Apple A10

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Apple A10 Fusion
Apple A10 Fusion APL1W24.jpg
APL1W24
生産時期 2016年9月16日から2022年5月10日まで
設計者 Apple
生産者 TSMC
CPU周波数 2.34 GHz[1]
プロセスルール 16 nm
アーキテクチャ A64, A32, T32
マイクロアーキテクチャ Hurricane and Zephyr both ARMv8‑A-Compatible
コア数 4 core (2× Hurricane + 2× Zephyr)
前世代プロセッサ Apple A9
次世代プロセッサ Apple A11
L1キャッシュ 64 KB instruction, 64 KB data
L2キャッシュ 3 MB
L3キャッシュ 4 MB
GPU PowerVR Series 7XT GT7600 Plus (6 core) [2][3]
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Apple A10 Fusionは、 Appleが設計した64ビット SoC である。 2016年9月7日(現地時間)に発表されたiPhone 7iPhone 7 Plus が最初に搭載した。

概要[編集]

A10 Fusionは2つの高性能コアと2つの高効率コアを含むApple初のbig.LITTLE配置を採用した4コアSoCで、トランジスタ数は33億個となっている。ただし、A10 FusionはIn-Kernel Switcher (IKS)を採用し、Qualcomm Snapdragon 820が採用したHMP方式ではない。高性能コアと高効率コアがペアで構成されている。L2キャッシュを共有し、CPUコアは同時に高性能コアまたは高効率コアのみで動作しているため(iOSカーネルが負荷に応じて切り替える仮想CPU)、iOS上では2コアしか表示できない。同時動作可能になるのは 次世代SoCのApple A11 Bionicからとなる。

高性能コアはiPhone 6の最大2倍の速さで動作し、高効率コアは高性能コアのわずか5分の1の電力で動き、GPUは、iPhone 6の最大3倍の速さで動作するとしている。またHEVCのハードウェアデコーダー/エンコーダーを搭載している[4]

採用製品[編集]

Apple A10 Fusion
iPhone 7
iPhone 7 Plus
iPad (第6世代)
iPod touch (第7世代) - A10 Fusion搭載だが、動作周波数が2.34Ghzから1.64Ghzに下げられている。
iPad (第7世代)

出典[編集]

  1. ^ Cunningham, Andrew (2016年9月13日). “iPhone 7 and 7 Plus review: Great annual upgrades with one major catch”. Ars Technica. https://arstechnica.com/apple/2016/09/iphone-7-and-7-plus-review-great-annual-upgrades-with-one-major-catch/ 2016年9月14日閲覧。 
  2. ^ iPhone 7 GPU breakdown”. Wccftech (2016年12月). 2018年9月21日閲覧。
  3. ^ Mysteries of Apple A10 GPU”. PC World (2016年12月). 2018年9月21日閲覧。
  4. ^ Inc., Apple. “Introducing HEIF and HEVC - WWDC 2017 - Videos - Apple Developer” (英語). Apple Developer. 2018年11月22日閲覧。