乳液

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乳液(にゅうえき)は、一般には水に油が微細なミセルとして分散している不透明な液、つまりエマルジョンを指す。これには語源である自体や、それに類似した植物の乳液が含まれる。日本標準商品分類では皮膚用化粧品に分類されている[1]

特に化粧品で、皮膚に水分、油分を与えて、皮膚からの水分の蒸発を防ぐと同時に滑らかにする乳状の化粧品をいう。エマルジョン、ミルクという呼び方もある。

多くは不透明で、粘り気のある質感。ミネラルオイル(鉱物油)、ラノリンオリーブ油といった油と、水を基材とし、乳化剤で二者を混ぜ合わせる。主に、美容液の後、クリームの前に使用する。

脚注

  1. ^ 日本商品分類中分類88-化粧品、歯みがき、石けん、家庭用合成洗剤及び家庭用化学製品 (PDF) 総務省統計局