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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
基本的な袖の構造。

(そで)は、衣服の部分名称であり、状になっていてを通す部分である。スリーヴ英語: sleeve)、マンシュフランス語: manche)。

ほとんどは身頃と別に裁断縫製し、できた後で身頃のに袖付(そでつけ)される。ただし、ドルマン・スリーヴなど、身頃から布地が続いているものも希にある。

袖のない衣服は、腕が露出するノースリーブか、マントのように上半身全体を外側から覆う衣服である。

袖の長さ

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長袖
手首までの長さ。正装は原則として長袖である。
七分袖、スリークォーターズ・スリーヴ
が隠れる程度の長さ。
半袖、五分袖
肘が隠れない程度の長さ。耐暑・運動・作業用のものが多い。
スリーヴレス、ノースリーヴ
袖がなく、腕が露出する。

部分名称

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和洋共通

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袖口
が出る開口部。
袖口布
補強・装飾のために袖口に縫い付ける別布。
袖刳(そでぐり)、アームホール
袖を縫いつける、身頃の孔。
袖下
袖の下端のライン。

和装のみ

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(たもと)
袖の下端・外側端の角。
袖口下
袖口の下端から袂まで。
八口(やつくち)
の下の孔。袖側の孔が振八口、身頃側の孔が身八口。

和洋で意味が異なる名称

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袖山
洋装 - 袖の型紙または裁断済パーツにおいて、肩にあたる山なりになった部分。
和装 - 袖の上端のライン。
袖丈
洋装 - 肩先(腕の付け根)から袖口までの長さ。
和装 - 袖の上端から下端(袂側)までの高さ。

袖の種類の例

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洋装

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和装

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和装では、袖の名称が、上衣全体の名称となったものが多い。

比喩的用法

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関連項目

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