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トレバー・ウィリアムズ (野球)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
トレバー・ウィリアムズ
Trevor Williams
ワシントン・ナショナルズ #32
ワシントン・ナショナルズ時代
(2024年3月15日)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 カリフォルニア州サンディエゴ
生年月日 (1992-04-25) 1992年4月25日(32歳)
身長
体重
6' 3" =約190.5 cm
230 lb =約104.3 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 2013年 MLBドラフトマイアミ・マーリンズ2巡目
初出場 2016年9月7日
年俸 $3,900,000(2022年)
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

トレバー・アンソニー・ウィリアムズTrevor Anthony Williams, 1992年4月25日 - )は、アメリカ合衆国カリフォルニア州サンディエゴ出身のプロ野球選手投手)。右投右打。ワシントン・ナショナルズ所属。愛称EV[1]

経歴

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プロ入りとマーリンズ傘下時代

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2013年MLBドラフト2巡目(全体44位)でマイアミ・マーリンズから指名され、プロ入り。契約後、傘下のルーキー級ガルフ・コーストリーグ・マーリンズでプロデビュー。A-級バタビア・マックドッグス英語版とA級グリーンズボロ・グラスホッパーズでもプレーし、3球団合計で12試合に先発登板して0勝2敗、防御率2.38、24奪三振の成績を残した。

2014年はA+級ジュピター・ハンマーヘッズとAA級ジャクソンビル・サンズでプレーし、2球団合計で26試合に先発登板して8勝7敗、防御率3.12、104奪三振の成績を残した。

2015年はAA級ジャクソンビルとAAA級ニューオーリンズ・ゼファーズでプレーし、2球団合計で25試合(先発24試合)に登板して7勝10敗、防御率3.85、101奪三振の成績を残した。オフにはアリゾナ・フォールリーグに参加し、メサ・ソーラーソックスグレンデール・デザートドッグス英語版の2球団に所属した。

パイレーツ時代

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ピッツバーグ・パイレーツ時代
(2019年4月12日)

2015年10月24日にジム・ベネディクト(GM特別補佐 )とのトレードで、ピッツバーグ・パイレーツへ移籍した[2][3]

2016年は傘下のAAA級インディアナポリス・インディアンスで開幕を迎え、同球団では20試合(先発19試合)に登板して9勝6敗、防御率2.53、74奪三振の成績を残した。ロースター拡大後の9月6日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りし[4]、メジャーデビューとなった翌7日のセントルイス・カージナルス戦ではリリーフとして3回を投げて初登板初勝利を挙げた[5]。この年メジャーでは7試合(先発1試合)に登板して1勝1敗、防御率7.82、11奪三振の成績を残した。

2017年は初めて開幕25人枠入りし、5月からは先発ローテーションに加わった。この年は最終的に31試合(先発25試合)に登板して7勝9敗、防御率4.07、117奪三振の成績を残した。オフには、ポスティングシステムを利用してメジャーリーグに挑戦を表明していた大谷翔平に対し、Twitterにてピッツバーグの街及びパイレーツの魅力についてアピールしていた[6]

2018年は先発ローテーションとして開幕を迎えた。シーズンとしては、31先発で170.2回を投げ、14勝10敗、防御率3.11だった。

2020年11月20日にDFAとなり[7]、28日に自由契約となった[8]

カブス時代

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2021年2月5日にシカゴ・カブスと250万ドルの単年契約を結んだ[9]

メッツ時代

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ニューヨーク・メッツ時代
(2022年8月27日)

2021年7月30日にピート・クロウ=アームストロングとのトレードで、ハビアー・バエズと共にニューヨーク・メッツへ移籍した[10]

2022年オフの11月6日にFAとなった[11]

選手としての特徴

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最速97.5mph[12](約156.9km/h)を計測するフォーシームが投球の約半分の割合を占め、他にはスライダーシンカーチェンジアップを投げる[13]

詳細情報

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年度別投手成績

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W
H
I
P
2016 PIT 7 1 0 0 0 1 1 0 0 .500 61 12.2 19 4 5 0 0 11 0 0 13 11 7.82 1.90
2017 31 25 0 0 0 7 9 0 0 .438 642 150.1 145 14 52 4 9 117 2 0 73 68 4.07 1.31
2018 31 31 1 1 0 14 10 0 0 .583 701 170.2 146 15 55 3 4 126 4 0 64 59 3.11 1.18
2019 26 26 0 0 0 7 9 0 0 .438 636 145.2 162 27 44 3 7 113 2 0 93 87 5.38 1.41
2020 11 11 0 0 0 2 8 0 0 .200 252 55.1 66 15 21 0 4 49 1 0 42 38 6.18 1.57
2021 CHC 13 12 0 0 0 4 2 0 0 .667 264 58.2 68 10 22 0 2 61 0 0 37 33 5.06 1.53
NYM 10 3 0 0 0 0 0 0 0 ---- 141 32.1 37 1 9 0 1 29 0 0 14 11 3.06 1.42
'21計 23 15 0 0 0 4 2 0 0 .667 405 91.0 105 11 31 0 3 90 0 0 51 44 4.35 1.49
2022 30 9 0 0 0 3 5 1 1 .375 372 89.2 87 12 23 1 4 84 1 0 34 32 3.21 1.23
2023 WSH 30 30 0 0 0 6 10 0 0 .375 659 144.1 178 34 53 1 5 111 0 2 97 89 5.55 1.60
MLB:8年 189 148 1 1 0 44 54 1 1 .449 3728 859.2 908 132 284 12 36 701 10 2 467 428 4.48 1.39
  • 2023年度シーズン終了時
  • 各年度の太字はリーグ最高

年度別守備成績

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投手(P)












2016 PIT 7 2 0 0 0 1.000
2017 31 7 26 2 1 .943
2018 31 12 13 3 1 .893
2019 26 11 15 1 2 .963
2020 11 3 6 2 0 .818
2021 CHC 13 4 4 0 0 1.000
NYM 10 7 3 0 1 1.000
'21計 23 11 7 0 1 1.000
2022 30 6 4 0 1 1.000
2023 WSH 30 21 12 1 2 .971
MLB 189 73 83 9 8 .945
  • 2023年度シーズン終了時

背番号

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  • 57(2016年 - 2017年)
  • 34(2018年 - 2020年)
  • 32(2021年 - 同年途中)
  • 29(2021年途中 - 2022年)

脚注

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  1. ^ Pirates Players Weekend nicknames explained MLB.com (英語) (2017年8月25日) 2017年9月27日閲覧
  2. ^ Pirates acquire righty Trevor Williams”. Pittsburgh Post-Gazette (2015年10月24日). 2017年6月23日閲覧。
  3. ^ 「全30チーム未来予想図 マイアミ・マーリンズ」『月刊スラッガー』2016年3・4月合併号 日本スポーツ企画出版社 35頁
  4. ^ Travis Sawchik (2016年9月6日). “Pirates notebook: Four players called up, including pitcher Glasnow”. TribLIVE.com. 2017年6月23日閲覧。
  5. ^ Kang's HR ends Pirates' 8-game skid; Bucs beat Cards 4-3
  6. ^ 大リーガーから大谷に“ラブレター”「あなたにはパイレーツが最適です」”. スポーツニッポン (2017年12月1日). 2018年5月1日閲覧。
  7. ^ Pirates Designate Trevor Williams For Assignment” (英語). MLB Trade Rumors. 2020年11月28日閲覧。
  8. ^ Trevor Williams Elects Free Agency” (英語). MLB Trade Rumors. 2020年11月28日閲覧。
  9. ^ Cubs To Sign Trevor Williams” (英語). MLB Trade Rumors. 2021年2月6日閲覧。
  10. ^ Mets Acquire Javier Baez, Trevor Williams” (英語). MLB Trade Rumors. 2021年7月30日閲覧。
  11. ^ 131 Players Become XX(B) Free Agents” (英語). mlbplayers.com (November 6, 2022). November 14, 2022閲覧。
  12. ^ 2016年10月2日 セントルイス・カージナルス戦で計測
  13. ^ Trevor Williams Baseball Statistics 2013-2017”. Baseball Cube. 2017年6月23日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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