エラストマー

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エラストマー(elastomer)とは、英語の「elastic(弾性がある、伸縮性がある、引き伸ばされても元に戻る)」と「polymer(重合体)」を組み合わせた造語であり、すなわち、弾性を持った高分子の総称のことである。例えばゴムがこれに当たる。

熱硬化性エラストマー[編集]

熱硬化性エラストマー(thermosetting elastomer)とは、ある一定の温度範囲において、熱を加えても軟化することの無い、比較的耐熱性の高いタイプのエラストマーのこと。一般に「ゴム」と呼ばれるのはこのタイプである。

加硫ゴム[編集]

原材料に加硫剤を混錬した後に、加熱することで得られるもので、狭義のゴムがこれに当たる。

  • 天然ゴム
  • 合成ゴム

熱硬化性樹脂系エラストマー[編集]

などがある。

熱可塑性エラストマー[編集]

熱可塑性エラストマー(thermoplastic elastomer)とは、熱を加えると軟化して流動性を示し、冷却すればゴム状に戻る性質を持ったエラストマーのこと。その性質から、材料を加熱して射出成形するによって迅速に成型加工を行なえる利点がある。反面、熱によって容易に変形するため、耐熱性を要する用途には適さない。なお、Thermoplastic Elastomerを、TPETPRと略記することもある。

などがある。

関連項目[編集]