Apple A14

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Apple A14 Bionic
Apple A14.jpg
生産時期 2020年から現在まで
設計者 Apple
生産者 TSMC
プロセスルール 5nm[1][2]
アーキテクチャ ARMv8.6-A
コア数

6(2+4)コア:
2 * 3.1 GHz Firestorm

4 * 1.8 GHz Icestorm
前世代プロセッサ Apple A13 Bionic
次世代プロセッサ Apple A15 Bionic
テンプレートを表示

Apple A14 Bionicは、 Appleが設計した64ビット ARMベースのチップ(SoC)である。

概要[編集]

A14は、業界初の5nmプロセスで製造され[2]、前世代のA13 Bionicチップ同様にNeural Engine(ニュラルネットワークエンジン、16コア)が搭載されている[3][4]。CPUは、Apple設計の64ビットARMv8.4-Aベースの2つの高性能コア(Firestorm)と、4つの高効率コア(Icestorm)を搭載している[5][4][6]

また、A14はApple製の4コアのGPUと第2世代MLアクセラレータを搭載している[7][4]。搭載するトランジスタの数は合計で118億個にのぼる。

搭載製品[編集]

変種[編集]

以下の表は「Firestorm」と「Icestorm」マイクロアーキテクチャに基づいた各種SoCを示している。

チップ名 CPUコア数(高性能+高効率) GPUコア数 メモリ (GB) トランジスタ数
A14 6 (2+4) 4 4 - 6 118億
M1 8 (4+4) 7 8 - 16 160億
8
M1 Pro 8 (6+2) 14 16 - 32 337億
10 (8+2)
16
M1 Max[注 1] 10 (8+2) 24 32 - 64 570億
32
M1 Ultra[注 1] 20 (16+4) 48 64 - 128 1140億
64
  1. ^ a b M1 Ultraは2個のM1 MaxダイがUltraFusionによって接続されたものであり、カタログスペックはM1 Maxの二倍になる。

脚注[編集]

  1. ^ “アップル異例の「順番入れ替わり」、それでも「プロセッサー自前開発」で強みを見せる”. ASCII.jp. (2020年9月16日). https://ascii.jp/elem/000/004/027/4027114/ 2020年9月24日閲覧。 
  2. ^ a b Apple、5nmプロセスの最新プロセッサ「A14 Bionic」” (日本語). マイナビニュース (2020年9月16日). 2020年9月23日閲覧。
  3. ^ 株式会社インプレス (2020年9月30日). “【後藤弘茂のWeekly海外ニュース】 Appleデバイスの次の心臓となるSoC「Apple A14」” (日本語). PC Watch. 2020年10月19日閲覧。
  4. ^ a b c 西田宗千佳 (2020年9月23日). “新iPad Airの心臓部「A14」から見える「次期iPhone」「次期Mac」の姿” (日本語). www.businessinsider.jp. 2020年9月23日閲覧。
  5. ^ Frumusanu, Andrei. “Apple Announces new 8th gen iPad with A12, iPad Air with 5nm A14 Chip”. www.anandtech.com. 2021年3月1日閲覧。
  6. ^ Apple独自アーキテクチャの変遷 A6から最新A14まで” (日本語). ITmedia NEWS. 2020年9月24日閲覧。
  7. ^ iPad Airが新搭載する「A14 Bionic」で見えてきたiPhone 12とApple Silicon Macの可能性” (日本語). ITmedia PC USER. 2020年10月19日閲覧。
  8. ^ 長い歴史を誇るAppleシリコンだが、iPhoneよりも先にiPadに搭載されるのはこれが初である。