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代々木能舞台

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
代々木能舞台
Yoyogi Nohbutai Theatre

代々木能舞台
(2015年6月17日撮影)
地図
情報
客席数 本舞台(屋外舞台)約160席
敷舞台(室内舞台)約80席
延床面積 本舞台84m2、敷舞台91m²
用途 狂言日本舞踊など日本の伝統芸能
公演、発表、展示会等
運営 能楽文化振興協会
所在地 151-0053
東京都渋谷区代々木四丁目36番14号
位置 北緯35度40分51.34秒 東経139度41分22.78秒 / 北緯35.6809278度 東経139.6896611度 / 35.6809278; 139.6896611 (代々木能舞台
Yoyogi Nohbutai Theatre
)
座標: 北緯35度40分51.34秒 東経139度41分22.78秒 / 北緯35.6809278度 東経139.6896611度 / 35.6809278; 139.6896611 (代々木能舞台
Yoyogi Nohbutai Theatre
)
アクセス 京王新線、初台駅徒歩約6分
外部リンク 代々木能舞台
Yoyogi Nohbutai Teatre
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代々木能舞台(よよぎのうぶたい、英称:Yoyogi Nohbutai Theatre)は、東京都渋谷区代々木四丁目に所在する能舞台。能楽文化振興協会(英称:Nohgaku Promotion Association)が運営する。

概要

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代々木能舞台は、能や狂言など日本の伝統芸能を定期公演するほか、能楽師の浅見家が収集してきた装束、能面、小道具等の1000点余りを公開する。

2009年(平成21年)8月7日、「敷舞台及び座敷」と「舞台・橋掛・鏡の間」がそれぞれ国の登録有形文化財(建造物)に登録された。

舞台
本舞台(屋外舞台)
能・狂言日本舞踊など各種日本伝統芸能の公演や発表会、各種後援会や展示会などに利用できる、本格的能舞台。規模は座布団敷きで約160席。
敷舞台(屋内舞台)
本舞台と使途は同じだが、小規模な会議などに使用できる。規模は座布団敷きで約80席。

文化財

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登録有形文化財(建造物)
代々木能舞台敷舞台及び座敷
1933年(昭和8年)建築/1950年(昭和25年)改修、木造平屋建、銅板葺、建築面積91m2[1]
代々木能舞台舞台・橋掛・鏡の間
1950年(昭和25年)、木造平屋一部地下1階建、銅板葺、建築面積84m2[2]

施設使用情報

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能、狂言、日本舞踊等の各種日本伝統芸能の公演や発表会、その他の展示会等に舞台を借りることができる。

本舞台

全日、午前10時 - 午後9時の間、4時間以内10万円、8時間以内18万円、時間延長30分毎1万円。申合せ・稽古 - 1時間毎1万円。

敷舞台

全日、午前9時 - 午後9時の間、4時間以内5万円、5時間超8時間以内10万円、時間延長30分毎5千円。申合せ・稽古 - 1時間毎5千円。

交通アクセス

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鉄道
路線バス

ギャラリー

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脚注

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  1. ^ 代々木能舞台敷舞台及び座敷 - 国指定文化財等データベース(文化庁
  2. ^ 代々木能舞台舞台・橋掛・鏡の間 - 国指定文化財等データベース(文化庁

参考文献

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  • 『観世』桧書店、1926年6月
  • 重要文化財沼名前神社能舞台修理委員会『重要文化財沼名前神社能舞台修理工事報告書』1959年
  • 文化庁文化財部監修『月刊文化財』東京:第一法規
    • 横道万理雄著「能と能舞台」(124号所収、1974年1月)
    • 大江宏著「能舞台と能楽堂」(240号所収、1983年9月)
    • 澤良雄著「野外能舞台の舞台環境とその構成 - 白山神社能舞台と春日神社能舞台」(478号所収、2003年7月)
  • 新潟県教育委員会編『佐渡の能舞台:新潟県文化財悉皆調査報告書』新潟県文化財調査年報・第27、1993年3月
  • 中西薫著『重要文化財 春日神社能舞台:兵庫県篠山市黒岡、1861年(文久元年)建立』篠山:紫明の会、1997年

関連項目

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外部リンク

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