動券売機 有) |
天神山駅(てんじんやまえき)は、大分県由布市庄内町西長宝(にしちょうほう)にある、九州旅客鉄道(JR九州)久大本線の駅である[1]。
歴史
[編集]- 1923年(大正12年)9月29日:大湯線の小野屋駅 - 湯平駅間の開通に伴い、開業[2][4]。
- 1962年(昭和37年)10月1日:貨物の取り扱いを廃止[5]。
- 1984年(昭和59年)1月20日:荷物扱い廃止[5]。無人化(駅舎はその後取り壊される)[3]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により九州旅客鉄道が継承[6]。
- 2001年(平成13年)2月9日:駅利用者のため、駅前に公衆トイレが設置される[7]。
駅構造
[編集]単式ホーム1面1線を有する地上駅[1]。駅入口からホームへの行き来は線路を横切って渡る構内通路となっているため、列車が構内に入ってくるとホーム側に設置している警告機が作動し、注意を促すようになっている[要出典]。
無人駅である[1]。駅舎はなく、ホーム上に待合所のみがある[1]。切符はホーム上の待合所に設置されている自動券売機で購入する[要出典]。また、トイレは駅前に公衆トイレが設置されている[7]。
待合所の側には小さな滝があり、ホーム上から見ることができる[1]。
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旧型の駅名標識
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駅名標
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待合所の側にある滝
利用状況
[編集]1965年(昭和40年)度には乗車人員が195,149人(定期外:37,453人、定期:157,696人)、降車人員が190,216人で、手荷物(発送:212個、到着:103個)や小荷物(発送:868個、到着:542個)も取り扱っていた[8]。
2015年(平成27年)度の乗車人員は40,304人(定期外:9,196人、定期:31,108人)、降車人員は38,950人である[9]。
※1日平均乗車人員の数値は各年度版「大分県統計年鑑」による年間乗車人員の値を各年度の日数で割った値。
年度 | 年間 乗車人員 |
定期外 乗車人員 |
定期 乗車人員 |
一日平均 乗車人員* |
年間 降車人員 |
出典 |
---|---|---|---|---|---|---|
1965年(昭和40年) | 195,149 | 37,453 | 157,696 | - | 190,216 | [8] |
- | - | - | - | - | - | - |
1990年(平成2年) | 69,679 | 9,441 | 60,238 | - | 76,369 | [10] |
1991年(平成3年) | 74,554 | 17,051 | 57,503 | - | 75,668 | [11] |
1992年(平成4年) | 38,205 | 8,708 | 29,497 | - | 45,132 | [12] |
1993年(平成5年) | 58,538 | 7,526 | 51,012 | - | 62,599 | [13] |
1994年(平成6年) | 61,279 | 7,854 | 53,425 | - | 63,520 | [14] |
1995年(平成7年) | 57,164 | 6,407 | 50,757 | - | 61,531 | [15] |
1996年(平成8年) | 58,491 | 9,330 | 49,161 | - | 61,924 | [16] |
1997年(平成9年) | 61,924 | 14,824 | 47,100 | - | 60,241 | [17] |
1998年(平成10年) | 64,751 | 13,606 | 51,145 | - | 65,987 | [18] |
1999年(平成11年) | 57,454 | 11,149 | 46,305 | - | 60,161 | [19] |
2000年(平成12年) | 51,849 | 9,042 | 42,807 | 142 | 55,911 | [20] |
2001年(平成13年) | 47,774 | 10,709 | 37,065 | 131 | 47,441 | [21] |
2002年(平成14年) | 51,013 | 13,139 | 37,874 | 140 | 49,027 | [22] |
2003年(平成15年) | 52,956 | 13,021 | 39,935 | 145 | 53,764 | [23] |
2004年(平成16年) | 54,560 | 12,106 | 42,454 | 150 | 54,728 | [24] |
2005年(平成17年) | 47,605 | 12,506 | 35,099 | 130 | 47,447 | [25] |
2006年(平成18年) | 48,376 | 10,388 | 37,988 | 133 | 49,889 | [26] |
2007年(平成19年) | 43,480 | 10,283 | 33,197 | 119 | 43,702 | [27] |
2008年(平成20年) | 45,845 | 9,973 | 35,872 | 126 | 45,255 | [28] |
2009年(平成21年) | 44,222 | 9,741 | 34,481 | 121 | 44,165 | [29][注釈 1] |
2010年(平成22年) | 43,876 | 9,990 | 33,886 | 120 | 43,482 | [31][注釈 1] |
2011年(平成23年) | 40,661 | 9,024 | 31,637 | 111 | 40,974 | [32][注釈 1] |
2012年(平成24年) | 34,371 | 8,319 | 26,052 | 94 | 34,529 | [33][注釈 1] |
2013年(平成25年) | 39,010 | 7,822 | 31,188 | 107 | 38,957 | [34][注釈 1] |
2014年(平成26年) | 38,426 | 8,177 | 30,249 | 105 | 36,856 | [35][36][注釈 1] |
2015年(平成27年) | 40,304 | 9,196 | 31,108 | 110 | 38,950 | [9][37][注釈 1] |
- 一日平均乗車人員は年間乗車人員の値を各年度の日数で割った値。
駅周辺
[編集]- 由布市立庄内中学校
- 男池 - 名水百選選定。
- 黒岳 - 日本自然百選選定。
- 阿蘇野鉱温泉 - 冷鉱泉である。
- 庄内郵便局
- 由布市役所本庁(旧・庄内町役場)
- 由布市立東庄内小学校
- 国道210号
- 大分県道719号東長宝西線
隣の駅
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d e f g 『週刊 JR全駅・全車両基地』 38号 大分駅・由布院駅・田主丸駅ほか、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年5月12日、21頁。
- ^ a b 『大分県史 近代編 3』 大分県、1987年。
- ^ a b “久大線CTC化 “第2の人生”歩む駅舎 スーパーに 豊後中川 農協支所に 湯平”. 大分合同新聞(朝刊) (大分合同新聞社): p. 15. (1984年1月18日)
- ^ 「告示 鐵道省 第176号 大湯線小野屋湯平間鐵道運輸營業開始」『官報』1923年9月20日、2頁。doi:10.11501/2955469 。
- ^ a b 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、741頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 『交通年鑑 昭和63年版』 交通協力会、1988年3月。
- ^ a b “JR天神山駅前に公衆トイレが完成”. 大分合同新聞 (大分合同新聞社): p. 17. (2001年2月20日)
- ^ a b 大分県総務部統計課 『昭和41年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、1966年3月。
- ^ a b “平成28年版 大分県統計年鑑 11 運輸および通信 128.鉄道各駅別運輸 状況(JR九州・JR貨物)”. 大分県総務部統計課 (2017年3月30日). 2017年5月22日閲覧。
- ^ 大分県総務部統計課 『平成3年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、1991年12月31日。
- ^ 大分県総務部統計課 『平成4年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、1992年12月31日。
- ^ 大分県総務部統計課 『平成5年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、1994年3月31日。
- ^ 大分県総務部統計課 『平成6年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、1995年3月31日。
- ^ 大分県総務部統計課 『平成7年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、1996年3月31日。
- ^ 大分県総務部統計課 『平成8年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、1997年3月31日。
- ^ 大分県総務部統計課 『平成9年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、1998年3月31日。
- ^ 大分県総務部統計課 『平成10年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、1999年3月31日。
- ^ 大分県総務部統計課 『平成11年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、2000年3月31日。
- ^ 大分県総務部統計課 『平成12年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、2001年3月31日。
- ^ 大分県総務部統計課 『平成13年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、2002年3月31日。 - 11運輸および通信 - 132 鉄道各駅別運輸状況(JR九州・JR貨物) (ウェブ版XLS)
- ^ 大分県総務部統計課 『平成14年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、2003年3月31日。 - 11運輸および通信 - 132 鉄道各駅別運輸状況(JR九州・JR貨物) (ウェブ版XLS)
- ^ 大分県総務部統計課 『平成15年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、2004年3月31日。 - 11運輸および通信 - 132 鉄道各駅別運輸状況(JR九州・JR貨物) (ウェブ版XLS)
- ^ 大分県総務部統計課 『平成16年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、2005年3月31日。 - 11運輸および通信 - 132 鉄道各駅別運輸状況(JR九州・JR貨物) (ウェブ版XLS)
- ^ 大分県総務部統計課 『平成17年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、2006年3月31日。 - 11運輸および通信 - 132 鉄道各駅別運輸状況(JR九州・JR貨物) (ウェブ版XLS)
- ^ 大分県総務部統計課 『平成18年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、2007年3月31日。 - 11運輸および通信 - 132 鉄道各駅別運輸状況(JR九州・JR貨物) (ウェブ版XLS)
- ^ 大分県総務部統計課 『平成19年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、2007年3月31日。 - 11運輸および通信 - 130 鉄道各駅別運輸状況(JR九州・JR貨物) (ウェブ版XLS)
- ^ 大分県総務部統計課 『平成20年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、2009年3月31日。 - 11運輸および通信 - 129 鉄道各駅別運輸状況(JR九州・JR貨物) (ウェブ版XLS)
- ^ 大分県総務部統計課 『平成21年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、2010年3月31日。 - 11運輸および通信 - 129 鉄道各駅別運輸状況(JR九州・JR貨物) (ウェブ版XLS)
- ^ “平成22年版 大分県統計年鑑 11 運輸および通信 129.鉄道各駅別運輸 状況(JR九州・JR貨物) 2012年2月15日”. 大分県総務部統計課. 2015年6月26日閲覧。
- ^ 池端真理 『全国都道府県統計協会刊行の統計資料調査について』 地域総合研究 第38巻 第2号 (鹿児島国際大学地域総合研究所) (2011年)
- ^ “平成23年版 大分県統計年鑑 11 運輸および通信 128.鉄道各駅別運輸 状況(JR九州・JR貨物) 2012年6月15日”. 大分県総務部統計課. 2015年6月26日閲覧。
- ^ “平成24年版 大分県統計年鑑 11 運輸および通信 128.鉄道各駅別運輸 状況(JR九州・JR貨物) 2013年8月5日”. 大分県総務部統計課. 2015年6月26日閲覧。
- ^ “平成23年版 大分県統計年鑑 11 運輸および通信 128.鉄道各駅別運輸 状況(JR九州・JR貨物) 2012年6月15日”. 大分県総務部統計課. 2015年6月26日閲覧。
- ^ “平成26年版 大分県統計年鑑 11 運輸および通信 128.鉄道各駅別運輸 状況(JR九州・JR貨物) 2015年3月10日”. 大分県総務部統計課. 2015年6月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年6月26日閲覧。
- ^ “平成27年版 大分県統計年鑑 11 運輸および通信 128.鉄道各駅別運輸 状況(JR九州・JR貨物) 2016年3月29日”. 大分県総務部統計課. 2017年3月4日閲覧。
- ^ “平成27年版 大分市統計書 53.JR各駅別乗車人員”. 大分市総務部総務課 (2016年3月29日). 2017年4月8日閲覧。
- ^ “平成28年版 大分市統計書 53.JR各駅別乗車人員”. 大分市総務部総務課 (2017年3月29日). 2017年4月8日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 天神山駅(駅情報) - 九州旅客鉄道