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麻 (繊維)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
麻(ヘンプ)の繊維
麻(ヘンプ)の繊維

(あさ)は、植物表皮の内側にある柔繊維または、葉茎などから採取される繊維の総称。狭義の(大麻、Cannabis sativa)と、苧麻(からむし)の繊維は、日本では広義に麻と呼ばれ、和装の麻織物(麻布)として古くから重宝されてきた。狭義の麻は、神道では重要な繊維であり様々な用途で使われる。麻袋、麻縄、麻紙などの原料ともなる。

「麻」は、苧麻の繊維である「ラミー」や、亜麻から作られる繊維の「リネン」で、日本では夏用の衣料に適している。狭義の麻(大麻)の繊維であるヘンプは、冬用の布としても2010年代に復元されており、乾きやすさと共に保温性もある。本記事では、主に大麻を、麻と記す。

種類

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麻繊維は、アサ科アサ属の麻(大麻草)から作られた繊維を指す名称であった[1]。日本では繊維利用の盛んなこの麻や、また苧麻を含めて麻と呼称していたが、後に海外より持ち込まれた亜麻などを含めた植物繊維全般を指して「麻」の名称を使うようになったため、本来の麻Cannabis sativaを大麻(おおあさ、たいま)と区別して呼称するようになったとされている[2]。また元来、「ぬさ」とは神道にて、にささげる布のことであり、多くが麻地であったことから麻の字が当てられた[3]

日本で麻の名称で流通している繊維のほとんどは、亜麻から作られるリネンである。また、日本工業規格 (JIS) にて麻の名称で流通させてよい繊維は、亜麻と苧麻のみであり、本来の麻(大麻)は含まれていない。家庭用品品質表示法によると、麻と呼ばれる繊維は苧麻と亜麻(リネン)の2種類を指す。これらは光沢と通気性があり、肌触りの良さから夏物の衣料品や寝装具などに用いられることが多い。繊維的には羊毛や綿花より硬いので、硬質繊維といわれる。なお、亜麻色とは、黄みを帯びた薄い茶色のことで亜麻からきた色名である。

呼称について

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古語拾遺』によると、古語は總(総・ふさ)。 麻の字は、狭義の麻(大麻)を指したり、広義に類似の繊維のとれる植物を総称する[4]

 苧麻(からむし)について、苧(同じく、からむし)とも書かれる[4]

青苧(あおそ)と書いた場合も苧麻を指し、これは上布のための良質な原料である[5]

同じく「そ」と読むとき、『万葉集』にも見られる夏麻引く(なつそひく)という夏の枕詞がある[1]

苧(お)と言う時、単に麻や苧麻のひも状の繊維を指す。苧麻の苧(お)を作ることを、苧引き(おひき)と呼び、成長が遅れ短くなった原料とするにつれ順に、親苧(おやそ)、影苧(かげそ)、子供苧(こどもそ)と呼ぶ[5]。麻の苧(あさお)を作ることを、麻ひき(おひき)という(しかし、苧引と書くこともあるかもしれない)。

 名称が混交して麻を(からむし)と呼んでいることもある。宮城県の町誌で、からむしを蒸すと記されている。しかし本来蒸すのは麻。そのため「からむし」を名に含む店舗の高齢者を訪ねると、種を撒く・蒸すなど麻の特徴を語ったため、その地区では麻をからむしと呼んでいたとされる[6]。岐阜県でも、麻をからむしと呼ぶ混交が見られた[7]

類似繊維

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バショウ科バショウ属マニラ麻Musa textilis)やリュウゼツラン科リュウゼツラン属サイザル麻Agave sisalana)は船舶用ロープとして用いられる。シナノキ科ツナソ属コウマCorchorus capsularis)やシマツナソCorchorus olitorius)がからとれるジュートはいわゆる麻袋(ドンゴロス)を作るのに使われている。2000年頃からはアフリカ原産でアオイ科フヨウ属ケナフ(洋麻。Hibiscus cannabinus)からとれる繊維、洋麻(アンバリ麻、ボンベイ麻)もジュートの代用で注目されているほか、の繊維分としても利用されている。

麻繊維の用途

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麻の繊維と、繊維を剥いた後に残る麻幹(おがら)。神道ではひも状の繊維のまま用いられることも多く、さらに裂いて紡ぐと麻糸となる。
  • 精麻:木綿(ゆう)。神道の祓い具の大麻(おおぬさ)、神道の宝物箱を封じる麻紐、注連縄、弓道の弓の弦、古典芸能の楽器、横綱の化粧まわし、畳の経糸[2]。麻紙[8]伊勢神宮の特に重要な祭典では、たすき掛けにしたり麻を頭に巻く[9]、木綿襷(ゆうだすき)や木綿鬘(ゆうかずら)[10]御饌をくくる紐[1]。釣り糸[1]。切麻(きりぬさ)は、神道において、紙と麻繊維を細かく切ったものでこれを撒く。麻袋。籠。
    • 麻糸:着物、漁網、蚊帳、げたの鼻緒、縄[11]
    • 神道で用いる衣:天皇即位の大嘗祭の麁服(あらたえ)、伊勢神宮の神衣祭(かんみそのまつり)の荒妙(あらたえ)。
    • 上布 - 麻と苧麻共を原料にした麻織物の上級品は上布とされ、近江上布(麻、苧麻)、奈良晒(麻、苧麻)、越後上布(苧麻)、宮古上布(苧麻)、などがある。とはいえ、古来から麻繊維は上級品としてだけでなく、一般の着物の原料としても用いられた。

麻幹

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麻幹は、建材、炭(打ち合げ花火に使う)、プラスチック原料などに使われる[2]。盆提灯で炊く。茅葺屋根の下地ともなり、岐阜県白川郷合掌造りにも使われる[12]。岐阜県、日吉神社の神戸山王まつりのたいまつにもなる。

岐阜県高山市伊太祁󠄀曽神社(いたきそじんじゃ)では、毎年1月14日に、麻の浄衣(じょうえ)を着た若い衆が、米や小豆、大豆と共に麻の茎を煮込んだ管粥(くだがい)神事を行っており、無形文化財となっている[13]京都府舞鶴市では、毎年8月14日に麻の茎を松明とする伝統行事「城屋の揚松明」が行われている[14]

麻と日本工業規格 (JIS)

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日本工業規格として、麻の規格が制定されている。この規格は、5年ごとに見直しが行われている[15]

日本の麻

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皇大神宮所管の神麻続機殿神社において宮中祭祀である神御衣祭で用いる麻の繊維の衣服を織る様子(無形民俗文化財

Cannavis sativa)は、世界最古の繊維作物とされ、その繊維は縄文時代の遺跡から出土されているが、その正確な同定を進めた研究者は少なく、またしかし2010年代には研究が実施できるようになりその進展が見込まれている[16]。麻製の縄や、籠も発掘されている。大麻取締法(1948年制定)があるため、むやみに入手できなかったが栽培免許取得者の協力を得ることが可能となったということである[11]。布目順郎の1983年の報告と『目で見る繊維の考古学』(1992年)から、最古とされる鳥浜遺跡の縄文時代の草創期の縄3点の原料は、大麻2、大麻様1とされていたが、このうち1点は再調査したところ判定不能であったことが、2017年3月に報告され、またこの時期の縄に多い繊維としてリョウメンシダが挙げられている[17]

弥生時代の布は、ほとんどが苧麻(カラムシ)ではなく麻製である[16]。『魏志倭人伝』では、紵麻が育てられていると記され、苧麻を意味する紵を分けるのか議論が分かれるが、『後漢書倭伝』では、麻紵と記され、一般に分けて読まれる[18]

和幣(にぎて、にぎたえ)とは、栲や古くは穀による(布)、あるいは麻や絹の織物を指し、『古事記』の天岩戸(あまのいわと)の伝承の中で、真榊の上枝に八尺勾魂(やさかのまがたま)、中枝に八咫鏡(やたのかがみ)、下枝に白丹寸手(しろにぎて)と青丹寸手(あおにぎて)をつけ、布刀御幣(ふとみてぐら)として捧げ[10]、祝詞を唱え、踊りを踊ったところ、天照大神が顔を出し世が再び明るくなった。『古語拾遺』によれば、麻によって青和幣(あおにぎて)を、穀によって白和幣(しろにぎて)を作ったと記される[10]。神に捧げられた布をさす「ぬさ」に、麻が使われたことから麻の字が当てられたのである[3]。儀式が形式化され、祓い具の大麻(おおぬさ)が生まれた[3]。『万葉集』に、「夏麻(なつそ)ひく」という枕詞があり、「なつそをひいて績(う)む」と、麻の皮を剥いで糸をつむぐなどという意味で使われる[1]

延喜式』では阿波忌部(あわいんべ)が天皇即位の大嘗祭に際して、神服(かむみそ)としての麻で織った麁服(あらたえ)を調進することと定められている[19]。また、他にも上総国(かずさのくに)の望陀(もうだ)郡、現在の千葉県木更津市や袖ケ浦市辺りの、麻織物の望陀布は最高級品であり大嘗祭や遣唐使の貢納の品に使われた[1]。徳島県木屋平村の三木家に伝わる古文書では、1260年(文王元年)の亀山天皇の践祚大嘗祭にて麁服(あらたえ)を進上したことが記されており、それ以前からこの役を担っていたと考えられる[19]

和紙としての麻紙(まし)は、正倉院の文書をはじめ古くから用いられており、その献物帳では757年天平勝実8年)6月では白麻紙、7月は緑麻紙、天平実字2年6月では碧麻紙であり、赤・黄など様々に残っている[8]。奈良時代から平安末期にかけて写経が流行し、おびただしい数が今日まで残存し、穀紙が登場すると麻紙は上質な紙としての位置づけを残しつつ主流ではなくなったが、写経においては重要視されただけに上質の紙を使ってあり、後の昭和時代初頭の紙の歴史の研究に便利なほどであった[8]。『延喜式』には、麻紙は麻を材料としたものと、麻を材料とした布を材料としているものに大きく分かれると書かれている[8]

群馬の岩島麻は、過去に上州北麻(じょうしゅうきたあさ)と呼ばれ「吾妻錦」「黄金の一」といった最上級の製品を生産しており[20]、織物としての風合いがよく幻の麻と言われる[21]

長野県鬼無里では、安土桃山時代から麻が生産されていた。江戸時代に、吉郎右衛門が江戸で麻糸を加工して畳糸にする技法を持ち帰り広め、明治初年には寒ざらしの手法が考案された。寒ざらし畳糸は高値で売買されたことから、当時の鬼無里村では95%の農家が麻を栽培していた。1960年以降、化学繊維の進出で価格が下落し、さらに大麻に含まれる有毒成分が問題となり、麻の栽培は終了した[22]

戦前では、1909年(明治42年)の小学校の理科の教科書で、大麻について教えられており、栽培方法や繊維の製法、用途としては、布、糸、縄、帆、下駄の緒、茅葺屋根、小鳥の餌に麻の実を、また麻油があるとしている[23]。また、中学校の教科書では、加えて紙に用いられることが教えられており[24]、教員用の教科書では、大麻は衣服の原料として綿のない時代から今日まで広く栽培され重宝されたと記載されている[25]

北海道では明治期の開拓使以来、農家の重要な収入源として重宝され戦前の最盛期には道内だけでもおよそ1500ヘクタールの作付け面積があり、さらに全国に目を向ければ国内全体で2万ヘクタールを超える作付け面積を誇るほど盛んに産業用として栽培されていた[26]

群馬県東吾妻町では、1977年には岩島麻保存会が発足し、後に群馬県選定保存技術第一号に認定されている[20]。天皇即位の大嘗祭(だいじょうさい)は、徳島県の(阿波忌部の末裔とされる[19])三木家による麻の献上が通例であったが、1990年の天皇即位の大嘗祭では、技術が途絶えた徳島に岩島麻保存会が技術を提供した[20]。岩島麻は、宮内庁、神社庁、日本民族工芸技術保存協会などに納められ、いくばくかは奈良晒近江上布のために出荷され使われている[20]

戦後、大麻取締法によって繊維用の大麻まで栽培が非常に厳しくなり、大麻布もほとんど作られなくなった。

しかし、大麻は生育が速く収量が多いことから農業振興のため活用を模索する地域もあり、北海道では北海道産業用大麻協会(旭川市)が設立されたほか、道庁や道立研究機関、道議会が原料としての利用を検討・研究している。画家出身の吉田真一郎が大麻布の収集や研究に取り組み、2014年にエイベックスなどと協力して大麻布製品のブランド「麻世妙(majotae)」を立ち上げた。国の認可を受けて栽培した大麻からの国産繊維の製造も進めている[27]。伊勢神宮のある三重県伊勢市では、大麻を加工して神事に用いる道具を作ろうと、皇學館大学三重県神社庁らでつくる伊勢麻振興協会が、大麻の栽培を申請し[9]、2018年に免許が交付されている[28]

一方、大麻の産業利用に反対する地域ある。鳥取県では、許可を得て産業用大麻を栽培・加工していた会社の代表者が、大麻取締法違反容疑で逮捕された。この事件を受け、鳥取県は県条例を改正し、大麻草の栽培を全面的に禁止している[29]

日本の苧麻

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福井県の遺跡からは縄文初期の苧麻(ラミー)が発見されている。弥生時代の遺跡の出土品からは、現在でも再現が難しい高度な織物が作られていたことが知られている。万葉集日本書紀にも多くの歌や記証があり、正倉院に収蔵されている当時の衣料品をみても、皇族から庶民に至るまで広い階層に使用されていたことがわかっている[30]

室町時代に越後(新潟)に越後青苧座(あおそざ)が組織され青苧の販売が独占され、後に会津(福島)での生産が盛んになり、東北地方は苧麻の生産が盛んとなった[5]。江戸時代には、羽州(現・山形、秋田)の苧麻の米沢苧が上質とされ、奈良晒、越後縮に使われた[31]

現代において、本州では唯一、福島県の昭和村にて栽培され、からむし織が製造されるとともに[1]、ユネスコ無形文化遺産・国重要無形文化財小千谷縮越後上布の原料となっている。

沖縄県宮古島市宮古島では、苧麻の栽培から、国の選定保存技術に選定された手績み等を経て、国の重要無形文化財である宮古上布の織布までの行程が一貫して行われている[32][33][34]

精麻

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長野・野沢温泉の麻釜全景。この地では古くは、麻を熱い源泉にひたし、その後、皮をむいた[35]。
長野・野沢温泉の麻釜全景。この地では古くは、麻を熱い源泉にひたし、その後、皮をむいた[35]
麻の茎の繊維
麻の茎の繊維

刈り取られた麻は、その午後には麻釜に2-3分浸し湯かけをする[2]。それから屋内で3-4日干して乾燥される[2]

皮をはぎ繊維と芯を分けるが、芯は麻幹(おがら)となる。麻の繊維を皮ひき機でひく[2]。精麻となるが、新聞の文字が透けて見えるくらいの薄さのものが上質である[11]。精麻をさらに細く裂いて紡ぐと麻の糸となる[11]

ヘンプと嗜好物との関係

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栽培中の繊維用ヘンプは外見、匂いともに大麻と似るが麻薬成分のテトラヒドロカンナビノールはほとんど含まれていない。アメリカでは2010年代にヘンプの栽培が州単位で解禁され始めたが、勘違いした大麻愛好者が畑のヘンプを盗むケースが続出。栽培者が苦慮する事態となった[36]

日本では、ヘンプの栽培は許可制だが、新規で栽培許可をとるのは難しい。そのため、ヘンプから精製されるカンナビジオール(CBD)は全て輸入に頼っている[37]。国内で流通しているCBDは、テトラヒドロカンナビノールは検出されず、CBD入り健康食品メーカーは、第三者機関で検査を受けた品質が確かなCBDを使い、嗜好品に加工して販売している。

脚注

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  1. ^ a b c d e f g なつそひく―麻 せんぐう館 平成28年度企画展示”. せんぐう館. 2025年10月20日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h i 松田恭子「今から始める大麻栽培 無毒大麻を産業に活かす」『農業経営者』2012年9月号、2012年8月10日、19-28頁。 
  3. ^ a b c 石塚尊俊「大麻」『日本大百科全書14』小学館、1987年。ISBN 4095260149 
  4. ^ a b 中村 幸彦『角川古語大辞典 第1巻 あーか』KADOKAWA、1982年。ISBN 404011910X 
  5. ^ a b c 吉田真一郎「近世日本麻布考」『日本の自然布』平凡社、2003年、57-81頁。ISBN 4-582-94461-2 
  6. ^ 松田知子、遠藤時子、村田陽子「宮城県の麻について」『民俗服飾研究論集』第11号、1997年、33-38頁。 
  7. ^ 村田陽子「岐阜県の麻について」『民俗服飾研究論集』第14号、2000年、21-33頁。 
  8. ^ a b c d 大澤忍「麻紙に就て」『和紙研究』第2号、1939年、46-72頁。 
  9. ^ a b 逆風吹く中、大麻栽培に皇學館大学と三重の神社界が本腰 伊勢麻振興協会”. 伊勢志摩経済新聞 (2016年11月2日). 2025年10月20日閲覧。
  10. ^ a b c 和幣」『神道大辞典 第三巻』平凡社、1941年、73頁https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1913359/48 
  11. ^ a b c d 工藤雄一郎、国立歴史民俗博物館『ここまでわかった! 縄文人の植物利用 (歴博フォーラム)』新泉社、2013年、166、182-184頁。ISBN 978-4787713179 
  12. ^ 大麻草でつながる伊勢と白川郷 神事と茅葺き 栽培連携”. 朝日新聞 (2019年11月5日). 2021年1月28日閲覧。
  13. ^ 管粥神事”. 飛騨乗鞍観光協会 (2025年1月15日). 2025年10月20日閲覧。
  14. ^ 舞鶴市・雨引神社の「城屋の揚松明」~夏の夜空を焦がす京都の火祭り~”. もうひとつの京都 - KYOTO SIDE(キョウトサイド). 京都府 (2024年8月11日). 2025年10月20日閲覧。
  15. ^ 麻と日本工業規格(JIS)”. 麻の基本知識. 日本麻紡績協会. 2025年10月20日閲覧。
  16. ^ a b 工藤雄一郎、一木絵理「縄文時代のアサ出土例集成」『国立歴史民俗博物館研究報告』第187巻、2014年7月、425-440頁、NAID 120005689994 
  17. ^ 工藤雄一郎、国立歴史民俗博物館『さらにわかった! 縄文人の植物利用』新泉社、2017年3月、186-193頁。ISBN 978-4-7877-1702-3 
  18. ^ 吉田真一郎「日本の自然布」『日本の自然布』平凡社、2003年、129-135頁。ISBN 4-582-94461-2 
  19. ^ a b c 『週刊日本の神社 No67 忌部神社 大麻比古神社』デアゴスティーニ・ジャパン、2015年5月28日。 
  20. ^ a b c d 東吾妻郡教育委員会 (2014年1月16日). “【群馬県】古代より綿々と伝えられてきた伝統技術〜岩島麻保存会〜”. 地元びいき. 2017年10月1日閲覧。
  21. ^ 『朝日新聞』朝刊群馬全県2地方2009年9月17日の記載
  22. ^ 鬼無里のこと 麻の一大産地だった鬼無里”. 信州鬼無里の観光情報/長野市鬼無里観光振興会公式サイト. 2025年10月20日閲覧。
  23. ^ 理科研究会 『小学理科詳解 高等第1学年』1909年(昭和42年)、58-60頁。
  24. ^ 松村任三,斎田功太郎 著 『中等植物教科書』1897年(明治30年)、91-93頁。
  25. ^ 浜幸次郎,稲葉彦六 著 『新理科教科書 教員用2巻』1901年(明治34年)、82頁。
  26. ^ 大麻(おおあさ)” (PDF). 広報しらぬか. 白糠町. 2015年1月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年3月24日閲覧。 “広報しらぬか2015年1月号から”
  27. ^ 消えた大麻布 よりを戻す 日本古来の麻を我流で研究、国内産の復活に挑む 吉田真一郎”. 日本経済新聞 (2016年8月12日). 2025年10月20日閲覧。
  28. ^ 神事用大麻栽培の免許交付 三重、神社関係者ら申請”. 日本経済新聞 (2018年4月5日). 2025年10月20日閲覧。
  29. ^ 【衝撃事件の核心】「大麻で町おこし」は大ウソ!?裏切られた鳥取県は「栽培全面禁止」…産業用の生産現場に広がる波紋”. 産経新聞. p. 2 (2016年12月29日). 2025年10月20日閲覧。
  30. ^ ラミー(苧麻)について”. 日本麻紡績協会. 2025年10月20日閲覧。
  31. ^ 吉田真一郎「晒布産地にみる苧麻糸と大麻糸の使い分け」『はた』第16巻、2009年3月31日、88-97頁、NAID 110007088011 
  32. ^ 苧麻糸手績み - 文化遺産オンライン文化庁
  33. ^ 宮古上布とは”. 宮古織物事業協同組合. 2025年10月20日閲覧。
  34. ^ 【国選定:選定保存技術】苧麻糸手績み”. 宮古島市の文化財. 宮古島市. 2025年10月20日閲覧。
  35. ^ 観光スポット 北信州野沢温泉観光協会
  36. ^ 「大麻とは違う」ヘンプの栽培農家、飽和市場や泥棒に苦戦”. AFPBB News (2020年10月18日). 2025年10月20日閲覧。
  37. ^ 「スイスの純度」で人気のCBDオイルが日本上陸を検討中。Cibdolに訊く注目の大麻由来健康成分の選び方”. AMP[アンプ] (2020年7月29日). 2025年10月20日閲覧。