Apple A9

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Apple A9
Apple A9 APL0898.jpg
Apple A9 chip
生産時期 2015年9月9日から現在まで
設計者 アップル
生産者 サムスン電子
TSMC
CPU周波数 1.85 GHz[1][2] 
命令セット A64, A32, T32
マイクロアーキテクチャ Twister[3]ARMv8-A-compatible
コア数 2[4]
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Apple A9とはアップルが設計した64ビットワンチップシステムSoC

2015年9月9日(現地時間)に発表されたiPhone 6siPhone 6s Plusに搭載され、2016年3月22日(現地時間)に発表されたiPhone SEにも搭載された。

AppleはApple A8と比較して70%のCPU、90%のGPUの向上を発表している[5]

採用製品[編集]

Apple A9

設計[編集]

動作クロックは1.85GHzでデュアルコア、性能面ではシングルコアだけでApple A7に相当する性能を持つ。 また、L2 Cacheが3MBと大幅強化されており、Apple A8の1MB、Apple A8Xの2MBを上回る。内蔵のRAMもこれまでの1GB(LPDDR3)から2GB(LPDDR4)へと変更された。 このApple A9より、それまで外部にあったモーションコプロセッサがSoCに内蔵される形へと変更された。

製造はサムスン電子TSMCが分担している。CPUの処理性能を測るベンチマークではどちらも誤差といった範囲だが、バッテリー持続時間ではTSMC製を搭載したiPhoneの方が長持ちするといった報告が複数上がっている(中にはサムスン電子製の方が長持ちするといった結果もある)。この結果についてアップルは性能の差は認めたものの、「様々な部品の違いを考慮に入れても、わずか2~3%の範囲内である」と述べている[6][7]。 サムスン電子は「14nm LPEプロセス」、TSMCは「16FF」と公称されているFinFETのプロセスルールを用いている。両社は全く違うパターンが必要で設計は二度手間になるのでこうした委託の仕方は珍しいものとされている。ちなみにサムスン版は面積が96平方mm。TSMC版は104.5平方mmとされている。

関連項目[編集]

出典[編集]