散布図

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。Pxenviq (会話 | 投稿記録) による 2019年3月7日 (木) 17:20個人設定で未設定ならUTC)時点の版であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

散布図の例

散布図(さんぷず、: scatter plot)は、縦軸、横軸に2項目の量や大きさ等を対応させ、データを点でプロットしたものである[1]分布図ともいう。各データは2項目の量や大きさ等を持ったものである。日本工業規格では、「二つの特性を横軸と縦軸とし,観測値を打点して作るグラフ表示」と定義している[2]

散布図には、2項目の分布、相関関係を把握できる特長がある。データ群が右上がりに分布する傾向であれば正の相関があり、右下がりに分布する傾向であれば負の相関がある。

脚注

  1. ^ 西岡, p. 20, 2.1 相関.
  2. ^ JIS Z 8101-1 : 1999, 2.9 散布図.

参考文献

  • 西岡康夫『数学チュートリアル やさしく語る 確率統計』オーム社、2013年。ISBN 9784274214073 
  • 日本数学会『数学辞典』岩波書店、2007年。ISBN 9784000803090 
  • JIS Z 8101-1:1999 統計 − 用語と記号 − 第1部:確率及び一般統計用語, 日本規格協会, (1999), http://kikakurui.com/z8/Z8101-1-1999-01.html 

関連項目