雷公計島

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雷公計島
座標 北緯48度17分30秒
東経153度14分30秒
面積 4.6[1][注釈 1] km²
最高標高 551[1][2][3] m
最高峰 ライコケ山
所属国・地域 帰属未定
実効支配:ロシア)
地図 千島列島における位置
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雷公計島ライコケ島、らいこけとう)は千島列島の中部にある島。ロシア名はライコケ島 (о.Райкоке)、英語表記はRaikoke

島の名前の由来は、アイヌ語の「ライ・コツ・ケ」で「地獄・穴(又は噴火口)・所」、「地獄穴の所」の意とする説がある。元禄御国絵図には「らつこあき」とあり、これについては「ラッコ・アク」で「猟虎・射る所」、「猟虎を射る所」の意とする説がある。

地理[編集]

松輪島の北方、松輪海峡を挟んだ約 18 キロメートルに位置する、長径約 2.5 キロメートル、短径約 2 キロメートルのやや楕円形をした火山島である。

全島で雷古計山(らいこけざん、海抜 551 メートル、ロシア名:ライコケ山)を形成しており、岸辺は断崖が続いている。

  • 1778年の噴火では、山頂部分三分の一が破壊されるほどの規模だったとされ、これがきっかけとなり、その 2 年後には初めての千島列島の火山調査が実施されることとなった[2]
  • 1924年の噴火は、クレーターの深さや島自体の輪郭が変わる規模であったとされる[2]

千島列島に五つある、トドの集団繁殖地の一つに数えられる。また、フルマカモメの千島列島中最大の営巣地の一つでもある。

歴史[編集]

日本の行政区分では北海道根室振興局管内の新知郡に属した。

現在はロシア連邦が実効支配しているものの、日本政府は国際法上、帰属未定地であるとしている。

関連項目[編集]

参考文献[編集]

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  1. ^ a b International Kuril Island Project(IKIP、国際千島調査、英文)”. University of Washington Fish Collection or the respective authors. 2009年7月28日閲覧。
  2. ^ a b c Global Volcanism Program (Raikoke)”. 米国立自然史博物館(英文). 2009年7月29日閲覧。
  3. ^ 北海道新聞社編 『千島縦断』、1994年 140 頁
  4. ^ 法令全書第11冊(明治9年) 近代デジタルライブラリー 国立国会図書館

注釈[編集]

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  1. ^ 北海道新聞社 (1994) 140 頁では 4.3 平方キロメートル

外部リンク[編集]